マベニアとザイリンクスが先進的なオープンRAN大規模MIMOポートフォリオで、オープンRANエコシステムを加速させるために協業
オープンRAN原理を用いて大規模MIMOをエンドツーエンドで統合することに成功
最初の大規模MIMO 64TRX製品を2021年後半に提供できる見込み
米テキサス州リチャードソン & カリフォルニア州サンノゼ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ)-- エンドツーエンドのクラウドネイティブなネットワークソフトウエアを提供する業界唯一の企業であり、通信サービスプロバイダー(CSP)のためのソフトウエアネットワーク変革の促進に取り組むリーダー企業のマベニアと、適応型演算のリーダー企業であるザイリンクス(NASDAQ:XLNX)は本日、オープンRANの導入を実現する統合型4G/5G O-RAN大規模MIMO(mMIMO)ポートフォリオを市場で提供するために協業していると発表しました。最初の共同ソリューションとなるmMIMO 64TRXは、2021年第4四半期に提供できる見込みです。
両社は協力し、オープンRANの原理を用いた第1世代mMIMOソリューションのエンドツーエンドの統合を首尾よく完了させました。インドのバンガロールにあるマベニア・ラボで行われたこの統合は、複数の導入シナリオをカバーし、すべて世界的な大手通信事業者である6社のCSPによって評価されました。マベニアがコアネットワーク、CU、DUを含むmMIMO向けに仮想化RAN(vRAN)のサポート機能を提供し、ザイリンクスがカテゴリーBのO-RAN無線ユニットを提供しました。
マベニアの社長兼最高経営責任者(CEO)を務めるパーディープ・コーリは、次のように述べています。「この統合は、効率的なオープンRAN大規模MIMOソリューションにより、電気通信業界のサプライチェーンの多様化を達成できることを実証しています。これは、人口密度が高くモバイルトラフィックの多い都市部で、mMIMOの導入を実現するためのオープンで相互運用性のあるインターフェースを提供する取り組みにおいて、重要な節目となる成果です。」
ザイリンクスの有線・無線グループのエグゼクティブバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーであるリアム・マッデンは、次のように述べています。「当社はマベニアと共に、オープンRAN技術を早くから支持しており、世界各地での多くの実地試験を通じて、業界標準の策定を積極的に主導してきました。ザイリンクスは、当社の市場有数のワイヤレス無線技術と大規模MIMOの研究開発に投資してきたため、マベニアと協業して、両社の技術と無線システムの専門力を総動員し、市場有数の5G O-RAN大規模MIMO無線ソリューションの導入を加速できることに感激しています。」
世界各地のさまざまな4G/5Gネットワークの開設でリーダーシップを発揮し、成功してきた歴史を持つ両社は、次世代MIMO製品を共同開発しています。これは小型のフォームファクターで最大400MHzの瞬時帯域幅に対応する世界初のO-RAN準拠64TRX mMIMO製品です。マベニアのvRANソフトウエアは、最大16レイヤーのマルチユーザーMIMO、高度なレシーバーアルゴリズム、フルデジタルビームフォーミングをサポートしており、これらすべてがマベニアのオープンかつ柔軟なクラウドネイティブプラットフォームに加え、その他のクラウドプラットフォームで動作します。
これらの製品は、RFSoC DFEや高度なビームフォーミングのためのVersal AIなど、ザイリンクスの技術プラットフォームを活用し、ハードウエアとソフトウエアを完全統合したO-RAN準拠のmMIMOソリューションを提供します。
ABIリサーチの5G担当シニアリサーチディレクターを務めるディミトリス・マヴラキス氏は、次のように語っています。「5GオープンRANは市場で大きな勢いがあります。ABIリサーチはネットワークベンダーの支出が2026〜2027年までに100億ドルに達し、2030年には従来のRANを超えて300億ドルに上ると予測しています。マベニアとザイリンクスは、オープンRANベースの大規模MIMOの採用を加速するために協業を続けていますが、両社のソリューションは5Gの需要が高まる中、必要となるより優れたスペクトル効率、性能、電力効率、コストを備えており、この高成長市場に貢献する上で時宜を得たものです。」
マベニアについて:
マベニアは、あらゆるクラウドで動作するソフトウエアベースの自動化された単一ネットワークというビジョンに力点を置きながら、ネットワークの未来を築き、先進的技術を先駆的に切り開いています。エンドツーエンドのクラウドネイティブなネットワークソフトウエアを提供する業界唯一の企業として、マベニアは世界の接続方法を変革することに傾注しており、120カ国以上で世界の加入者の50%以上にサービスを提供する250社超の通信サービスプロバイダーのために、ソフトウエアネットワークの変革を推進しています。www.mavenir.com
ザイリンクスについて:
ザイリンクスは、クラウドからエッジ、エンドポイントまで、多様な技術分野で迅速な革新を実現するための高度な柔軟性と適応性を備えた適応型処理プラットフォームを開発しています。ザイリンクスは、FPGAと適応型SoC(当社の適応型演算アクセラレーション・プラットフォーム(ACAP)を含む)の発明企業であり、これらは業界で最もダイナミックな演算技術を提供できるように設計されています。ザイリンクスは、適応性とインテリジェント性があってネットワーク接続された未来の世界を実現するために、お客さまと連携して、拡張性とインテリジェント性があって差別化されたソリューションを開発しています。詳細情報については、xilinx.comをご覧ください。
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