新しいハイブリッドクラウドソリューションはデジタル変革を促進し、コスト・拡張性・俊敏性・スピードの面で運用を最適化
米カリフォルニア州サンノゼ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- グローバルなクラウド主導データ中心ソフトウエア企業のネットアップ(NASDAQ:NTAP)は本日、INSIGHT 2021において、諸組織がそのITインフラの最新化とデジタル変革の加速ができるよう支援するため、当社のハイブリッドクラウドのポートフォリオを対象に、新たな機能を追加し、強化したと発表しました。ネットアップのハイブリッドクラウドソリューションは、オンプレミスとクラウドでデータサービスを利用・運用するためのセキュアな方法を新たに提供し、企業のお客さまが必要な時に必要な場所でデータを機能できるようにします。
ネットアップは世界最大のパブリッククラウドとネイティブに統合できる唯一のソリューションプロバイダーであり、当社の業界有数のONTAP®ソフトウエアはハイブリッドクラウドの基盤としての役割を果たし続けています。ネットアップはONTAPの最新リリースにおいて、ランサムウエアに対する保護機能の強化、データ管理機能の拡張、NVMe/TCPのサポートによる性能の向上を実現しています。また当社は、ハイブリッドクラウドの管理を簡素化するためのNetApp Cloud Managerの新しいデジタルウオレット機能、データサービスの強化、コスト管理を改善するためのより柔軟な消費オプションに加え、新しいプロフェッショナルサービスも発表することで、お客さまがオンプレミスやハイブリッドクラウドのリソースの価値を最大限に引き出せるよう支えます。
ネットアップのハイブリッドクラウドグループ担当エグゼクティブバイスプレジデントのブラッド・アンダーソンは、次のように述べています。「クラウドへの移行が約束する利点は大きいかもしれませんが、多くのIT部門は依然として、データ移行の複雑さやコストの管理、ランサムウエアからの保護、極めて重要なアプリケーションにおける確実なパフォーマンスの確保など、オンプレミスの課題を克服するために取り組んでいます。ネットアップは、ハイブリッドクラウドの専門企業として、企業がデジタル変革の取り組みを前進させ、戦略の策定中であれ、大規模な移行を実行中であれ、予算内でより迅速にビジネス成果を出せるように支援できます。」
IDCのインフラシステムグループのリサーチバイスプレジデントを務めるエリック・バーグナー氏は、次のように述べています。「IDCの調査によると、企業ITのお客さまの約70%が、今後2年間で次世代ワークロードをサポートするためにストレージインフラの最新化を計画しています。しかし、運用面での優位性の鍵となるのは、従来のオンプレミス環境とクラウド環境におけるワークロードの配置を最適化することにあるでしょう。ハイブリッドクラウドソリューションの提供において長年にわたり革新と専門知識を積み重ねてきた業界リーダー企業であるネットアップは、企業がハイブリッドクラウドモデルに移行して、ビジネス価値を高める極めて重要なデータサービスとワークロード機能を提供するために必要な拡張性と柔軟性を実現する上で、独自の立場にあります。」
アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワン・チームの最高経営責任者(CEO)兼チーム代表であるオトマー・サフナウアー氏は、次のように述べています。「フォーミュラワンレースは常に、競争優位性を見いだすことをめぐるものでした。アストンマーティン・コグニザントがF1™グリッドに戻ってきた今年、私たちはポールポジションを目指す中、コース上とコース外の両方でパフォーマンスを最大化するために、データ中心の野心的な戦略を取り入れています。ネットアップと提携して当チームのデータファブリックを構築し、世界クラスのハイブリッドクラウドソリューションでオペレーションを標準化することで、車両やコンポーネントのパフォーマンスに関するリアルタイムデータの取得から、工場やエンジニアリングのオペレーションの効率化まで、当チームが行うすべてのことを絶えざる改善に重点を置いたものとし、チームを前進させることがしっかりできるように取り組んでいます。」
ネットアップのポートフォリオについて本日発表した最新の革新成果は下記の通りです。
ONTAPデータ管理ソフトウエアの機能強化:ONTAPの最新リリースにより、企業はランサムウエアの攻撃に対して、機械学習に基づいて、統合された先制的検知とデータリカバリーの高速化により、自律的に保護できます。また、この最新リリースでは、NVMe/TCPのサポート、オブジェクトストレージ機能の拡張、管理の簡素化により、SANワークロードおよび最新ワークロードにエンタープライズグレードのパフォーマンスを提供します。さらに、この最新ONTAPリリースは、ビジネスに不可欠なワークロード向けの次世代高回復力オールフラッシュシステムで近日発売のNetApp AFF A900を強化するものとなります。
データサービスの強化:NetApp Cloud Managerで提供する新しいデジタルウオレット機能により、お客さまはモバイル性が向上し、ハイブリッドクラウド上のデータサービスライセンスの使用状況をより明確に把握できるという利点を得ることができます。その他のアップデートとしては、NetApp Cloud BackupとCloud Data Senseサービスの強化、お客さまがすぐ使用できる新テンプレートによるCloud Volumes ONTAPの導入を簡素化、Active IQの完全な組み込み、NetApp Cloud InsightsおよびONTAPソフトウエアとのより深い統合によるクバネティス・ワークロードのサポートが含まれます。
より柔軟な消費オプション:NetApp Keystone Flex Subscriptionは、クラウドをネイティブに統合したオンプレミス型のストレージ・アズ・ア・サービスで、お客さまからの支持を集めています。このサービスは現在、4大陸でサポートしており、提供開始からわずか1年足らずで、ペタバイトの容量を擁しています。ネットアップは、Cloud Volumes ONTAPの新しいフリーミアムサービス層を提供しています。これは、500GB以下のストレージを必要とするワークロード向けに、クラウドでONTAPを使用するためのフル機能の永久ライセンスをお客さまが利用できるようにするものです。この消費の柔軟性により、諸組織はクバネティス・クラスターなどの小規模なワークロードにエンタープライズグレードのデータサービスを初期費用なしで自由に使用することができます。企業は、ワークロードが成熟して規模が大きくなった時にサブスクリプションに変更するだけで済みます。
インサイトのクラウド&データセンタートランスフォーメーション担当バーチャルプラクティスディレクターのケント・クリステンセン氏は、次のように述べています。「クラウド・インフラストラクチャとサービスを専門とする大手ITコンサルティング企業である当社のお客様は、オンプレミス環境でクラウドのような消費モデルを活用することで、CAPEX支出を削減するために当社と協力するケースが増えています。NetApp Keystoneは、当社が企業のために真に柔軟な消費モデルを提供する上で役立っており、これはハイブリッドクラウドのデータファブリック全体でビジネスに不可欠なデータサービスを提供するためのプラットフォームとして機能します。」
より利用しやすいハイブリッドクラウドの専門知識:またネットアップは、新しいサポートサービスとプロフェッショナルサービスを発表し、ハイブリッドクラウドへの移行時に専門家を利用して段階的な指導をさらに容易に受けられるようにしました。SupportEdge Advisor for Cloudにより、ネットアップは当社のデータセンター・サポートモデルをクラウドサービスに拡大し、研修を受けた専門家を迅速かつ直接的に利用できるようにします。また、ハイブリッドクラウドへの移行時にオンデマンドで継続的なサポートを必要とするお客さまには、NetApp Flexible Professional Services(FlexPS)を提供しています。この新しいサブスクリプションベースのサービスにより、諸組織はデータファブリック戦略の設計と構築、ソリューションの導入、ハイブリッドクラウドの最適化に必要な専門家の支援を予測可能なコストで受けることができ、調達の遅れを防ぐことができます。
その他の資料
プレスリリース: ネットアップがINSIGHT 2021 Digitalで業界でも有力なパブリッククラウドの深い関係を通じ、顧客のためにデジタル変革を簡素化・促進
INSIGHT 2021 Digital - Meet the Specialists(インサイト2021デジタル - 専門家と会う): NetApp INSIGHT 2021 Digitalが10月20日~22日に開催|NetApp INSIGHT 2021 - Meet the Specialists 2 - NetApp
NetAppハイブリッドクラウドポートフォリオ:https://www.netapp.com/hybrid-cloud/
ネットアップについて
ネットアップはグローバルなクラウド戦略で業界をリードする、Data-Centricなソフトウエア企業です。デジタルトランスフォーメーションが加速する時代において、データを活用してビジネスをリードする企業や組織を支援します。クラウドでの開発、クラウドへの移行、オンプレミスでの独自のクラウドレベルの環境構築など、データセンターからクラウドまでのアプリケーションを最適な状態で実行できるシステム、ソフトウエア、クラウド サービスを提供しています。ネットアップは、多様な環境にわたって機能するソリューションを通じて、企業や組織が独自のデータファブリックを構築し、いつでもどこでも、必要なデータ、サービス、アプリケーションを適切なユーザに安全に提供できるようにしています。詳細については、www.netapp.comをご覧ください。また、Twitter、LinkedIn、Facebook、Instagramでネットアップをフォローしてください。
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