北京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- カザフスタン共和国政府系ファンドのサムルク・カズィナは本日、カザフスタン中国ビジネス協議会(KCBC)の3d会議で計40億米ドルに及ぶ5つのプロジェクトの了解覚書と契約を発表しました。
KCBCで合意に達した契約は、新たなシルクロードの中心を成す2つの国であるカザフと中国のビジネス関係の深化を示しています。両国の政府と企業の代表者350人以上が参加したこのイベントでは、カザフスタンのカリム・マシモフ首相やサムルク・カズィナのウミルザク・シュケーエフ最高経営責任者(CEO)が基調講演を行いました。
KCBC会議での主な発表は次の通りです。
石油探査・生産、石油化学製品、エンジニアリング、再生可能エネルギーに関するカズムナイガスと中国石油化工の契約
カザフスタンでの核燃料集合体生産プラントの設計・建設とカザフスタンでのウラン鉱床の共同開発に向けたカザフスタンの国営原子力会社カザトムプロムと中国広核集団の契約
カザフスタンの農村部で光ファイバー通信回線を敷設するカザフテレコムと中国電信の契約
サムルク・カズィナ会長のウミルザク・シュケーエフ博士は、次のように述べています。「私たちは、両国が新たなシルクロードの開発を模索する中で、中国企業に開かれている提携・投資機会を示すためにここに集まりました。両国間の提携の成功により、将来の成長、発展、安定が推進されます。この協議会は、官民連携のためのプラットフォームというだけでなく、両国の経済を成長させ得る経験とアイデアを交換する場でもあります。」
この会議のパネルセッションでは、カザフスタンでの投資機会、当国で継続して行われている公共資産の民営化の取り組み、サムルク・カズィナの変革プログラム、インフラ・技術革新・物流に関する詳細が示されました。アスタナで開催されるExpo2017が主導するグリーン経済と持続可能な開発に向けた特別セッションも行われました。
サムルク・カズィナについて
サムルク・カズィナは、カザフスタン経済の近代化、多角化、成長を推進しています。2008年に設立された当ファンドは、エア・アスタナ、FCアスタナ、カザフテレコムなど一流企業や国営開発機関の多様なポートフォリオを管理しています。当ファンドは現在、2050年までに世界の先進30カ国に入るというカザフスタンの目標を支援すべく、既存資産の運用と生産性を向上させる変革プログラムを主導しています。
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