ルクセンブルク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --
ルクセンブルクとアラブ首長国連邦(UAE)は、平和目的での宇宙の探査、利用、応用に対して同じように関心を寄せていることから、宇宙活動で協力する機会について共同で合意しました。ルクセンブルク大公国政府の代表として、エティエンヌ・シュナイダー副首相兼経済大臣と、アラブ首長国連邦の代表として、アラブ首長国連邦の高等教育大臣であり宇宙庁長官を務めるアーマド・ベルホール・アル・ファラシ博士が、本日、アブダビにおいて、宇宙資源の探査と活用に重点を置いた宇宙活動に関する二国間協力を開始する覚書(MOU)を締結しました。
ルクセンブルクは、経済開発のSpaceResources.luイニシアチブに基づき、宇宙資源の探査と活用に関連する活動のために魅力的な総合的枠組みを民間企業に提供しており、これには法制度の整備などが含まれます。ルクセンブルクは、宇宙資源を所有する能力を扱う法的・規制枠組みを提供して宇宙でのこのような任務の認可と監督に関する規則を定める欧州で初めての国です。
特に宇宙資源の探査と活用に重点を置いた5年間のこの協力合意は、宇宙科学技術、人材育成、宇宙の政策、法律、規制の分野において、ルクセンブルクとUAEの宇宙セクターで情報と専門知識を交換することに関するものです。両国は、宇宙の国際的統治の問題について定期的に協議し、関連する国際フォーラムで共通の立場を確立する意向です。
ルクセンブルクのエティエンヌ・シュナイダー副首相兼経済大臣は次のように述べています。「ルクセンブルクは、人類のために宇宙資源の平和的な探査と持続可能な活用を積極的に推進しています。これらの目標に沿って、我が国は、関連するあらゆる国際フォーラムにおいて宇宙資源の探査と活用に関する議論を奨励しています。UAE宇宙庁とこの覚書を締結することにより、私たちは、二国間および多国間協力を支援し、他の国々と共に、宇宙資源の活用に関する将来の統治計画と世界的な規制枠組みを推進していきます。」
アラブ首長国連邦の高等教育大臣であり、宇宙庁長官を務めるアーマド・ビン・アブドラ・フマイド・ベルホール・アル・ファラシ博士は次のように述べています。「ルクセンブルクとの協力は、宇宙庁およびアラブ首長国連邦の戦略的ビジョンに沿ったものです。この協力には、より密接な国際協力を目指し、相互に有益な国際的パートナーシップを確立し、世界の他の国々と科学的知識を交換することが含まれます。UAE宇宙庁は、宇宙空間の平和的探査の分野における国際協力の重要性を認識しています。この分野は人類の共通遺産の一部と考えられるためです。この分野のすべての管轄組織が、人類の福祉向上という共通の目標に向かって協力することが非常に重要だと私たちは考えています。」
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