ロンドン--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- グローバル規模で経営コンサルテイング業務を展開しているアーサー・D・リトル（ADL）はこのほど、国際企業のCEOが新型コロナウイルスの感染拡大に伴う危機管理の経験や対策につき情報交換するためのプロボノ・プラットフォームを立ち上げました。ADLは「お互いに学び合い、共に危機に立ち向かう」をモットーに、国際企業のCEOが得た経験をプールし、現在パンデミックの様相を呈しつつある新型コロナウイルスへの対応法に関する知識を、一般企業および公的機関に幅広く提供していくことを目指しています。
ADLはこの目的の達成に向けて、中華圏、シンガポール、イタリアを含む諸国の緊要なインフラ（エネルギー、輸送、通信および物流）関連企業のCEOが参加する1時間のカンファレンス・コールを複数回にわたって実施しています。それぞれの会議は、参加するCEOが現在の新型コロナウイルスがもたらす危機への取り組みの成功事例を共有し、実績のある有効な対策について分析することを目的としています。さらにADLは、この問題に関心を抱く全ての人々が、これらの危機管理情報にアクセス可能にすべく、近々ADLのグローバル・ウェブサイトから無料ダウンロード可能な詳細レポートを公開することにしています。
ADL会長兼CEOであるIgnacio Garcia Alvesは次のように語っています。「このような試練の時代には、意思決定者間で効果的にノウハウを移転するための迅速且つグローバルな対策が求められます。各国が新型コロナウイルスの様々な異なる段階に直面しているため、危機の初期段階を迎えている国のCEOが既に有効な対策を実施しているCEOから学ぶことがなにより重要です。ADLは常に事業継続を確保するため、CEOがあらゆる難関を予知し対処できるような支援をすることを使命としてきました。ウイルスよりも速いスピードで知識とベスト・プラクティスを広め、新型コロナウイルスに打ち勝つため、今こそ力を合わせようではありませんか！」
ADLのマネージング・パートナー兼グローバルTIME（Telecommunications, Information Technology, Media and Electronics）プラクティス・リーダーのKarim Tagaは次のように述べています。「現在、新型コロナウイルスがグローバル経済に大きな影響を及ぼしています。そのため私たちは、国際企業のCEOがどのように危機管理を実施しているか認識可能な対策を思案し、その結果、ADLのカンファレンス・コールを通じて、このたびの危機に際し重点的な対策がどのように実施されているかが明確になりました。何よりも重要なのは、企業が政府の対策、関連当局と協力しながら一致団結することです。私たちはADLのプラットフォームを通じて、この不確実性の時代におけるベスト・プラクティスと知識を幅広く普及することを願っています」
イタリアおよびスペインのADLのマネージング・パートナー、Saverio Caldaniは次のように述べています。「イタリアとスペインの両国では、新型コロナウイルスが特に深刻な衝撃を与えています。私たちは今、リモートワークを実施していますが、この新たなバーチャル世界に全員が漕ぎ出す中、ADLチームは、顧客が必要とする支援を確実に達成できるよう最善を尽くしています。新型コロナウイルスに関するADLのレポートは、企業の危機管理に大きな変革をもたらすものであり、私たちはこの試練の時代にあって、引き続き革新的かつ戦略的なソリューションを提供していく決意を固めています」
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