ノルウェー・オスロ--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- ネル（OSE：NEL）は、二コラ・モーター・カンパニー（二コラ・モーター）から、同社の水素トラック試作車に水素燃料を供給するデモ用燃料供給ステーション2基の購入契約を受注しました。今回の購入注文は独占的提携の契約における初回分となります。独占的提携の目標は、低コストの再生可能水素生産／燃料供給施設を開発することで、1日あたりの水素容量が最大32トンの大規模施設を16カ所で展開する見込みです。
ネルの最高経営責任者（CEO）のジョン・アンドレ・ロッケは、次のように述べています。「当社の新しいクラスター設計を基盤にして、巨大な水素燃料供給ステーションを建設する共同事業で二コラとの提携を発表でき、私たちは感激しています。このクラスター設計は、ネルの高度に拡張可能な電解槽を活用することで、水素のコストを削減し、化石燃料と同等の価格を達成するものです。初回分の2カ所のデモ用ステーションは、二コラ・モーターのトラック試作車に1トンの水素を供給し、当社の巨大規模というコンセプトの設計検証として機能します。このソリューションは共同開発し、世界で最も効率的な低コスト水素生産／燃料供給施設のネットワークへと拡張していきます。」
ニコラ・モーターは、電気分解機能を備えた水素ステーションすべてをネルが独占的に請け負う契約を締結しました。本提携の初回分にはデモ用の水素燃料供給ステーション2カ所の建設が含まれ、これらは来年から本格展開が始まるニコラの試験車両に燃料を供給します。これに続くメガステーションは、8つのNel
A-485電解槽を1つのユニットに統合するクラスタリングのコンセプトを導入して、より低水準の設備投資額の達成を目指します。
二コラ・モーターのトレバー・ミルトンCEOは、次のように語っています。「私たちは世界最大の水素ネットワークを構築しようとしています。ネルの電解槽は十分に実証されており、非常に効率的で信頼性が高いことが業界で知られているため、当社のメガステーション建設のバックボーンに採用するのは自然なことです。ネルの皆さんと協力して、この画期的な技術を米国で可能な限り早期に導入できるというのは、この上ない喜びです。」
ニコラは初期目標として、Nel
A-485電解槽を１カ所につき最低8ユニット備えた巨大水素ステーションを16カ所で2019～2021年に建設します。このソリューションは、Nel
A-485電解槽を1カ所につき最大32ユニットまで拡張できます。これは1日当たり最大32トンの水素生産能力に相当します。
初回分の購入注文は360万米ドル相当で、デモ用ステーションの引き渡しは2018年後半に開始できるよう目指しています。
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