- 英国APC、「人とくるまのテクノロジー展2021」で英国電気自動車 サプライチェーン関連投資に3兆6,400億円の資金援助を設けると発表
- 英国電気自動車市場の持続可能なサプライチェーンへの投資促進、 大規模化に向けた専門資金となる
LONDON--(BUSINESS WIRE)--英国政府が支援する英国先端推進システム技術センター(APC)の調査報告の中で、
「人とくるまのテクノロジー展2021」参加企業は、英国の電気自動車市場において、
今後5年間で最大3兆6,400億円(240億ポンド)に上る資金を得るチャンスがあることを詳細に説明しています。
英国では2030年以降、ガソリン車とディーゼル車の新車販売が段階的に廃止される予定です。自動車セクターのCO2排出ネットゼロへの移行に向けて資金、技術支援、知見を提供するAPCは、この新たな産業革命は世界の自動車市場を成長させるものになると指摘しています。
「乗用車の電動化における戦略的機会」報告書の中では12の関連サプライチェーン分野における潜在的機会が紹介されており、5月26~28日に横浜で開催される有数の自動車技術イベントである「人とくるまのテクノロジー展2021」の主要な焦点となるでしょう。
コロナウイルスパンデミック(世界的流行)のため本年の展示会はオンライン開催と
なりますが、APCは英国ビジネス・エネルギー・産業戦略省と共同で英国パビリオンを
主催する予定です。APCが進める自動車変革基金(ATF)を通して、英国自動車サプライ
チェーンへの投資や英国進出をご検討の企業がどのような支援を受けられるのかをご紹介します。
自動車変革基金(ATF)は、APC、英国ビジネス・エネルギー・産業戦略省、英国国際通商省、そしてイノベートUK(Innovate UK)の協力のもと、2020年7月に設立された基金であり、ネットゼロ排出への世界的な移行の中心に英国のイノベーションを据えることを目的としています。
ATFは、バッテリー、燃料電池、モーター、ドライブ、パワーエレクトロニクスなどの主要技術分野への投資を支援するとともに、上流サプライチェーンやリサイクル技術に関する
機会の創出に取り組んでいます。
このプログラムでは、英国の低炭素排出車両技術の産業化、および関連するサプライ
チェーンの規模拡大のための実現可能性調査に30億円(2,000万ポンド)以上の支援拠出
を行うなど、すでに重要なプロジェクトに対して資金援助を行っています。
本年の展示会の英国パビリオンでは、英国有数のCO2ネットゼロ技術関連企業が出展し、急成長するグローバルなEV市場において、英国が長期的なビジネスを構築する上で理想的なエコシステムであることをご紹介します。
APC最高責任者のイアン・コンスタンス氏は次のように述べています。
「英国は、2030年までに電気自動車、およびテールパイプ排出ゼロ車へ移行させる目標に沿って、低炭素推進システム技術を加速させていきます。」
「英国先端推進システム技術センター(APC)はこの進化の中心にあります。「人とくるまのテクノロジー展2021」では、既存の英国のサプライチェーンがどのように日本企業の新型バッテリーや燃料電池技術の開発・製造を支援できるのか、そしてどのように欧州市場への効率的な供給体制を確立できるのかをご説明いたします。」
「日本と英国の協力関係には長い歴史があり、これまでにもさまざまな企業が「人とくるまのテクノロジー展」英国パビリオンを通じて、年間最大150万ポンド相当の受注を実現してきました。」
2013年以来、APCは英国の重要な研究開発を導きながら、英国電気自動車サプライチェーンが包括的で持続可能、また競争力のある発展ができるよう支援し続けています。 ATFとAPCについて詳しくは以下をご覧ください。 www.apcuk.co.uk
– 以上 –
詳しくはapcuk.co.ukをご覧ください。もしくは、Twitterでは@theapcuk、LinkedInではAdvanced Propulsion Centre UKをフォローしてください。
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