統合LNGプロジェクトにおける過去最大のスポンサー主導の持分取得
ワシントン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 世界的なエネルギーおよびインフラストラクチャー部門の主要な機関投資家であるEIGは本日、オリジン・エナジー(「オリジン」)からオーストラリア・パシフィックLNG(「APLNG」または「プロジェクト」)の持分10%を15億9200万ドルの株式購入価格で取得する正式契約を締結したと発表しました。
この革新的な契約は、史上初の運営統合LNGプロジェクトにおけるプライベート・エクイティ・スポンサーによる持分取得を表しています。
資産概要と戦略的根拠
確立された液化施設を備えたティア1の統合LNGプロジェクトであるAPLNGは、液化能力においてオーストラリア東海岸で最大のLNGプロジェクトであり、アジアへのLNGおよびオーストラリア国内市場へのガスの主要サプライヤーです。クイーンズランド州グラッドストーンに位置するプロジェクトは、その公称能力9.0Mtpaを一貫して達成した実績を持ち、長寿命の埋蔵量を提供する多産なスラット盆地およびボーエン盆地に広がる主要な鉱区を有しています。プロジェクトは世界的に競争力のある損益分岐点コストで運営されており、アジア太平洋地域で増大するLNG需要を満たすための好位置にあります。
プロジェクトは、コノコフィリップス(川下事業者)とオリジン・エナジー(川上事業者)が運営し、シノペックと関西電力という2社の投資適格取引先と長年にわたるLNG契約を維持しています。
過去15年にわたり、EIGは6カ国の9つの個別のLNGプロジェクトに投資をしてきました。今回の取得は、高品質のLNG資産のエクスポージャーを獲得する戦略の継続を表しています。この取得はまた、オーストラリアにおけるEIGの投資プレゼンスをさらに拡大するものであり、EIGに世界のLNGにおける未来の成長に向けた基盤を提供します。
EIGの会長兼最高経営責任者(CEO)のR・ブレア・トーマスは、次のように述べています。「これは、資産、パートナー、そしてエネルギー移行の重要な成功要因としてのLNGの重要性に対する当社の強い信頼を反映する画期的な取引です。この取引は、EIGの世界のLNGにおける豊富な経験を活用して、投資家の皆さまに魅力的で安定したキャッシュフローの流れを提供します。」
主要な取引詳細
取引の一環として、EIGはAPLNGの取締役1名を指名する権利を手に入れ、株主としての通常の権利と保護を保持することになります。
取引は、オーストラリア外国投資審査委員会の承認を受けており、コノコフィリップスとシノペックによる先買権の放棄を条件とし、その他の慣例的な完了条件に従います。
モルガン・スタンレーがこの取引に関連してEIGの財務顧問を務め、アレンズ・リンクレーターズおよびレイサム・アンド・ワトキンスが法律顧問を務めました。
EIGについて
EIGは、世界のエネルギーおよびインフラストラクチャー・セクターを対象とする有数の機関投資家であり、2021年6月30日現在で225億ドルを運用しています。EIGは、エネルギーおよびエネルギー関連インフラに対する世界的規模のプライベート投資を専門としています。39年の歴史の中で、EIGは380億ドルを超える資金をエネルギー・セクターに投資してきました。投資対象は6大陸38カ国373件以上のプロジェクトや企業にわたっています。EIGのクライアントには、米国、アジア、欧州の多数の主要年金基金、保険会社、信託基金、財団、政府系ファンドが含まれます。EIGはワシントンDCに本社を置き、ヒューストン、ロンドン、シドニー、リオデジャネイロ、香港、ソウルにオフィスを有しています。詳細情報については、EIGのウェブサイト(www.eigpartners.com)をご覧ください。
原文はbusinesswire.comでご覧ください:https://www.businesswire.com/news/home/20211024005041/en/
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