デンバー--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 独自のCRISPRライセンスを提供するというブロード研究所とミリポアシグマの発表(プレスリリース)、カリフォルニア大学が行った一連の特許申請をきっかけとする米国特許庁の新たな特許インターフェアレンス手続きの開始(インターフェアレンス番号106,115)、このインターフェアレンス手続きへの関与を求めるミリポアシグマによる米国特許庁への申し立て(USPTOポータルで申請番号15/188,911を入力)など、最近の出来事に関してMPEG LAに寄せられた質問に鑑み、MPEG LAは本日以下のような声明を発表いたしました。
「MPEG LAの考えでは、CRISPRの利益を最大化するためには、あらゆる利害関係者が参加できて特許環境に関する市場の混乱や不確実性への対処が可能な特許プールの選択肢が市場に必要です。そのような結果を築き上げることが可能な中間段階は、好ましいことでしょう。CRISPR特許の使用許諾に関係するあらゆる当事者の中で、MPEG LAは独立性と中立性の面で独自の地位にあります。当社は、どの特定の利害関係者とも関係していません。プールを競争を促すようなものにするためには、独立的で中立的な実施管理者を任命することが重要です。当社は信頼される実績と世界的なインフラを持っていますので、競争的な市場のニーズと現実に対応したCRISPR特許プールを形成するためにあらゆる利害関係者を支援する用意ができています。」
MPEG LAについて
MPEG LAは、規格とその他の技術プラットフォームのライセンスをワンストップで提供する世界的大手です。1990年代より、現代の特許プールを先駆的に形成し、史上最高の普及度を誇る消費者向け電子機器の規格を生み出す上で貢献してきました。そして、電気車両充電やCRISPRなど、その他の画期的技術へのアクセスを拡大しています。また、MPEG LAは、オリゴヌクレオチド治療の送達プラットフォームであるIncrescent Therapeutics™も開発し、ライセンス提供しています。MPEG LAは、さまざまな技術を対象に2万1000件以上の特許から構成されたライセンシングプログラムを90カ国で運営してきました。特許保有者は約250、ライセンシーは6000以上です。ユーザーが選択した技術の導入支援に当たるMPEG LAは、基本的な知的財産へのアクセスと運用の自由を提供し、訴訟のリスクを低減し、事業計画のプロセスに予測可能性をもたらしています。詳しい情報については、www.mpegla.comをご覧ください。
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