世界のRPAリーディングベンダーであるUiPath社(本社 米国) の評価額は 10
億ドル以上。デジタルフォーメーションやAI連携の戦略的RPAツールであることを実証。
ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ロボティクス・プロセス・オートメーション(Robotic Process Automation、以下RPA)の
エンタープライズソフトウェア企業の世界大手であるUiPathは、昨年、会社設立以降の最も高い成長を実現し、1億5300万ドルのシリーズB資本調達を実施しました。前回の投資ラウンドをリードしたAccel
社は、今回新たに加わったCapitalG 社と Kleiner Perkins Caufield & Byers
社と共にラウンドに参加しました。また、UiPathのシードの投資機関であるEarlybird's Digital East
Fund社、Credo Venture社、及びSeedcamp社は今回も多額の投資を実施しました。
2015年の発売以降、 UiPath は、エンタープライズ RPAの
プラットフォームとして最も採用されています。UiPath社のソフトウェアは、ソフトウェア・ロボット(デジタル・ワーカー)の迅速な設計、開発が可能で、反復的業務を自動化して生産性向上を強力に推進しながらもコンプライアンスを保証し、バック・オフィス・オペレーションとフロント・オフィス・オペレーションの双方から顧客サービスを向上させます。
2017年にUiPath を導入した企業は、一昨年の約100 社から700 社以上へと急速に広がり、年間収益は 8
倍に増大しました。昨年新たに導入をした企業は、BMWグループ、CenturyLink、Dairy Farm
Group、株式会社電通、Huawei、Morningstar、株式会社三井住友フィナンシャルグループ など世界規模の企業が名を連ねます。
UiPathが提供するコミュニティーには世界中の 12 万人以上の RPA
開発者が参加しています。RPAの普及を目指し、誰もが平等にRPAを使えることを企業理念としており、ソフトウェアをオンラインで簡単に利用しながら学べるオープントレーニングプラットフォーム、UiPath
Academy では、世界中の誰でも入学して学習でき、誰もが平等に参加できるような場を提供しています。
新たに調達した資本で、製品ロードマップをより加速させ、特に機械学習やAI
アルゴリズムを顧客のデジタルビジネスと革新的に統合することを使途目的としております。 現在 UiPath では 10 か国に500
人以上の社員を擁し、今第一四半期にアムステルダム、ヒューストン、ミュンヘン、パリ、ソウル、及びワシントンD.C.、に新たに拠点を設立し、グローバル展開を継続的に拡大しています。
シリーズ A、およびシリーズ B 両方の資本調達を支援したAccel社からは、すでにUiPath社取締役に就任しているAccel
社パートナーのルシアナ・リクサンドル氏に加え、新たに 同社のパートナー、リッチ・ウォン氏が取締役に就任します。CapitalG
社の参加は、UiPathの技術的能力の高さを裏付けており、AIや機械学習の活用推進のためのGoogle社テクニカルアドバイサーとの協業の道を開くことになります。また、Kleiner
Perkins 社からの投資はトップTierのベンチャーキャピタルからの高い評価を得ている事を示し、UiPath
の成長を加速するために、より専門的な知識の提供や支援を得られることになります。
UiPath株式会社の代表取締役CEOの長谷川康一は、「今回のシリーズBの投資は非常に重要な意味を持ちます。一つは2017年のUiPath日本の成長及び実績がグローバルでも投資家から高く評価されていることを実証しました。さらに今年の1月26日に開催したユーザーコンファレンス「UiPath
Forward Japan
2018」でUiPathの共同創設者兼CEOであるダニエル・ディネスが強調したように、この資本を利用して 日本におけるAIへの連携を始め、大規模導入(スケーラビリティ)や環境変化への対応(レジリエンス)への投資をさらに拡充させます。」と述べています。
UiPath共同創設者兼CEOのダニエル・ディネスは「投資家の皆様や、ソートリーダーの方々が共に力強くサポートしてくださることをとても嬉しく思います。特に
Accel
社の継続的なご支援には深く感謝しています。RPAは、デジタル・トランスフォーメーションを推進しながらも、ビジネスの成果を驚くほど早く実現する、比類のない技術であることが既に証明されています。2017
年の飛躍的な成長により、世界中のあらゆる組織が RPA をもとに多大な恩恵を受けることができました。 Accel
社、CapitalG社、Kleiner Perkins 社によって、UiPathプラットフォームを通じながら AI
の導入を加速するという決意を深めており、また組織やホワイトカラーの業務をより洗練させることができると考えます。」 と述べています。
リッチ・ウォン氏、パートナー 、Accel 社
「Accel社は2017 年に UiPath のシリーズ A の資本調達をリードできたことはとても幸運でした。本日の資本調達にて、UiPath
とのパートナーシップを深めることができたことを大変嬉しく思います。短期的に UiPath の業績が爆発的に成長している様を見てきました。RPA
はエンタープライズにて最も急速に成長しているカテゴリーの一つに数えられています。弊社パートナーのルシアナ・リクサンドルとともに UiPath
の取締役に就任することにとても興奮し、また継続的な成長と市場のリーダーシップを支えることを楽しみにしています。」
ルシアナ・リクサンドル氏、パートナー 、Accel 社
「UiPathはAIと機械学習によりビジネスを加速させる絶大な潜在能力を持っています。我々はダニエルと彼が率いるチームの情熱や技術が、どのように仕事の生産性と仕事への満足度を向上させるか知り、深い感銘を受けました。
アレックス・カーランド氏、パートナー 、Kleiner Perkins Caufield & Byers 社
「UiPath
は、新しい市場分野を定義し、牽引するだけではなく、職場における改革をリードしています。人とデジタル・ワーカーがパートナーシップで協力し、ビジネス・パフォーマンスを向上させる職場を提供します。既に驚異的な成長を成し遂げている
UiPath とこれから協力し、さらなるUiPathの成長の加速をサポートすることを楽しみにしています。」
ダン・ルプ氏、パートナー 、Earlybird's Digital East Fund 社
「この一年間でRPAは、ERP、データベース、セキュリティソフトウェアと同様の範囲、規模、影響力を持つ新たなエンタープライズソフトウェアのカテゴリーとして成長しました。今後、UiPathは、その技術力を活かし、エンタープライズ技術の発展に対応してAIを提供できるデジタルインフラとなっていく素晴らしい機会を得るでしょう。勢いのあるスタートアップ企業から世界のRPAリーディングベンダーへと成長していくUiPathを目の当たりにし、優れた投資家グループがこの会社の次の成長ステージに参加することにとても興奮しています。」
UiPathについて
UiPath は、ビジネスと IT
のために開発されたエンタープライズ・ロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)向けの最先端プラットフォームです。700
以上の企業、政府機関が、UiPath のエンタープライズ RPA プラットフォームを利用し、Attended Robot、Unattended
Robot
を迅速かつ正確に導入し、ビジネス成果の向上、セキュリティおよびコンプライアンスの強化、並びに仕事の満足度向上に貢献しています。世界で12万人を超える開発者コミュニティーを持ち、RPAとデジタルビジネスの革新の普及をミッションとしています。
詳細につきましては、UiPath
オフィシャルウエブサイトをご確認ください。(https://www.uipath.com).
Contacts
本件に関わる問い合わせ:
UiPath 株式会社
上田 聡
電話番号 03-5219-1346
japan@uipath.com