米カリフォルニア州バークレー & 米イリノイ州アーバナ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- C3.aiデジタル変革インスティテュートは、人工知能(AI)とデジタル変革を用いてエネルギー・システムを再考するという課題に取り組み、エネルギーと気候安全保障の両方を強化する低炭素高効率経済への道を先導するよう、学者、ソフトウエア開発者、研究者に呼び掛けます。


企業向けAIソフトウエアの大手プロバイダーとしてデジタル変革を加速しているC3 AIの会長兼最高経営責任者(CEO)のトーマス・M・シーベルは、次のように述べています。「世界のエネルギー生産の影響を緩和するためには、世界のエネルギー・インフラの大規模な変革が必要です。この提案募集で取り上げているテーマは、より安全かつクリーンで、低コストの信頼性に優れたエネルギー提供を目指すAIの応用です。」

直ちに研究提案を募集:エネルギーと気候安全保障のためのAIとデジタル変革

対象となる研究テーマとして、次のようなものがありますが、これらに限定されているわけではありません。

  1. 持続可能性:エネルギー消費と温室効果ガス排出に向けた持続可能な取り組みを支援するためにAI、機械学習、高度な分析技術を応用

  2. 炭素隔離のためのAI:炭素隔離の規模を拡大し、コストを低減するために、AI/ML技術を応用

  3. 漏出・排出ガス検知のためのAI:大規模な排出ガス検知、排出センサーに関する施設レベルのデータ照合とギャップ分析、排出リスク予測、川上および川下事業におけるフレアリング強度の分析と最適化のために、高度なAI/ML技術を応用

  4. 安全な炭化水素の生産と輸送インフラ:石油・ガスの抽出、石油化学製品の生産、炭化水素の輸送における安全性を改善し、排出ガスを削減するために、分析技術とAI/MLモデリング技術を応用
  5. 先進的なエネルギー・炭素市場のためのAI:エネルギー生成源におけるダイナミックで自動化されたリアルタイムの価格設定を実現

  6. 電力およびエネルギー・インフラのサイバーセキュリティー:必要不可欠な電力・エネルギー資産のほか、スマートなネットワーク化された工場や家庭のサイバーセキュリティーを向上させるために、AI/ML技術を活用

  7. スマートグリッド分析:グリッドの送配電事業の効率と効果を改善するために、AIやその他の分析的アプローチを応用

  8. 分散型エネルギー資源管理:分散型再生可能エネルギーの普及と利用を拡大するために、AIを応用

  9. エネルギー効率に優れたビルおよび工場のためのAI:ビルと工場の先進的制御を行い、エネルギー効率を向上させるために、AI技術を活用

  10. 自然災害リスク評価を改善するためのAI:将来の気象関連事象(熱帯暴風雨、山火事、洪水など)に関する自然災害リスクのモデリングを改善するために、AIを応用

  11. 回復力のあるエネルギー・システム:AI/ML技術の使用とエネルギー・炭素市場が新たな脆弱性をもたらす状況への対応

  12. 気候変動モデリングを改善するためのAI:気候変動のモデリングと適応に対処するために、AI/MLを利用

世界中のエネルギー・産業分野の顧客にサービスを提供するエネルギー技術企業ベイカー・ヒューズの会長兼最高経営責任者(CEO)のロレンツォ・シモネリ氏は、次のように述べています。「エネルギー業界は、よりクリーンで安全なエネルギーの提供を加速させつつ需要の増大に対応するための非常に重要な転換点にあります。C3.aiデジタル変革インスティテュートとの提携、そして資金提供を受けたこれらの研究プロジェクトが、エネルギー移行のためにAIを大規模に前進させる上で与える影響に、大きな期待を寄せています。」

現在、この2回目の提案募集を受付中で、締め切りは2021年3月29日です。研究者は、C3.ai DTIの詳細や提案の提出方法を、C3DTI.aiでご覧いただけます。選定された提案は5月中旬に発表し、開始日は2021年6月1日となります。

この第2回の募集では、総額最大500万ドルの賞金が用意され、各賞金は10万ドル~25万ドルの範囲です。賞金のほか、C3.ai DTIの受賞者にはマイクロソフトとC3 AIが大規模なクラウドコンピューティング、スーパーコンピューティング、データアクセス、AIソフトウエア・リソース、技術サポートを提供します。これには、C3 AI® SuiteとMicrosoft Azureクラウド・プラットフォームの無制限利用や、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の国立スーパーコンピューター応用研究所(NCSA)にある、Blue Watersスーパーコンピューターへのアクセスが含まれます。

デジタル変革の新しい科学を確立

C3.ai DTIが焦点を当てている研究は、AI、機械学習(ML)、IoT、ビッグデータ分析、ヒューマン・ファクター、組織行動、倫理、公共政策です。当インスティテュートは、MLアルゴリズム、データセキュリティー、サイバーセキュリティーの技術開発を支援しています。C3.ai DTIの研究は、新しい事業運営モデルを分析し、組織的変更管理の導入手法や個人情報保護の手法を開発し、AIの倫理と公共政策に関する対話を促進しています。

C3.aiデジタル変革インスティテュートについて

C3.aiデジタル変革インスティテュートは、AI、ML、IoT、ビッグデータの研究をコンソーシアム・モデルで行って1つの機関だけでは到達できないレベルに引き上げる革新的なビジョンを体現しています。カリフォルニア大学バークレー校とイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校が共同で管理・ホストするC3.ai DTIは、世界一流の科学者を引きつけ、組織的で革新的な取り組みに参加してもらうことで、企業、政府、社会のデジタル変革を推進し、デジタル変革の新しい科学を確立します。C3 AIは、インスティテュートを支援するために、運営開始から最初の5年間に5725万ドルの現金を寄付します。C3 AIとマイクロソフトはさらに、C3 AI SuiteおよびMicrosoft Azureでのコンピューティング、ストレージ、技術リソースなど、3億1000万ドル相当の現物提供により、C3.ai DTIの研究を支援します。

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Communications Manager, C3.ai DTI @ Berkeley
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記事名:「C3.aiデジタル変革インスティテュートがエネルギーと気候安全保障のためのAIを前進させる研究提案を募集