AMの環境上の利点に関する既存の研究を体系的に評価するプロジェクト
米フロリダ州ハリウッド--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 付加製造(AM)の環境上の利点の促進を目的に設立された世界的業界団体の付加製造事業者グリーン・トレード協会(AMGTA)は本日、金属AMの環境持続可能性に関して文献ベースで体系的に評価する初の大学研究委託プロジェクトの監督者として、持続可能なエンジニアリングの主要な研究者のジェレミー・ファルディ博士を選任したと発表しました。
AMGTA執行理事のシェリー・ハンデルは、次のように述べています。「私たちは、初の研究プロジェクトを発表できてうれしく思います。ファルディ博士と仕事ができることを非常に喜んでいます。このプロジェクトにより、AMの持続可能性に関する利点についての既存の研究の優れた調査が会員企業と一般の方々に提供されます。ファルディ博士はこの分野で有名な研究者であり、このテーマに関する既存の研究範囲への理解を高められることを楽しみにしています。」
ファルディ博士(LEED AP BD+C)は、持続可能な設計の戦略家・研究者です。オランダのデルフト工科大学で設計工学の准教授を務め、循環経済とグリーン3D印刷の設計を専門としています。ダートマス大学のセイヤー工科大学院の工学系非常勤講師も務めています。ファルディ博士は、スタンフォード大学、ミネアポリス・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザインで教え、カリフォルニア大学バークレー校で機械工学の博士号、スタンフォード大学で製品設計の工学修士号、リード大学で物理学の学士号を取得しています。
ハンデルは、このAMGTA委託研究論文について、「従来の製造方法と比較して金属付加製造が提供する環境上の利点が記述されている」既存の研究の文献調査で構成されると述べ、さらに、「この研究により、AMが従来の製造方法より高い環境影響をもたらし得る製造プロセスの領域も明らかになる可能性があります。厳格で独立した進行中の研究を通じて、現在の環境フットプリントがどうなっているかという点や、持続可能性を高めるために今後何に焦点を当てるべきかについて、AMGTAは調査結果を発表し、業界やその他の主要な利害関係者に向けて報告していきます」と説明しています。
AMGTAについて。AMGTAは、従来の製造方法に対するAMの環境上の利点を促進することを目的に2019年11月に設立されました。AMGTAは、非営利の独立系団体であり、生産・プロセスの持続可能性に関する特定の基準を満たす付加製造事業者や業界関係者であれば自由に加入できます。
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