米ニューヨーク州ファーミングデール--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --
マヒンドラ・グループ傘下企業のマヒンドラ・ディフェンス・システムズと、グリフォン・コーポレーション(NYSE:GFF)の完全所有子会社であるテレフォニクス・コーポレーションは本日、テレフォニクスが、両社の合弁事業(JV)であるマヒンドラ・テレフォニクス・インテグレーテッド・システムズ(MTIS)の株式持分を26%から49%に増やしたことを発表しました。テレフォニクスは、インド外国投資促進委員会(FIPB)からインドの軍需企業の持分増加の承認を受けた初めての米国の防衛・航空宇宙分野の請負企業となります。
MTISは、2013年12月にインド・ニューデリー南部のプリスラに製造・開発施設を設立しました。初期組織設定、人材確保、従業員訓練期間を経て、MTISは現在、機上気象レーダーおよび通信機器を製造しています。インドではこの種で初めての民間組織であるこの合弁事業は、インド政府の「メイク・イン・インディア」イニシアチブをサポートしています。
マヒンドラ&マヒンドラ・リミテッドのグループ執行委員会メンバーで航空宇宙・防衛担当グループ・プレジデントのSPシュクラ氏は次のように述べています。「テレフォニクスがMTISの持分を増やしたことは、インド現地における航空宇宙・防衛分野での製造能力を開発する当社の活動に則しています。合弁事業のパートナーであるテレフォニクスとともに、MTISは、インド国防軍の能力を強化する高度な技術の製品を提供する当社の能力を引き続き向上させていきます。」
テレフォニクスのジョセフ・J・バタグリア社長兼最高経営責任者(CEO)は次のように述べています。「テレフォニクスは、MTISの持分増加を発表できたことを大変うれしく思っています。テレフォニクスがマヒンドラ・ディフェンスとの密接な協力を基に、インドでの機会に対応する中で、これは重要な節目となります。」
MTISの詳細については、www.mahindratelephonics.comをご覧ください。
テレフォニクスについて
ハイテク設計および製造におけるテレフォニクスの能力により、軍事・商業分野の世界市場に対し、情報、通信、センサーシステムの総合的ソリューションを提供することができます。テレフォニクスは、航空機間通信システム、無線通信システム、レーダー、敵味方識別装置、統合セキュリティーシステム、航空交通管理システム、航空宇宙エレクトロニクス、脅威パフォーマンス分析、レーダーシステム分析を専門としています。
グリフォン・コーポレーションについて
米ニューヨーク州ニューヨークに本社を置くグリフォン・コーポレーションは多角的な管理・持株会社として、完全所有子会社を通じて事業を行っています。当社は子会社の運営の監督、子会社間の経営資源の配分、子会社の資本構成の管理に当たっています。当社は買収と成長機会に関して、また売却・分割に関して、子会社の指揮と支援を担っています。またグリフォンはさらなる多角化を目指し、魅力的な資本利益率が潜在的に見込まれる新たな事業を追求・評価するとともに、適切な場合には買収していきます。
マヒンドラ航空宇宙および防衛部門について
マヒンドラ・エアロスペースは、2008年より、マヒンドラ・グループの多用途航空機および航空機構造体製造への進出を主導してきました。オーストラリアを拠点とする多用途航空機事業は現在、このクラスで最も能力の高い頑丈な汎用多用途航空機であるエアバン8を製造しています。現在、38カ国で認証を受け、240機を超える航空機が使用されています。マヒンドラ・エアロスペースはまた、10座席のターボプロップであるエアバン10を開発中です。これは2016年に認証を受ける予定です。
マヒンドラ・ディフェンスは、陸軍、空軍、海軍の3つの国防軍組織のニーズを満たす業務を行う企業を擁しています。製品範囲には、装甲車、水中軍用機器、レーダー、監視装置などがあります。
マヒンドラについて
マヒンドラ・グループは、移動性を高め、地方の繁栄を促進し、都市のライフスタイルを向上させ、事業効率を高めるソリューションを通して人々を活気づけることに注力しています。
インド・ムンバイを本拠とする169億米ドルの多国籍グループであるマヒンドラは、100カ国以上の20万人を超える人々に雇用の機会を提供しています。マヒンドラは経済成長を促進する主要産業で事業を運営しており、トラクター、多目的車、情報技術、金融サービス、バケーションオーナーシップの分野でトップの地位を確立しています。また、マヒンドラは、農業関連事業、航空宇宙、構成部品、コンサルタントサービス、防衛、エネルギー、産業用機器、物流、不動産、小売、鉄鋼、商用車、二輪車の分野でも強力なプレゼンスを示しています。
2015年、マヒンドラ&マヒンドラは、エコノミック・タイムズ誌の調査で、企業の社会的責任(CSR)部門でインド最優秀企業に選ばれました。2014年には、マヒンドラは、売上高、利益、資産、市場価値において世界最大の最も有力な公開会社の総合リストであるフォーブス・グローバル2000にランキングされました。マヒンドラ・グループはまた、2013年、「新興国市場」カテゴリーでフィナンシャル・タイムズ誌の「ボールドネス・イン・ビジネス」アワードを受賞しました。
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