* オアシスはサン電子の企業価値毀損を招いている経営陣の刷新を要求いたします
* オアシスはすべてのステークホルダーを守るため新たな取締役を推薦いたします
* 詳細情報につきましては特設ウェブサイトwww.abettersun.comをご参照ください
香港--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --オアシス・マネジメント・カンパニー・リミテッド(以下「オアシス」という)は、サン電子株式会社(6736 東証JQ)(以下「サン電子」または「同社」という)の大株主の一つであるファンドの資産運用管理者です。
サン電子の将来を守り、経営陣による企業価値破壊に終止符を打つため、オアシスは取締役会刷新のための臨時株主総会の招集を請求いたしました。
オアシスは、存在する成長機会を十分に活かしたサン電子の国内事業を再編し、子会社であるセレブライト社の事業を拡大、また長期的な企業価値向上に向けたすべてのステークホルダーの連携を図るための新たな取締役候補を推薦しております。オアシスは、サン電子の事業の再生と、前田昌美氏によるサン電子創業当時の起業家精神復活に取り組んでまいります。
名古屋に拠点を置くコングロマリット企業であるサン電子は、過去3年間損失計上が続き、今期に関しても営業損失の計上が見込まれています。サン電子の根本的な問題は、経営陣の実効性が損なわれていること、および取締役会の監督機能が発揮されていないことに起因し、それが本質的価値からの大幅なディスカウントでの取引を招いたとオアシスは考えております。
サン電子は国内事業の再編による大きなアップサイド・ポテンシャルがあるのに加え、イスラエルに拠点を置き高い利益率とグローバルな成長性の見込まれるデジタル・フォレンジックとその分析事業を有するセレブライト社の71.55%を保有しています。オアシスはその価値を1,500億円超、それによるサン電子のアップサイドは現状の企業価値の240%以上に及ぶものと推定しています。
オアシスはこれまでにサン電子の経営陣に対し、同社を立て直し、国内事業における損失を食い止めるためのエンゲージメントを何度も試みてきましたが、建設的な対話の機会は退けられてきました。その反対に経営陣は、本質的価値からの大幅なディスカウントにてセレブライト社の24.42%の第三者割当を実施(セレブライト社の経営陣が残りの4.03%を保有)、また既存株主の株式価値を希薄化させ、かつ何ら経済的合理性のない市場価値からの大幅なディスカウントでの転換社債型新株予約権付社債および新株予約権の発行をも行い、企業価値を著しく毀損し続けてきました。
2020年2月14日に公表された最新の業績では、2019年12月までの9ヶ月間で27億7千万円の損失を発表し、2020年3月期通期では30億円の損失を見込む等、これらの問題の緊急性が強調されることとなりました 。
オアシスの設立者兼最高投資責任者であるセス・フィッシャーは以下のようにコメントをしています。
「オアシスはあらゆるステークホルダーの利益のため、すべての投資先企業の企業価値の長期的な成長の促進に取り組んでいます。サン電子の経営陣による企業価値の毀損と目に余る経営判断により、私たちはサン電子があるべき偉大な企業としての姿を取り戻し成長していくための新たな取締役会を編成することを余儀なくされました。」
私たちはサン電子のすべての株主に対し、来る臨時株主総会にてオアシスの提案に票を投じることを推奨しています。私たちで手を取り合い、現状の経営陣による既存に歯止めをかけ、サン電子とそのすべてのステークホルダーのために、明るく健全な未来のための種を蒔きましょう。
全詳細は、オアシスの特設ウェブサイトwww.abettersun.comよりご覧いただけます。またeメールにて、サン電子のすべてのステークホルダーの皆様よりお問い合わせいただけます(お問い合わせ先:info@abettersun.com)。
オアシス・マネジメント・カンパニー・リミテッドは、プライベート投資ファンドであり、さまざまな国やセクターにわたる幅広い資産クラスの投資機会に注目しています。オアシスは、最高投資責任者のセス・H・フィッシャーが2002年に設立しました。オアシスに関するより詳細な情報は、ホームページhttps://oasiscm.comにてご覧いただけます。オアシスは「責任ある機関投資家の諸原則(日本版スチュワードシップ・コード)」を遵守し、投資先企業と建設的な対話を通じて企業価値を持続的に成長させることを志向しております。
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