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アンバレラが2つの新ファミリーでセキュリティーAIビジョンSoCポートフォリオを拡大、高度なAI機能を搭載した4Kマルチイメジャーカメラ向けに解像度を32MP30に倍増



CV5SおよびCV52Sの新ファミリーは、4Kエンコーディング、高度なAI性能、超低消費電力という業界有数の組み合わせを実現

米カリフォルニア州サンタクララ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- AI​ビジョン・シリコン企業のアンバレラ (NASDAQ: AMBA)は本日、CV5SおよびCV52Sの新しいセキュリティーファミリーにより、当社のAIビジョンSoCポートフォリオを拡大したと発表しました。CVflow®アーキテクチャーと先進的な5nmプロセス技術を基盤とする新しいSoCは、単一の低電力設計で4Kエンコーディングと高度なAI処理を同時にサポートしており、業界有数のワット当たりエッジAI SoC性能を実現しています。CV5Sファミリーは、屋外の都市環境や大型の建物など、広い範囲と長い距離にわたって360度をカバーするマルチセンサーを必要とするセキュリティーカメラアプリケーションに最適です。CV52Sファミリーは、高度なAI性能を備えたシングルセンサーのセキュリティーカメラ向けに設計されており、ITSの交通カメラなど、顔やナンバープレートを含むシーン内の個人や物体を長距離にわたってより明確に識別する必要があるカメラで使用できます。




ヨール・デベロップメントのコンピューティング部門の技術&市場担当上級アナリストであるジョン・ローレンツ氏は、次のように説明しています。「セキュリティーシステムの設計者はAI機能について、解像度、チャンネル数、高速性、ユビキタス性の向上を望んでいます。アンバレラの最新のセキュリティー用AIビジョンSoCであるCV5SとCV52Sは、セキュリティーIC分野の需要拡大に応えるための競争力あるソリューションです。この分野は当社の予測によれば、2025年までに40億ドルを超え、その3分の2はAI機能を搭載したチップになります。」(1)


新しいCV5S SoCファミリーは、マルチイメージャーカメラの設計をサポートしており、最大8MPすなわち4K解像度の4つのイメージャーチャンネルをそれぞれ毎秒30フレーム(fps)で同時に処理し、エンコーディングすると同時に、各4Kイメージャーで高度なAIを実行します。これらのSoCは、アンバレラの先行世代と比較して、エンコーディングの解像度とメモリーの帯域幅を倍増しながら、消費電力を30%削減します。


新しいCV52S SoCファミリーは、シングルセンサーのセキュリティーカメラに狙いを定めており、60fpsで4K解像度をサポートし、先行世代と比較して、4倍のAIコンピュータビジョン性能、2倍のCPU性能、50%増のメモリー帯域幅を提供します。このニューラルネットワーク(NN)性能の向上により、より多くのAI処理をクラウドではなくエッジで実行することが可能となります。


アンバレラのマーケティング担当シニアディレクターを務めるジェローム・ジゴは、次のように述べています。「世界のセキュリティー業界では、人や物体の認識向上を達成するために、AIアルゴリズムの能力を向上させながら、より高い4K解像度への移行が急速に進んでおり、さらにはマルチイメージャーによる広い視野と長い距離を実現しています。当社の新しいCV5SおよびCV52SというセキュリティーAIビジョンSoCファミリーはそれぞれ、高性能なエッジAI処理機能を備えた4Kマルチイメージャーまたは高フレームレート4Kシングルイメージャーの設計をサポートしており、画像解像度とAI処理精度の間で妥協する必要のないカメラの開発を実現します。」


セキュリティー以外にも、これらの新しいSoCファミリーが提供する高解像度と高度なAI処理機能を活用できるAIoTアプリケーションが多数あります。例えば、スマートシティーでは、高いエッジAI性能と画像解像度を活用することで、交通管理の改善、事故の検出、自動速度制御、さらには行方不明車や盗難車の迅速な位置確認を実現できます。同様に、スマートリテールの業務では、この解像度と高度なAI機能を利用して、商品配置の管理を改善したり、レジスタッフを調整してリアルタイムの待ち客管理を行ったり、倉庫の商品追跡を強化したり、店舗レベルと企業レベルの両方でより実用的なインテリジェンスを提供したりすることができます。


新しいCV5SおよびCV52Sの両ファミリーの追加機能は下記の通りです。



  • セキュリティーカメラ市場向けに特別開発したロバストなSDK


  • すべてのセキュリティー製品ファミリーに適合するCVflowツール


  • 1MBのL3メモリーを備えたデュアルArm® A76 1.6GHz CPUを搭載。先行世代と比べて性能を2倍に向上させ、カスタマーアプリケーションをより迅速に構築。


  • 優れたHDR、ISO低照度、歪み補正、回転性能により、ISPを強化


  • 撮影したシーンの一部をブロックするプライバシーマスキング機能を内蔵


  • 新しいPCIeおよびUSB 3.2のインターフェースにより、先行世代よりも複雑なマルチチップのセキュリティーシステム設計を実現


  • セキュアブート、OTP、Arm TrustZone技術など、IPカメラのセキュリティーを確保するための強力なサイバーセキュリティーハードウエアを内蔵


  • 複数のビデオ入力を備え、MIPIバーチャルチャンネルを使用して最大14台のカメラをサポート


  • CV5SのSLVS-ECインターフェースにより、システム設計の複雑さを低減


  • LPDDR4x/LPDDR5/LPDDR5x DRAMをサポート


提供について


CV5SおよびCV52Sの両ファミリーは、10月からサンプルを提供できる見込みです。詳細情報については、アンバレラ(https://www.ambarella.com/contact-us/)までお問い合わせください。


アンバレラについて


アンバレラの製品は、映像セキュリティー、先進運転支援システム(ADAS)、電子ミラー、ドライブレコーダー、ドライバー・キャビン監視、自律運転、ロボット・アプリケーションなど、幅広い人間およびコンピューターのビジョン・アプリケーションに使用されています。アンバレラの低電力システムオンチップ(SoC)は、高解像度映像圧縮、先進的画像処理、強力なディープ・ニューラルネットワーク処理を提供し、インテリジェント・カメラが高解像度映像ストリームから価値あるデータを抽出できるようにしています。詳細情報については、www.ambarella.comをご覧ください。


すべてのブランド名、製品名、商標は、各所有者に帰属します。アンバレラは提供する製品やサービス、仕様や価格を予告なく随時変更する権利を有します。© 2021 Ambarella. All rights reserved.


1. 出典: 監視・セキュリティー向けのカメラとコンピューティングに関する報告書、ヨール・デベロップメント、2020年


本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。


Contacts


Media Contact: Eric Lawson, Ambarella, elawson@ambarella.com, (480) 276-9572

Investor Contact: Louis Gerhardy, Ambarella, lgerhardy@ambarella.com, (408) 636-2310

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