パリ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- CNIMグループ子会社のベルタン・テクノロジーズは、「密度干渉計偏光計」(DIP)の仮設計のための契約をITER機構から獲得しました。DIPは、核融合反応中のプラズマ密度を測定するための複雑な光学診断システムです。
これは、トカマク型核融合炉で将来使用される診断装置の主要コンポーネントです。DIPの目的は、電子の密度を測定してプラズマの制御を可能にし、安定性を確保して最適なエネルギー収率を達成できるようにすることです。
DIP技術のような光学計器の設計と製造はベルタン・テクノロジーズが得意とする主要分野であり、当社はこの分野のフランス企業の中で技術革新をリードしています。ベルタン・テクノロジーズは、2009年からITERプログラムに協力し、カダラッシュのITER機構、バルセロナのフュージョン・フォー・エナジー、米国のプリンストン大学プラズマ物理研究所の契約を受けてきました。当社は、核融合プラズマの分析を目的とした計器の開発を独自で行い、実験の制御と安全性に貢献するとともに、物理学者が使用する測定データの取得にも役立ってきました。独自の経験と専門能力を基盤とするベルタンの今後数年間の目標は、設計段階から現場への設置まで、ITERでのすべての診断の課題における他の側面も担当していくことです。
この契約は、巨大科学の分野におけるベルタンのチームの専門能力を示しています。
ベルタン・テクノロジーズについて
CNIMグループ子会社のベルタン・テクノロジーズは、革新的なシステムや機器の世界的な開発、製造、販売におけるイノベーションの長い歴史を基盤としています。700人の従業員のうち、3分の2が技術者とハイレベルの管理者です。当社は世界的に活動し、2017年の売上高は1億ユーロに迫る額となりました。
メガジュールレーザー・プログラムでの経験をベースとして、ベルタンは2009年から核融合プラズマの分析を目的とした計器に軸足を置き、ITER機構の実験の実行と安全に貢献しているだけでなく、物理学者が活用する測定データの取得にも役立ってきました。2017年には、高性能光学のコンポーネントとシステムの設計・製造を専門とするフランス企業のウィンライトを買収し、巨大科学(研究用原子炉、シンクロトロン、望遠鏡)の分野でのプレゼンスを強化しました。大型の防衛・宇宙プログラムにも参加し、欧州、米国、アジアの顧客に対応しています。With
the acquisition in 2017 of Winlight
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