最先端の破壊的技術が新基準を確立
サンフランシスコ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --
ビットコイン・ブロックチェーンのインフラストラクチャーを供給する大手トランザクション処理企業のビットフューリー・グループは、当社の3番目となるメガデータセンターを来週開設します。
ジョージア共和国に位置するこの新しいメガデータセンターは、40MWの電力容量を持ち、ビットフューリーの28nmおよび16nmの最新ASICチップを使用して、トランザクションを処理します。新しい処理センターは、ビットフューリーが今年に入って買収したアライド・コントロールが開発した浸漬式冷却技術と、現地で調達する水力発電エネルギーをフル活用します。ビットフューリーの浸漬式冷却技術により、高性能演算アプリケーション向けの省エネ式データセンター冷却システムが実現します。
ビットフューリーのバレリー・バビロフ最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「このデータセンターは、浸漬式冷却技術を新たな次元に引き上げ、再生可能エネルギーを使用したデータ処理の新基準を打ち立てます。ビットフューリーは、この分野の革新を先導しています。新しいデータセンターを披露し、当社の世界的パートナーと協力して、この重要な取り組みを前進させることができ、誇りに思います。」
データセンター開設式の詳細:
参加者:ビットフューリー幹部とジョージアの高級官僚
場所:トビリシのグルダニ地区、トビリシテクノロジーパークの自由工業地区
日時:12月16日(木)、午前10:30~午後1時
重要な背景情報:
ビットフューリーは、すべてのデータセンター運用で再生可能エネルギーを使用しており、可能な限り最小のカーボンフットプリントを維持することに全力を挙げています。当社は本日、ビットフューリー・グループ子会社のアライド・コントロールが開発した技術によって実現した、データセンター効率の画期的な成果を発表します。アライド・コントロールは、新しい二相浸漬式冷却(2PIC)技術を専門に手掛けています。この技術は、水平ラック当たりの電力密度を平均5kW~10kWから250kWという記録的な数値に高め、電力利用効果(PUE)1.02によって、冷却のためのエネルギー消費を96%以上削減し、導入時間を大幅に加速しながら、環境の持続可能性を実現します。
ビットフューリーは独自のフルカスタム特定用途向け集積回路(ASIC)、PCB、サーバー、データセンターを構築しています。当社はアライド・コントロールの受賞歴がある2PIC技術を活用して、28nmおよび16nmのASICを実装します。この革新的な2PIC技術により、ビットフューリーはASICをより効率的に稼働させて、運用費を低減できるようになります。また、より少ない数のチップを、とりわけ製品ライフサイクルの初期に、より高温で動作させることができます。2PICは、実質すべての廃熱を現地産業や地方自治体が再利用できるようにするため、純運用費の削減にもつながります。
このため再生可能エネルギーを使用して、浸漬式冷却システムの電力供給を行うと、ほぼカーボンニュートラルに近い状態で運用できるという効果があります。
業界では、処理能力のニーズがかつてない勢いで高まっているため、高密度の回路基板を構築でき、オーバークロック時に高性能を発揮できる2PICは、ブロックチェーンの取引処理にうってつけです。
こうした成長と進捗は、高性能コンピューティングが来る「エクサハッシュ時代」、すなわちビットコインのネットワークのコンピューティング能力が毎秒1000ペタハッシュ(10の18乗ハッシュ運用)を超えるべく進化する中、高性能コンピューティングのロードマップを提供できます。
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