ムーディーズESGソリューションズ・グループがシンガポールにオフィスを開設

シンガポール & ロンドン--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- ムーディーズESGソリューションズ・グループは本日、関連会社のV.Eを通じてシンガポールに新オフィスを開設したと発表しました。当グループの包括的なESGおよび気候リスク・ソリューションと深い専門的知見を活かし、シンガポール・オフィスはアジア太平洋地域においてサステナビリティ債およびサステナビリティ・ローンの革新の支援、ESGのリスクと機会の投資商品およびソリューションへの統合、研修活動やソートリーダーシップの提供を行います。

ムーディーズESGソリューションズのグローバルヘッドのアンドレア・ブラックマンは、「アジアのますます多くの市場参加者がサステナビリティ目標に沿った金融活動を目指すようになる中、ムーディーズESGソリューションズ・グループは、お客さまのリスク管理や社会・環境インパクトへの対応の改善に不可欠なESGツールと洞察の提供に注力しています」と述べています。

また、関連会社のV.Eを通じて、ムーディーズESGソリューションズはシンガポール通貨監督庁（MAS）により最近導入されたグリーン・アンド・サステナビリティ連動型融資助成スキーム（GSLS）を支えるセカンド・パーティー・オピニオン（SPO）のサービスを提供します。GSLSは、企業のサステナブル・ファイナンスへのアクセスと銀行によるサステナビリティ連動型融資の枠組みの構築を支援することを目的としています。

MASの金融市場開発担当理事のリム・チェン・カイは、次のように述べています。「MASを代表して、ムーディーズESGソリューションズ・グループのシンガポール拠点の開設を歓迎いたします。V.EのESGリサーチ、リスク分析、評価能力は、サステナブルな金融ソリューションに対する信頼を高め、アジアのニーズに応えるシンガポールのグリーン・ファイナンス・エコシステムの成長を支えることになります。」

シンガポール・オフィスの開設は、アジア太平洋地域におけるESGの成長支援に対するムーディーズの長年にわたる取り組みをさらに強化するものです。V.Eは、香港特別行政区政府による初のグリーンボンドのSPOを含め、これまでに同地域で30以上のSPOを提供しています。2020年6月には、V.Eはバンコク証券取引所（SET）と共同でタイ企業のESGスコアをSETのプラットフォームで提供するシステムを導入しました。12月には、V.EはOCBCバンクの先駆的な中小企業資金調達フレームワークのSPOを提供しました。

シンガポール・オフィスは、V.Eのアジア太平洋地域事業開発責任者に任命されたKomi Rajdevが指揮します。

詳細については、ムーディーズESG＆気候リスクハブ（moodys.com/esg）をご覧ください。

ムーディーズESGソリューションズについて：

ムーディーズESGソリューションズ・グループは、ESGと気候に関する洞察に対する世界的な需要の高まりに対応するムーディーズ・コーポレーションの事業部門です。同グループは、ESG、気候リスク、サステナブル・ファイナンスに関するムーディーズのデータと専門知識を生かし、ムーディーズ・インベスターズ・サービス（MIS）およびムーディーズ・アナリティックス（MA）と連携して包括的かつ総合的なESGおよび気候リスク・ソリューションを提供します。これには、ESGスコア、アナリティックス、持続可能性格付け、サステナブル・ファイナンス評価・認証サービスが含まれます。同グループには、ムーディーズ関連会社のV.Eが含まれます。

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Head of Business Development – APAC, V.E

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