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ソウル半導体、Acrich技術盗用企業に対して特許訴訟提起




  • 米国の照明会社のLED電球がソウル半導体の源泉技術であるAcrich (アクリチ)関連特許12件を侵害


  • アクリチ技術は、照明だけでなく、TVなどの電子機器にも広く使用されているLED駆動の核心技術


  • 照明とTVの駆動では既に10%以上がアクリチ駆動技術を利用






韓国安山市--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 世界的なLED (発光ダイオード)専業メーカーおよびLEDチップ/紫外線(UV) LEDメーカーのSeoul
Semiconductor Co., Ltd.およびSeoul Viosys Co., Ltd.
(本社:韓国安山市、代表理事:李貞勲、以下「ソウル社」)は、両社のAcrich
(アクリチ)技術を侵害した製品を販売している米国のLED照明企業Archipelago Lighting,
Inc.を相手に、米国カリフォルニア州連邦裁判所に特許侵害訴訟を提起したと発表した。






ソウル社は訴状で、Archipelago Lighting,
Inc.が販売するフィラメントLED電球を含む様々な種類のLED電球がソウル社のアクリチ関連特許12件を侵害していると発表した。侵害されたソウル社のアクリチ特許は、高電圧(High
Voltage)駆動LEDドライバ技術、マルチチップの製造及び実装技術(MJT:Multi-Junction
Technology)、LEDパッケージング、フィラメントLED製造技術、LEDエピ層の成長とチップ製造技術などで、すべてLEDの製造及び駆動に必要不可欠な核心技術である。



従来のLEDは、一般的にLED
(素子)一つが3Vレベルの低電圧高電流で駆動される。したがって照明の明るさを高めるために、複数の素子を配列し、それぞれの素子を相互に接続(配線)する必要があった。これによって駆動回路のサイズが大きくなり、価格が高くなるだけでなく、配線による不良の可能性が高かった。



しかし、アクリチは、高電圧駆動に最適化されたLEDドライバ技術と小さな面積内に多数のLEDチップを集積させることができるマルチチップ実装技術(MJT)が適用され、少ない数のLEDでも高い電圧と出力を同時に得ることができる。コンバータがなく、交流で直接駆動するため、製品の全体効率(Wall-plug
Efficiency)が高く、電力変換過程を経ないため、回路内部の電力損失を最小限に抑えることができる。それだけでなく、使用するLEDの数が減ることによって空間活用度が高まり、簡単に回路を設計することができ、照明のサイズとコストも大幅に削減することができる。



アクリチ技術は、照明だけでなく、ITや自動車分野にも応用範囲が拡大している。



照明分野では、12Vと18V以上の高電圧の照明製品が市場で脚光を浴びており、36V、48Vなどの超高圧駆動光源の需要も増えている。これらの高電圧駆動の光源を作るために、高電圧駆動LEDドライバ技術とマルチチップ実装技術を融合させたアクリチ技術が不可欠である。アクリチ光源は、技術の優秀性を認められ、すでに韓国や、米国、中国、ヨーロッパ、東南アジア、モンゴル、カザフスタンのなど世界各地の街路灯や商業用照明に採用されている。



IT分野では、TVなどの電子機器の大画面ディスプレイにアクリチ技術が採用されている。アクリチ技術を使えば、ディスプレイの内部システムを革新的に簡素化させ、寿命と効率を画期的に向上させることができ、電気回路が占めていたスペースを削減して、完成品のサイズや厚みを画期的に削減することができる。最近、成長著しい超薄型UHDディスプレイ製品にもアクリチ技術が採用されており、アクリチ技術でコントラスト性能を向上させるフルアレイローカルディミング(full-array
local dimming)の実現が可能なため、高精細ディスプレイ用のバックライトユニットの次世代ソリューションとして業界の関心を集めている。



また、アクリチは、代表的な高出力LEDとして、景観照明、自動車のヘッドランプやデイタイムランニングライト、携帯電話のフラッシュなどの高い光出力を必要とする分野に応用範囲を徐々に広げている。



1990年代半ばからアクリチ技術を開発し、2005年には量産に成功した。毎年、技術革新と高度化に努め、新製品の発売を続けてきたソウル社は、現在、約1千件に及ぶアクリチ技術などLED関連特許を保有している。最近、高電圧LED市場の需要が急増し、ソウル社の特許ポートフォリオを無視して技術を盗用する企業が続々と現れ始めている。積極的な特許権の行使によって、知的財産が尊重される素晴らしい社会を作る。



ソウル半導体中央研究所のナム・ギボムソ所長は、「現在のアクリチの技術をコピーした製品を使用しているLED
TV、一般照明、自動車照明製品などを広範囲に調査してきた」とし、「ソウル社が数十年間開発してきたアクリチ技術を保護するために、特許侵害の警告を無視して侵害品を継続して使用する企業に対して特許訴訟を積極的に提起する計画である。これが若者と中小企業の希望になりうる」と述べた。



ソウル半導体について



ソウル半導体は、2017年現在、世界LED市場で4位のLED専門企業である。1万2千件以上の特許ポートフォリオと差別化製品をベースに、照明や自動車、IT、紫外線全領域の様々なLED製品を量産し、急速に変化するLED市場に柔軟に対応している。特に、パッケージのないLED
“Wicop”、交流と高電圧LEDの技術”Acrich"、従来のLEDよりも10倍以上明るい”nPola"、最先端の紫外線クリーン技術”Violeds"、全方向に光を発散する「フィラメントLED」技術、高集積素子技術”MJT:Multi
Junction Technology”が適用されたCOB (Chip On Board)タイプのLED “Acrich
COB"、太陽に最も近い自然光LED
”SunLike”など、世界に先駆けて開発した差別化製品で、世界中のLED業界をリードしている、ソウル半導体に関する最新情報は http://www.seoulsemicon.com/jp/
を参照。




Contacts


報道関係者お問い合わせ先:
日本支社:ジャパンソウル半導体株式会社
広報担当
03-5360-7620



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