米カリフォルニア州アーバイン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 患者安全運動財団(PSMF)は、第3回年次患者安全イノベーション賞の応募受け付けを2017年4月3日正午(太平洋夏時間)より開始すると発表しました。本コンペは企業家や患者安全推進者に対し、患者安全を大きく改善し、予防可能な患者死亡を2020年までに根絶するというPSMFの目標達成に役立つ革新的な製品やプロセスを提示するよう奨励するものです。詳細情報と応募についてはhttp://patientsafetymovement.org/summit/innovation-award/をご覧ください。
第3回年次患者安全イノベーション賞の応募期間は2017年4月3日から2017年10月2日までです。最終選考者は2017年11月に発し、受賞者は2018年2月の第6回年次世界患者安全・科学・技術サミットで発表します。応募の対象となるイノベーションは、新しい製品、プロセス、または既存の技術ないしプロセスの新規使用法です。応募案件の審査はPSMFの理事会メンバーが行います。1等賞は5万ドル、2等賞は2万5000ドル、3等賞は1万ドルが受賞者に授与されます。
患者安全運動財団創設者のジョー・キアニは、次のように述べています。「当財団はこれまで、患者安全イノベーション賞を通じ、予防可能な病院死を低減する上で、実行が容易で“今日において”大きな影響を与え得るアイデアを前進させるための勢いを与えることができました。安全に関するありとあらゆるイノベーションは、その規模や対象範囲にかかわらず、2020年までに死亡を根絶するという目標に私たちを一歩近づけてくれるものです。」
2016年患者安全イノベーション賞1等賞の受賞者であるReavillMEDのMatt ReavillおよびDulie
Reavillの両氏は、次のように述べています。「この賞をいただくことができ、大変光栄に思います。私たちは父が亡くなった1994年からイノベーション活動に取り組み、世界に変革をもたらすと考えるソリューションによって活動を前進させてきました。この賞が私たちのイノベーション活動に光を当てることに感謝しており、今年は病院で初のパイロットプログラムを実現したいと願っています。」
2015年患者安全イノベーション賞1等賞の受賞者であるウガンダ工業研究所のPhilippa
Makobore氏は、次のように述べています。「当研究所のイノベーションは、特に小児のための静脈内輸液の安全性を高めるという意図があります。私たちがサミット終了後に最初に行ったことは、適切なケーシングをデザインするため、Design
Without
Bordersのインダストリアルエンジニアを雇うことでした。また、アルゴリズムデザインから成るソフトウエア/ハードウエア開発を通じて装置自動化を開始したほか、プロセスを効率化するとともに厳しい医療機器基準に沿った検査を実施するために顧問システムエンジニアを雇いました。」
Makobore氏は患者安全イノベーション賞の将来の受賞者に向けて、次のように述べています。「この賞は皆さまのイノベーションに大きなブレークスルーをもたらすものであり、また皆さまが意図していた効果を達成して、最終的には『予防可能な死亡の2020年までの根絶』という患者安全運動の使命に沿って予防可能な死亡を削減できるよう、皆さまの製品開発における重要な踏み石となるものです。」
患者安全運動財団について
米国の病院で毎年20万人以上、そして世界で300万人が予防可能な要因により死亡しています。患者安全運動財団は、2020年までにこれら予防可能な死亡を0まで(0X2020)減らすべく、マシモ医療倫理・革新・競争財団の支援により設立されました。患者安全を改善するには、患者、医療提供者、医療技術企業、政府、雇用主、民間保険組織を含むすべての関係者の協働努力が必要です。患者安全運動財団は、すべての関係者と協力して患者安全のための実施可能なソリューションをもって問題に取り組みます。当財団は、世界患者安全・科学・技術サミットも開催しています。サミットでは、世界最高の良心の一部を呼び集め、示唆に富む議論や現状打破に挑戦する新しいアイデアを交わします。患者安全運動財団は、患者安全の課題に対処するための具体的で影響力が大きいソリューションである「実施可能な患者安全ソリューション」を紹介し、自社製品の購入者にデータを共有するよう医療技術企業に促し、病院に「実施可能な患者安全ソリューション」を導入するよう呼び掛けることで、2020年までに予防可能な死亡の根絶に向けた活動を続けています。http://patientsafetymovement.org/をご覧ください。
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