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黒酵母AFO-202が産生するβ-グルカン補助食品による新型コロナウィルス感染症の予防



血糖、脂質、血液凝固のバランスを取ることで合併症を防ぐ可能性

東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 新型コロナウィルス感染症(COVID-19)にかかると、特に白色人種、ヒスパニック、アフリカ系アメリカ人に異常な血液凝固が起こりやすく、脳卒中を起こす可能性が高くなることがわかっています。妊娠中の女性、持病がある人々にも同様のリスクがあります。また、SARSコロナウィルス2(SARS-CoV-2)への感染で入院した患者では、空腹時の血糖値が高いと死亡率が上がること報告されています。




感染拡大が止まらない中、黒酵母AFO-202が産生するβ-グルカン補助食品を摂取することで「COVID-19による血液凝固障害の予防」及び「糖尿病患者におけるCOVID-19の予防」を行うという論文が、それぞれThrombosis Journalhttps://doi.org/10.1186/s12959-020-00239-6)、Journal of Diabetes and Metabolic Disordershttps://doi.org/10.1007/s40200-020-00664-4)に掲載されました。その有効性をCOVID-19に感染した患者で検証するための臨床研究が提唱されています。


COVID-19ウィルスは、血管に損傷を与えて血栓を作ることで脳卒中の原因になり、臓器損傷を引き起こすことが報告されています。また、代謝と免疫の調節異常は糖尿病患者の死亡率の上昇につながります。論文では、黒酵母AFO-202由来のβグルカン含有食品「ニチグルカン」の摂取が、血糖とコレステロールのバランスを取ることによりサイトカインストームを軽減し、血液凝固を最小限に抑えてCOVID-19の合併症を予防する可能性があると述べています。このβ-グルカンについては、すでにその免疫増強・調節能力(https://doi.org/10.3389/fimmu.2020.01548) や、南アジアでの糖尿病と脂質異常症の患者を対象とした予備研究が報告されています(https://doi.org/10.1155/2012/895370)。


宮崎大学の故藤井昇教授により発見された環境への強い耐性を持つ黒酵母アウレオバシジウム・プルランスは、特殊な培養技術によって研究が重ねられ、株式会社ソフィ(高知県)の社長尾仲隆氏が商品として開発し、1996年に日本で食品添加物としての販売が承認されました。2017年には生産工場のGMPも取得されています。β-グルカンには、酵母の細胞壁、シイタケ、オーツ麦、藻類などから抽出・精製して生産されるものなどがありますが、「ニチグルカン」のβグルカンは黒酵母AFO-202菌が自分の体外に分泌するものです。独特の構造を持っており、水溶性である、純度が高い、分子量が高いことが特徴です。安全性も遺伝毒性試験、反復投与試験、長期投与試験によって確認されています。最近では、さらに新しい特性を持つN-163菌の研究も進められています。


免責事項:「ニチグルカン」は25種の最も一般的なアレルゲンを含まない補助食品です。医薬品や治療薬ではありません。


本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。


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