ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- エスティ ローダー カンパニーズ（NYSE：EL）（ELC）は本日、25年近く在籍した北米グループ・プレジデントのクリス・グッドが2022年6月30日付けで退職することを決定したと発表しました。グッドの後任は間もなく発表される予定ですが、グッドは後任と緊密に連携し、スムーズに上手く移行できるよう支援します。
ファブリツィオ・フレダ社長兼最高経営責任者（CEO）は、次のように述べています。「グッドはELCで深く賞賛され、世界中の美容業界で認められている先見性のある世界的リーダーです。豊富な国際経験を持つグッドのリーダーシップの機敏さと、世界中の多様な市場や消費者に対する深い洞察力は、当社の事業に計り知れない影響を与えてきました。卓越したビジネス感覚、高業績チームを構築する能力、そして新興市場と既存市場の両方で国際的に大きな成果を上げてきた実績で知られるグッドは、優れた取り組みを実証してきました。」
グッドは過去5年間にわたって、非常に複雑で競争が激しく進化の早いプレステージ・ビューティーの舞台であるELCの北米事業を率いてきました。グッドは北米の軸となる小売店と組織の変革を監督し、成長と業務効率を促進するための重要な能力を確立しました。
さらに、さまざまなブランド、消費者、チャネルにわたって新たな細かい機会を引き出すために、データ分析と洞察を高めました。チャネル戦略におけるグッドの専門知識は、オンライン事業を加速させ、北米地域の小売店との関係を強化しました。高業績店舗やマルチブランド専門店を優先することで実店舗を最適化し、最新化されたオムニチャネル・エクスペリエンスを通じて、独立店舗や新興チャネルでブランド構築に向けた流通を促進しました。
グッドは北米で数々の逆風を乗り越えながら、ダイナミックな環境下で回復を加速させるために、敏捷性と回復力をもって方向転換し、事業を運営しながら着実に変革してきました。この1年半の間、COVID-19パンデミックの複雑な状況や、より広範なマクロおよび社会の問題の中で、グッドは経営陣と協力し、当社の価値観とELC社員の幸福を念頭に置きながら北米地域を導いてきました。
グッドの安定したリーダーシップの下、北米事業は2021年度に成長を取り戻し、その勢いは2022年度の第1四半期にも続いています。北米では新年度を迎えるに当たって、すべての分野で売上高が増加し、純売上高が大きく伸びました。グッドと経営陣は、北米における長期的かつ持続可能な回復と成長に向けた健全な基盤を築いてきました。
グッドは1987年、英国およびアイルランドのクリニーク・マーケティングでELCに入社しました。その後、グッドは一旦当社を離れ、欧州、北米、アジア太平洋のユニリーバで上級マーケティング幹部職やゼネラルマネジメントの役割を務めた後、2000年にクリニークのアジア太平洋ゼネラルマネジャー兼地域バイスプレジデントとして当社に復帰し、設立したばかりの中国と日本の関連会社を成長に導きました。2005年には、設立したばかりのロシアの関連会社のゼネラルマネジャーに就任し、2008年には中東欧、中東、インド、アフリカ担当のシニアバイスプレジデントに就任しました。
2012年には英国・アイルランドのマネジングディレクターに任命されました。その間、従来の百貨店モデルから多角的なオムニチャネル事業へと当社を先駆的に進化させることに貢献し、電子／モバイル商取引やマルチブランド専門店といったブランド構築チャネルを主導しました。2014年には英国・アイルランド事業プレジデントに昇格し、在任中は売上高が一貫して2桁の複合年間平均成長率を達成し、オンラインの純売上高は3倍になりました。
ウィリアム・P・ローダー執行会長は、次のように述べています。「グッドが当社の事業に多大な貢献をしたこと、そして限界を押し広げ、予想外の発明をし、ELCとその先に最高のものをもたらすためにグッドが示した決意と献身に感謝しています。グッドは当社の価値観を支持し、現場でもチームの傍らでも当社の文化を体現し、協力と創造性を絶えず促進してきました。世界中のELCファミリーや業界全体で、グッドは強固な関係を築いてきました。その温かい性格やダイナミックなリーダーシップ、そして小売業に関する深い専門知識は大変惜しまれます。当社とローダー家を代表し、私はグッドがふさわしい引退をし、幸福が訪れることを願っています。」
エスティ ローダー カンパニーズについて
エスティ ローダー カンパニーズは、高品質のスキンケア、メークアップ、フレグランス、ヘアケア製品を製造・販売する世界的リーダー企業の1つです。当社の製品は約150の国と地域で販売され、そのブランドには、エスティ ローダー、アラミス、クリニーク、ラボ シリーズ、オリジンズ、トミー ヒルフィガー、M・A・C、ラ・メール、ボビイ ブラウン、ダナ キャラン ニューヨーク、DKNY、アヴェダ、ジョー マローン ロンドン、バンブル アンド バンブル、マイケル コース、ダルファン パリ、トム フォード ビューティ、スマッシュボックス、エルメネジルド ゼニア、エアリン、ルラボ、エディション・ドゥ・パルファン・フレデリック・マル、グラムグロウ、キリアン パリ、トゥー フェイスド、ドクタージャルト、およびジ・オーディナリーとNIODを含むDECIEM傘下ブランドがあります。
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