豪メルボルン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ティトミック・リミテッド(ASX:TTT)は、2021年7月9日の営業終了時をもって、完全所有子会社のティトミックUSAが、2021年4月22日に前もって設定された条件によりTri-Dダイナミクス(「Tri-D」)の事業の買収を完了したことを発表いたします。Tri-D買収は、付加製造の世界的なソリューションのリーダーとなるためのティトミックの戦略における新たな節目となります。
Tri-Dは、シリコンバレーを拠点とし、21世紀の経済のためにスマートパイプ・インフラストラクチャーを開発している設計・製造企業です。Tri-Dは、電子機器を金属構造に直接埋め込んでデジタル接続されたテクノロジーを装備することにより、インフラストラクチャーの性能向上と電化を目指しています。Tri-Dが開発したスマートパイプ製品は独自の革新的ソリューションであり、実施許諾を得たTKFプロセスと組み合わせて、完全に商品化されることになります。
Tri-Dの創業者のディーパック・アティヤム、アレックス・フィンチ、ジェシー・ラングは、コールド・スプレー、複合材料、ロケット・エンジン設計を含むさまざまなスキルを備えた経験豊富なイノベーターであり、ティトミックの業界をリードするコールド・スプレー付加製造(CSAM)テクノロジーの商業化計画を補完します。アティヤム、フィンチ、ラングは、主要な社員としてティトミックUSAに加わり、防衛、航空宇宙や、石油・ガス産業におけるティトミックのイニシアチブに焦点を当てます。
ティトミックUSAは、クリーン・テクノロジー、石油・ガス、測量といった広範な産業におけるTri-Dの既存の製品ポートフォリオおよび契約の恩恵を受けます。さらに、北米の現場にティトミックの商業・技術スタッフを持つことでティトミックの現地での存在感が加速し、同地域におけるサービス提供および製品ポートフォリオが拡大することが期待されます。
ティトミックのハーバート・コエック最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。
「アティヤム、フィンチ、ラングをティトミックのチームに迎えることを非常にうれしく思います。Tri-D事業の買収は、当社の防衛および航空宇宙産業における米国戦略の重要な一部であり、これらの産業では、クラス最高のCSAMテクノロジーを備えた、市場に直ちに導入できる当社のソリューションが提供するコストとパフォーマンスの利点が強く必要とされています。Tri-Dのチームはシリコンバレーの革新と原動力をもたらし、当社の成長戦略に合致した斬新で画期的な応用を開発していきます。」
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