携帯電話のチップを組み込んだ新型決済カード、セキュリティ・機能性における
先例のない水準を達成、CES 2018にてイノベーション最優秀賞受賞
ラスベガス、CES会場発--(BUSINESS WIRE)--Dynamics
Inc.はグローバル銀行、カード発行事業者、決済ネットワーク、および通信事業者とともに本日、世界初の通信接続機能およびセキュリティ機能を持った決済カードとしてWallet
Card™を公開しました。同時に、全米民生技術協会 (CTA)はWallet Card および Wallet Card
コンソーシアム会員に対し、セキュリティ技術のイノベーション最優秀賞を含め、CESイノベーション賞を4賞表彰しました。
同カードは、より良い世界のためのコンピュータ・組み込み技術・技術の各分門でも入選を果たしました。今回、決済に関わるコンソーシアムが史上初めて、家電業界で最も著名な賞の受賞をしたことになります。
Dynamics Wallet Cardは、CES 2018会期中の1月9日〜12日、ブース30359番
で展示中です。商品はさらにベネチアンホテルのコンベンションセンターで開催されているTechWestにて、Ballroom
E/Fのイノベーション・ショーケースにも含まれています。
Wallet Card の主な特典
データ漏洩に対する最速対応および交換
もし、データ漏洩が加盟店で発生した場合、漏洩被害に遭ったカード番号を瞬時に削除することができ、新たなカードと会員番号ですぐに交換できます。新規のカードを得たお客様に対して不正のリスク減少、および安心を提供します。
複数カードを一括統合 Wallet
Cardを使えば、デビット、クレジット、プリペイド、多通貨、1回限定使用、ポイントカード等を1枚の物理的なカードへ、ボタンタップで完了できます。
どこでも流通 Wallet
Cardこそ、初めてのデジタルカード・プラットフォームです。発行会社からは、いつでもどこでも手渡すことができます。例えば支店・店舗、イベント中、機内等で受け取った消費者は、すぐにアクティベートできます。そしてカード情報は、セキュリティを持った無線の移動通信接続でダウンロードできます。
迅速な代替カード送付 毎年、億単位の消費者がカードの紛失や盗難を経験します。地域毎のWallet
Card納品体制により、新規のカードは数時間以内に直接消費者へクーリエで届けることができます。そうして消費者は、カードをダウンロードすることで瞬時にサイフを復元できます。
消費者・発行者・加盟店の緊密な関係づくり Wallet
Cardへ随時、メッセージの発信が可能です。例えば、お買い物の都度、購入通知をメッセージで送信して、その際にデビットカードまたはポイントカードの利用時であれば残高も表示可能です。カードに直接クーポンを受信することができるほか、疑いのある決済であれば通知をして、「Not
me」(本人ではない)と返信して不正利用のアラートを設定した上で新たなカード番号の発行を行えます。また別の事例として、消費者へクーポンを送信できます。
Wallet Card搭載技術
Dynamicsの Wallet
Cardは、通常のクレジットカードやデビットカードと全く同じサイズながら、完全な通信プラットフォームを構成しています。WalletCardは、Dynamicsから提供される最初のIoTCard™です。約200の内部素子を併せ持ち、次を含む先端技術がこのIoTデバイスに搭載されています。
携帯電話のチップとアンテナは、Wallet Card および発行金融機関との間のデータ通信を世界中どこでも時間を問わず実現します。
電池および有機充電用チップは、平常動作においてカードの充電を行います。Wallet Card
の寿命は、人手に頼る必要なく無期限に続き、消費者と接し続けます。
カードのプログラム起動による磁気ストライプ・EMVチップ・非接触用チップの書き込み。新たなカード属性情報は随時、カードへダウンロードできるため、カード番号の指定により、そのカードの磁気ストライプ・EMV・非接触用データが所定の素子へ書き込まれます。
選択して異なるカードへ切り替えたり、情報画面の遷移を行うために、ユーザーインタフェースとして65000画素のディスプレイを備えています。
「私どもは、CESからの著名な受賞を謙虚に受け止め、私どもの技術が業界随一の審査パネルとつながったと言う感動を覚えます。しかし、これはまだまだ最初のステップです。クレジットカードの概念を再定義するべくWallet
Cardは、消費者およびビジネスへ今後、いっそう緊密でセキュリティのある接続を実現します。」とDynamics,
Inc.代表のジェフリー・ムレンが発表しました。
Wallet Card コンソーシアムについて
当コンソーシアムには、Dynamics
Inc.により招集された世界でも指折りの銀行、決済ネットワーク企業、通信キャリアが所属しています。コンソーシアムの使命とは、決済およびカードのセキュリティーおよび機能性を高めることにあります。
創設にあたって、次の企業が含まれています。
グローバルの決済ネットワークの中から最初に表明する企業は、Visa、MasterCard、およびJCBです。
グローバル銀行および発行会社の中から最初に表明する企業は、三井住友カード株式会社(日本)、子会社エミレーツ・イスラミックエミレーツを含むエミレーツNBD(アラブ首長国連邦)、IndusInd(インド)、CIBC(カナダ)、ならびに後日発表を控えている各社です。
グローバル通信キャリアの中から最初に表明する企業は、ソフトバンク/スプリントであり、このカードを駆動させるグローバル技術・IoTイネーブラーであり、電気通信事業者です。
Wallet Card™の登録案内
特定のカードがいつ提供されるかについて通知を受け取りたい場合は、一般の消費者は、いますぐWallet Card™の登録をwww.getwalletcard.com
で行うことができます。
Dynamics Inc. について
Dynamics社は、3つの事業部を保有しており、それぞれインテリジェントカード、付加価値プロセッシング、電話決済技術のビジネスユニットとなっています。当社のインテリジェントカード事業部は、市場を形作るように世界初の複数口座対応カード(カナダ)、世界初のパスワード保護カード(アジア)、および世界初の複数ブランド提携カード(アメリカ)を登場させています。当社の付加価値プロセッシング事業部は、リアルタイムのロイヤルティー利用・購入の通知機能を1000万名以上の消費者へ
接続しており、顧客先にはティム・ホートンおよびアッパーデッキ社が含まれています。そして、携帯電話に使われている電話決済技術を産出しています。LGエレクトロニクス社は、LG
PayにおいてDynamicsの技術を活用しています。Dynamics社はすでにマスターカード社、CIBC、アダムズ・キャピタルマネジメント、ベイン・キャピタルベンチャーズを含む投資家から1億1000万ドルを募っており、グローバルの本社は米国ペンシルベニア州ピッツバーグ、アジア太平洋地域本部はシンガポール、中南米本部はブラジル・サンパウロ、欧州中東アフリカ本部はニューヨークに所在し、複数の製造施設、物理的なカードの個人名義化施設、リモートデータのトラステッドサービスマネジャー施設(TSM)を運営しています。当社、保有する技術、その用途に関して詳しくは、www.dynamics.comをご覧ください。
あらゆる商標は、各所有者に帰属します。
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Mark McClennan or Jennifer Asaro,
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