米ジョージア州ダルース--(BUSINESS WIRE)---- （ビジネスワイヤ） -- 農業機器・ソリューションを世界的に製造・販売するAGCOコーポレーション（NYSE:
AGCO）は、創業者で元社長・会長・最高経営責任者（CEO）のロバート・J・ラトリフが死去したことを発表しました。
ラトリフは世界の農業界のニーズに応えるソリューションの提供をビジョンに掲げてAGCOを導き、北米の中小企業から世界有数の農業機器メーカーへと成長させました。起業家精神に富んだラトリフは、AGCOの設立の一環として、経営陣を率いて1990年にドイツ・アリス・コーポレーションを買収しました。
ラトリフのリーダーシップの下、AGCOは定評ある業界の有名機器ブランドを次々に買収しました。AGCOは1994年、世界的トラクター販売のリーディングカンパニーであるマッセイ・ファーガソンの株式を世界的に買収し、1997年には業界の技術革新リーダーとして知られるフェントを買収しました。2002年、ラトリフはキャタピラの農業用トラクター事業およびチャレンジャー・ブランドの買収を主導しました。2004年にはヴァルトラを買収し、欧州および南米におけるAGCOのリーダーとしての地位を確かなものとしました。
ラトリフは実践派の指導者で、従業員を手厚くサポートし、従業員の興味と目標を支えました。こうした姿勢は販売店ネットワークにも及び、販売店へ定期的にフィードバックを求め、緊密な交流と経営幹部の関与を積極的に進めました。こうした取り組みは今日、AGCO企業文化の一部となっています。
ラトリフはAGCOによる買収案件21件を統率し、1990年に2億ドルだった売上高を2005年には54億ドルを超えるまでに伸ばし、2006年に会長へ退きました。現在ジョージア州ダルースに本社を置くAGCOは、150カ国以上で製品を販売しています。2014年に米国機器製造業協会（AEM）の名誉殿堂入りを果たしたラトリフは、事業の構築や人材の育成・サポートを通じて世界の業界に多大な影響を与えました。
AGCO会長・社長・最高経営責任者（CEO）のマーティン・リッシェンハーゲンは、次のように述べています。「当社が今日ある姿にまで成長できたのは、ボブ・ラトリフのさらに上を目指す姿勢と、AGCO、当社顧客、販売店、従業員、株主に対する圧倒的な献身のおかげです。取締役会、経営陣、世界各地の従業員は、そのビジョン、リーダーシップ、献身に深く感謝しています。私たち全員が深い悲しみを覚えています。妻のジニさんと残されたご家族に、心より哀悼の意を捧げたいと思います。」
2017年5月20日土曜日午後4時（米国東部時間）より、ジョージア州ジョーンズ・クリークのアトランタ・アスレチック・クラブで偲ぶ会が開かれます。
AGCOについて
AGCO（NYSE：AGCO）は、農業ソリューションの設計・製造・販売における世界的リーダー企業として、フルラインの機械と関連サービスを通じて農業の生産性の向上を支えています。Challenger®、Fendt®、GSI®、Massey
Ferguson®、Valtra®の5つの中核的ブランドによって販売されるAGCOの製品は、Fuse®精密技術・農場最適化サービスに支えられ、150カ国以上で3000以上の独立取扱店と販売店を通じて世界的に流通しています。1990年に設立され、米国ジョージア州ダルースに本社を構えるAGCOは、2016年に74億ドルの売上高を記録しました。詳しい情報については、http://www.AGCOcorp.comをご覧ください。会社のニュース、情報、イベントについては、ツイッターで
@AGCOCorp をフォローしてください。ツイッターでの財務ニュースについては、ハッシュタグ#AGCOIRの投稿をフォローしてください。
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