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シュルンベルジェ・ニュー・エナジー、シェブロン、マイクロソフトがカーボン・ネガティブ・バイオエネルギーで協力



クリーン・エナジー・システムズの技術は6万5000世帯のCO2排出に相当する排出量を除去

ヒューストン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- シュルンベルジェ・ニュー・エナジー、シェブロン・コーポレーション、マイクロソフト、クリーン・エナジー・システムズは本日、カリフォルニア州メンドータでカーボン・ネガティブな電力を生み出すよう設計された革新的な炭素回収・隔離バイオエネルギー(BECCS)プロジェクトを開発する計画を発表しました。



このBECCSプラントでは、アーモンドの木などの農業廃棄物バイオマスを再生可能合成ガスに変換し、燃焼器内で酸素と混合して発電します。BECCSプロセスから出る炭素の99%以上は、二酸化炭素(CO2)を近くの地中深くに注入することで、恒久的に回収・貯留される見込みです。


終始CO2を消費するバイオマス燃料を使用して電力を生み出し、生成されたCO2を安全・恒久的に貯留するこのプロセスは、実質カーボン・ネガティブな排出を実現し、大気から温室効果ガスを効果的に除去するよう設計されています。このプラントが完成すれば、年間約30万トンのCO2が除去されると見込まれます。これは米国の6万5000世帯以上の電力使用による排出量に相当します。


シュルンベルジェ・ニュー・エナジーのアショク・ベラニ執行副社長は、次のように述べています。「この素晴らしい機会にシェブロンとマイクロソフトを迎えられてうれしく思います。これは、炭素回収・隔離ソリューションを大規模に展開すべく、私たちがいかに重要な役割を果たせるかをさらに示すものです。私たちは、今日の既存の政策・規制によりプロジェクトが魅力的となる一部の市場・地域での連携により、プロジェクトのポートフォリオを多様化していきます。カリフォルニア州でのこのユニークなBECCSプロジェクトは、その画期的な例です。」


マイクロソフトのクラウド・AI担当執行副社長のスコット・ガスリーは、次のように述べています。「エネルギー部門でクラウド技術を使用して、業界のデジタル変革の加速を支援することには大きな機会があります。私たちが地域社会に持続可能でクリーンな環境を提供できるよう協力する中で、この規模の技術革新は私たちの強力な関係により加速されます。」


クリーン・エナジー・システムズのキース・プロンスケ社長兼最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「休止中のバイオマス・プラントを再開することで、気候変動の課題に対処し、セントラルバレーの大気の質を改善し、地域経済に大きな貢献をするという私たちの取り組みに、強力なパートナーの参加を得てうれしく思います。」


シェブロンのブルース・ニーマイヤー戦略・持続可能性担当副社長は、次のように述べています。「シェブロンは、低炭素の未来を前進させる支援をしています。私たちは、カリフォルニア州での経験を活用し、繰り返し実行可能なプロジェクトを構築し、大規模な炭素回収・貯留事業を運営していきたいと思います。このプロジェクトは、商用ソリューションを実現するための低炭素技術への当社の投資集中に沿っています。」


完成した施設は、年間約20万トンの農業廃棄物を使用することで、セントラルバレーの大気の質の改善に役立ちます。これは、2025年までにセントラルバレーでのほぼすべての農業焼却を段階的に廃止するというカリフォルニア州大気資源局の最近の計画に沿っています。このバイオエネルギー技術は、従来のバイオマス・プラントで発生する燃焼からの亜酸化窒素、一酸化炭素、粒子の通常排出なしに稼働するように設計されています。


このプロジェクトでは、最大300人の建設雇用と、施設稼働後の約30人の常用雇用が創出される見込みです。関係企業は、フロントエンド・エンジニアリングおよび設計をすぐに開始し、2022年に最終的な投資決定を下し、その後、この炭素回収・隔離ソリューションを拡張するその他の機会を評価する予定です。


シュルンベルジェ・ニュー・エナジーについて


シュルンベルジェは、世界のエネルギー産業にテクノロジーを提供する世界的大手企業です。シュルンベルジェ・ニュー・エナジーは、新登場の新エネルギー市場におけるシュルンベルジェの知的資本とビジネス資本を活用することで新たな成長の道のりを開拓し、低炭素とカーボン・ニュートラルのエネルギー技術に重点を置いています。その活動には、水素、リチウム、炭素回収および隔離、地熱発電、建物暖冷房用地熱エネルギーの分野におけるベンチャーが含まれます。www.slb.com


シェブロンについて


シェブロン・コーポレーションは世界的大手総合エネルギー企業です。世界で事業を行う子会社を通じ、当社はエネルギー業界のほとんどあらゆる分野で活動しています。シェブロンは、原油・天然ガスの探査・生産・輸送、輸送燃料・潤滑剤の精製・マーケティング・販売、石油化学製品・添加剤の製造販売、発電、そして当社事業のあらゆる側面の事業価値を高める技術の開発・展開を行っています。シェブロンは米カリフォルニア州サンラモンに本社を置いています。シェブロンの詳細情報については、www.chevron.comをご覧ください。


クリーン・エナジー・システムズについて


クリーン・エナジー・システムズは、炭素削減エネルギー・システムの開発・導入の世界的リーダーです。同社は、地球のメリットのために、実証済みで信頼性の高いロケット・エンジンの燃焼原理を柔軟で経済的な発電システムに移行させることに成功しました。CES独自の酸素燃焼技術は、電力、蒸気、水、回収されたCO2のよりクリーンで効率的なコージェネレーションを可能にし、天然資源の価値の評価法に関する新たな視点を世界に提供しています。


将来見通しに関する記述についての注意事項


本プレスリリースには、アメリカ合衆国連邦証券法の意味における「将来見通しに関する記述」、すなわち過去の出来事ではなく、将来に関する記述が含まれています。そうした記述の多くは、「見込む」、「かもしれない」、「考える」、「計画する」、「推定する」、「意図する」、「期待する」、「はずである」、「あり得る」、「するつもりだ」、「可能性がある」、「目標」などの言葉や類似の単語を含みます。将来見通しに関する記述は、程度の差はあれ、不確実性のある事項を取り上げており、そうしたものには実質カーボン・ネガティブな排出目標、大気の質の改善、雇用創出、および世界的な気候変動に関するその他の予測と期待などが含まれます。これらの記述にはリスクおよび不確実性が伴い、そうしたものには実質カーボン・ネガティブな排出目標を達成できない事態、この提携が意図する利点が評価されない事態、環境問題に対処するための法制上および規制上の取り組み(世界的な気候変動の影響に対応するためのイニシアチブを含む)、そして当社がフォーム10-K、10-Q、8-Kで米証券取引委員会に提出ないし提供した最新の公的書類で詳述されているその他のリスクや不確実性がありますが、それらに限定されません。仮に、これらまたはその他のリスクまたは不確実性の1つないし複数が実現した場合(またはそのような展開の影響が変化した場合)、あるいは前提条件が不正確であると判明した場合、実際の結果が当社の将来見通しに関する記述に反映されているものとは大きく異なる場合があります。将来見通しに関する記述は、本プレスリリース発表時点での内容に過ぎず、当事者は新たな情報、将来の出来事、その他の理由にかかわらず、そのような記述を公式に更新または改訂する一切の意図および義務を否認します。


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communication@slb.com


Sean Comey, Chevron

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Investors
Ndubuisi Maduemezia – Vice President of Investor Relations, Schlumberger Limited

Joy V. Domingo – Director of Investor Relations, Schlumberger Limited

Tel: +1 (713) 375-3535

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