ASPIREは分野横断的な業界利害関係者、大学、研究機関と共に課題ステートメントを構成
国際コンテストでの研究開発(R&D)プロジェクト・設計の技術プログラム管理機関として機能
アラブ首長国連邦アブダビ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 新たに設立された先端技術研究評議会(ATRC)は本日、技術プログラム管理の専任的支柱であるASPIREの発足により、将来の変革的技術の創造を推進する計画を発表しました。
ASPIREは、分野横断的な業界利害関係者と協議して、研究開発を通じて解決可能な課題ステートメントを構成します。課題の定義、マイルストーンの設定、プロジェクトの進捗状況の監視を行うことで、ASPIREは「ラボから市場」への明確な道筋を促進します。ASPIREは、研究パートナーの選定と資金配分に関して影響力のある決定を下していきます。これにより、そのR&Dの優先事項はアブダビとアラブ首長国連邦(UAE)のより広い開発目標に確実に沿うものとなります。
ASPIREはグランド・チャレンジも立ち上げ、世界の最も差し迫った課題の解決を目的とする重要研究に取り組むべく、地元と世界のイノベーターを集めます。こうしたコンテストの先駆的な実施によって、先端技術研究の世界的ハブとしてのアブダビとUAEの地位が強化されます。
先端技術研究評議会の最初の理事会から3カ月で、ASPIREは先端技術に関するいくつかのグランド・チャレンジと国際コンテストの設計を開始しました。ASPIREは、賞金500万米ドルで隔年実施の国際ロボット・コンテストのムハンマド・ビン・ザーイド国際ロボティクス・チャレンジ(MBZIRC)も運営します。加えて、ASPIREはXプライズ財団と協力して世界的コンテストを開始する予定です。この世界的コンテストは、ビジネス、イノベーション、人々に投資することで首長国の発展を推進しているアブダビのアクセラレーター・プログラムのガダン21が資金提供します。
ASPIREの発足について、先端技術研究評議会事務局長のファイサル・アル・バンナイ閣下は、次のように述べています。「世界の経済と社会を動かすのはアイデアです。そのため、私たちはイノベーションのプロセスを利用しやすくすることを目指しています。関連する研究開発プロジェクトを管理し、それに投資することで、世界で最も重要な課題のいくつかに取り組む機会を得て、より良い明日への移行が可能になります。」
先端技術研究評議会は、アブダビのR&Dの優先事項を設定すべく設立されました。中東地域でこの種として初の研究・技術機関である当評議会は、R&Dエコシステム全体とUAE全体で大きな影響と刺激を与えるための長期的資金提供に努め、画期的な発見・革新、「応用研究」、先端技術を先導することを義務付けられています。当評議会は、イノベーションの世界的ハブとしてのアブダビとUAEの地位を強化し、知識経済の発展に貢献しています。
ASPIREについて:
ASPIREは、アブダビの先端技術研究評議会(ATRC)のプログラム管理の支柱として、将来の変革的技術の創造を推進しています。ATRCは、アブダビの研究開発戦略の定義、効率的な投資のための資金統合、政策・規制の推進を担当しています。ASPIREは、分野横断的な業界利害関係者、大学、研究機関と協議して、課題ステートメントを構成します。また、世界の最も差し迫った問題のいくつかを解決すべく、グランド・チャレンジと国際コンテストを開始します。ASPIREは、優れた人材、アイデア、資源、技術を集め、複雑な課題を解決します。
詳細情報については、www.aspireuae.aeをご覧ください。
詳細情報については、www.atrc.aeをご覧ください。
ガダン21の詳細情報については、www.ghadan.abudhabiをご覧ください。
*配信元:AETOSWire
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