韓国ソウル--(BUSINESS WIRE)--#KRX004800--(ビジネスワイヤ) -- 暁星の趙顕俊(チョ・ヒョンジュン)会長は、25日にソウルのヨイド(汝矣島)にあるコンラッドホテルで世界的な総合石油化学企業であるサウジアラムコのアミン・ナセル(Amin H. Nasser)CEOと炭素繊維工場設立を検討するための了解覚書(MOU)を締結した。
暁星(KRX:004800)とアラムコは今回の了解覚書により、炭素繊維生産技術の開発と適用で協力し合い、今後サウジアラビアや韓国国内などに炭素繊維工場を新設、増設する方案を積極的に検討することにした。
炭素繊維は鉄に比べて重さは1/4に過ぎないが強度は10倍以上強い繊維であり、2011年には暁星が韓国企業としては初めて独自開発に成功した。2013年から全羅北道全州に年産2,000トン規模の炭素繊維工場を建立し運営しており、今年2月から全州工場の敷地に年産2,000トン規模の炭素繊維工場を追加増設している。
暁星の趙顕俊(チョ・ヒョンジュン)会長は、今年3月にもアラムコと化学、先端素材及び水素関連事業のために包括的な協力に関する了解覚書(MOU)を締結している。アラムコは自動車、新再生可能エネルギー部門などで新規事業を検討する中で、炭素繊維を含めた先端素材部門で独自の技術力を確保してきた暁星との協力が必要であると判断したと思われる。
当日アラムコのAhmad A. Al-Sa’adi首席副会長を含めた主要経営陣が全州にある炭素繊維工場を訪問して炭素繊維生産ラインを丹念にチェックしながら暁星の差別化された技術力を直接確認して信頼感を示した。
暁星の趙顕俊(チョ・ヒョンジュン)会長は、「アラムコの経営ノウハウと暁星独自の技術が合わさって、これから炭素繊維を含めた未来の新産業が成長できるように期待する」と発表した。
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