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制汗剤、何を・いつ使うべき?体臭・顔汗・汗ジミ最低限のビジネスマナー


暑い夏。職場にたどり着く頃には汗でびっしょりの服や、拭いても拭いても止まらない顔汗、そして「汗臭い」と思われてしまうことが不安になる季節です。においを原因として周囲に不快感を与えることを「スメルハラスメント」と呼びますが、無自覚の「スメハラ」で嫌われるのは断固阻止したいところ。「汗が出る」という体質そのものを今すぐ変えることはできないので、公共の場でのマナーとしては「いかに汗に対処するか」が求められます。


しかし、こんなことを思ったことはありませんか?


「制汗剤は種類が多くてどれがいいのかわからない……」


「そもそもいつ使うのかイマイチわからない……」


そんな「汗対策迷子」な人のために、当サイト”BUSINESS LIFE(ビジネスライフ)”編集部員Sが、「制汗・基本のき」を解説していきたいと思います。



汗対策、最低限のマナーが知りたい!揃えるべきアイテムは?


「汗対策をしよう!」と意気込んでドラッグストアのそれらしいコーナーを見ると、一口に制汗剤と言っても様々なタイプがあることがわかります。スプレータイプ・ウォータータイプ・ロールオン・スティック・シート・クリーム……容器に印字された成分表示や説明書きを読んで各タイプの特徴を掴むのは至難の技です。ここで次のような疑問が浮かんできます。


 


Q.「周囲に迷惑をかけない」レベルをクリアするには、まず何を購入すべきなのか?


 


その答えは、こうです。


 


A.「自宅用にスプレータイプ・外用に汗拭きシート」を買えば大体OK!


 


ガスを体に吹き付けるスプレー式の制汗剤とコンビニでよく見かける汗拭きシートがあれば、「スメハラ」と呼ばれる危険性はグッと低くなります。さらに「いつ」「どこで」使うのかを整理しておけば、「何をすればいいのかわからない」という不安はなくなるはずです。


①自宅用に【スプレータイプ】の制汗剤


制汗剤には様々な種類がありますが、制汗初心者におすすめなのはスプレータイプ。クリームやジェルのようにベタベタと手が汚れることがないのでお手軽です。しかし制汗剤は使用するタイミングが重要。実はスプレータイプの制汗剤は「自宅」で使うのがいいのです。


理由その1:汗をかいてからでは意味がない


冷房がかかる室内と比べると、より汗を大量にかくのは外出時。しかし汗をかく前に毛穴をふさいで汗を予防するタイプの制汗剤は、汗をかいてから使っても意味がありません。外出先で汗が出たからと言ってすぐにシューッとスプレーすると、制汗剤と汗のにおいが混ざりあってより強力なにおいが発生してしまいます。


そもそも汗腺には「エクリン腺」と「アポクリン腺」の二種類があります。このうちワキガの原因とされる高粘度の汗を出すのはアポクリン腺ですが、分泌された時点ではどちらの汗腺から出る汗も無臭です。においが発生するのは汗を放置したとき、汗の成分が皮膚表面に存在する細菌のエサとなって菌が繁殖してしまうから。


参考:「Q&A|【医師監修】教えてドクター 汗とニオイのお悩み相談室(制汗剤デオドラントBan)」


つまり、におい対策をするなら「汗を出さない・出てしまった汗を皮膚から消す」のが一番ということ。スプレーには抗菌・殺菌効果があるものも多いですが、その効果が発揮されるためには菌を含んだ汗をできるだけぬぐいとることが必要不可欠です。


理由その2:外ではスプレーする場所に困る


屋外での汗対策に制汗剤スプレーを持ち出した際、意外に困るのが使用場所。ガスの噴射音や、空間に広がるガス自体が人に迷惑に思われないか気になってしまいませんか。トイレで使おうとしても「香りが残るかもしれない」「共有スペースに音が聞こえるかもしれない」……と不安の種は消えません。


そもそも制汗剤は「を抑する」と書きます。出た汗の対処よりは汗の予防に強いのです。スプレータイプは持ち運ぶのが難しい大容量タイプを汗をあまりかかない自宅に備え付け、周りの目を気にせずに使うのがいいでしょう。


ちなみに自宅での制汗は【就寝前スプレーor朝シャン後スプレー】がオススメ。


「汗にお困りの方は要チェック、制汗剤を効果的に使う5ポイント(AHCswiss)」によれば、



日中、汗腺は体の体温調節のために忙しく働いています。


この汗腺の働きが落ち着いている夜に制汗剤を使用することが、その効果を最大限に引き出すためのコツとされています。



とのこと。入浴・シャワーのあとはにおいのもととなる菌が少なくなるので、汗がひいてから清潔な肌に制汗剤を吹き付ければ予防としては十分です。


 


②外では【汗拭きシート】でダラダラ汗に対応


どんなに汗予防しても汗は出る時には出るもの。でも、顔中ダラダラになっているのは見苦しいと思われそう……。汗が出てからはできることは何もないのでしょうか?


もちろん、そんなことはありません。出たばかりの汗を拭き取れば汗の匂いの原因を取り除くことができます。ところが、ここには大きな落とし穴が。普段やっている汗対策が逆効果な場合があるのです。


 


Q.汗っかきがやりがちな「汗対策NG行動」とはなんでしょうか?


 


意外な答えはこちら。


 


A.「汗を乾いたハンカチで拭く」


 


止まらない汗、原因は「乾きハンカチ」


もともと発汗は体の熱を下げるための正常な反応です。汗という水分が肌の表面で気化することによって、体の熱が放出されているのです。汗が蒸発する前に乾いたハンカチで拭いてしまうと、熱が放出されないために体は再び汗を分泌しようとします。つまり、乾いたハンカチでは発汗を促進してしまうのです。


そこで登場するのが汗拭きシート。汗拭きシートで肌を拭うとスーッと気持ちよくなりますが、それはシートに含まれたアルコール成分が水よりも蒸発しやすい分、多くの熱エネルギーを体から奪っていくから。肌を湿らせながら汗を拭えるので、ニオイの原因となる菌の繁殖を防ぎながら熱を下げ、余計な汗の分泌を防ぐことができます。顔の肌は敏感なので、顔用汗拭きシートを使うといいかもしれません。


しかし汗拭きシートには香料付きのものも多くあります。無香料タイプでもメンソール系のすうっとした香りがあり、そのにおいが苦手な人も周囲にいる可能性もあります。気にしすぎることはありませんが、体液を拭う以上、トイレの個室で済ませると「見苦しい」という印象を避けることができます。使用済シートを入れるための袋を忘れずに持ち歩きましょう。


濡れハンカチをスライドジッパーバックにイン!サッと顔汗対策



汗拭きシートをトイレで使うと決めた場合、汗っかきの人は「そんなに何度もトイレにいけない」と不安になるかもしれません。外回りで暑い外から室内に入るとき、トイレに行っている時間がない時もあります。そんな人は「乾きハンカチ」を「濡れハンカチ」に変えて持ち歩いていると安心です。


汗拭きシートはメンソール臭だけでなく「かさばるゴミ」が難点でした。しかし濡れハンカチなら使用ずみシートの処理に困ることなくダラダラ汗に対応できます。小さなジップロックに入れて持ち運べば、他の荷物や服を濡らすこともありません。


「持ち歩くと作り置き食品を携帯していると思われそうでなんとなく恥ずかしい!」


そんな人には100均のジッパーバックや紀ノ国屋 スライドジッパーバッグ S(e-shop KINOKUNIYA)がスタイリッシュでおすすめ。特に紀ノ国屋のジッパーバッグは繰り返し使用できる上、スライド式なので一瞬で開け閉めが完了します。ぷちぷちと押して少しずつ閉じる手間がありません。Suicaのペンギン ジッパーバッグ(e-shop KINOKUNIYA)ならICカードとデザインを揃えることもできます。


忘れないで!日焼け止め。オススメは【ミストタイプ】


2018年7月23日、埼玉県熊谷市で観測史上最高気温の41.1度が記録されるなど、夏の日差しの厳しさは年々増していくようです。


そんな中、健康管理の一環として日焼けどめはもはや必須アイテム。しかし汗をぬぐい続けていれば当然日焼け止めも落ちてしまいます。汗を拭いたら日焼け止めクリームも同時に塗り直すことも忘れないでください。


日焼け止めにもスプレータイプやクリームなど様々な種類がありますが、今回のオススメは「ミストタイプ」。ガス噴射タイプと違い音が気にならず、水分として肌の上に散るので汗対策の観点から見ても優秀です。


汗ジミが恥ずかしい!不快に思われないためにできること

ここまでは「汗のにおい」それ自体へのアプローチについて触れてきました。しかし、汗がひいても服の背中側・脇などにべったりとつく「汗ジミ」が目立ったままではマナー的に不安があります。「汗をかいても目立たない」ような工夫が必要です。


スプレータイプの制汗剤では脇汗をカバーできないという場合、ロールオンタイプの制汗剤を脇に塗りましょう。容器の先端についたボールで直接肌に塗り込むため、スプレータイプより高い効果が期待できます。それでも脇汗が気になる場合、汗パッドをシャツにつけて毎日取り替えます。


また、リュックでの移動が多い人の悩みといえば背中の汗ジミには、「脇パッド」ならぬ「リュック用背中パッド」をつけるといいでしょう。


汗とおる君 デイパックに取り付けて背中の蒸れを防ぐ(Amazon)


「服の表面に汗がしみないようにする」「においがこもらないようにする」という点ではシャツの下に着るインナーの工夫が不可欠です。インナーは脇も背中もカバーし、汗を吸収する防波堤として働いてくれます。


しかしインナーに汗をとどめるというのは「スメハラ」の点で心配です。汗が放置されると菌が繁殖し、においの原因となることは確認済み。インナーの生地に染み込んだ汗がにおい出してしまうのなら、汗対策として本末転倒です。


「体臭対策はこれで完璧 11種類の体臭別に徹底解説【セルフチェックつき】(LightworksBLOG)」によると、


肌を清潔に保ち、こまめに下着を交換しても、洗い立ての衣類がニオイの元となっていることがあります。


下着など衣類の繊維に入り込んだ菌は、ふつうの洗濯では十分に落とすことができません。

このような元から染み込んでいる菌と汗が混ざって、体臭を発することがあるのです。


と、「においの原因は服にもある」ということがわかります。服の菌と汗が混ざったときの生乾き臭……せっかくの汗対策も台無しですね。どこかに……どこかに、「汗をかいても菌が繁殖しない」、そんなインナーがあればいいのに……。


 


ここで問題です。


 


 


Q.菌・ニオイを99%もカットできるインナーはあるのか?


 


 


 


実は、あるんですね。このサイトでイチオシの、抗菌インナーが!


 


 


A.ビジネスライフ開発!夏にぴったりの抗菌インナー「MAMORU WEAR」


当サイト”BUSINESS LIFE(ビジネスライフ)”開発のMAMORUWEARは、抗菌成分を強力固定した繊維を使用した肌着です。風邪の原因となる菌だけでなくにおいの元となる菌もカットし、「汗をかいてもサラサラ」「シャツのにおいが気にならない」という効果があります。

MAMORU-WEARバナー


詳しくはこちら→「風邪をひかないでね」と思いを込めて。大切な人に贈りたい “あなたを守る肌着”MAMORU WEAR」


冬場の風邪対策を目的に開発されたこちらのインナーですが、夏場の肌着としてもオススメなんです。


「MAMORU WEAR」公式サイトより、利用者の声。

 


「体臭」の原因菌は服の生地にも蓄積され、着ている間だけではなく洗濯時からにおいを発することがあります。ところが「MAMORU WEAR」は抗菌成分を繊維表面に強力に固定したCLEANSEを採用しているので、繊維に接触した菌は膜や触手を破壊され、活動できない状態になるのです。


 


 


「スメル・マネジメント」はもはや守るべきマナーだと言えます。制汗剤や汗拭きシート、濡れハンカチや「MAMORU WEAR」を上手に利用することで、「臭くて近づきたくない……」と思われる事態を事前に避けていきましょう。


 



◆「MAMORU WEAR」詳細・ご購入はMAMORU WEAR 公式サイトから。


東京・千駄ヶ谷の疲労回復専用ジム「ZERO GYM」および大阪・梅田の蔦屋書店では、実物を見てお買い求め頂けます。



ZERO GYM

営業時間 : [平日]14:00~23:00[土日]09:00~18:00

※曜日によって営業時間が異なります。

[休業]年末年始・祝日・不定休

所在地  : 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-20-3 東栄神宮外苑ビル8F

アクセス : JR総武線 千駄ヶ谷駅より徒歩5分

都営大江戸線 国立競技場駅【A4出口】より徒歩5分

東京メトロ副都心線 北参道駅【1番出口】より徒歩6分

※駐車場はございませんので公共の交通機関をご利用ください。

店舗サイト: http://zerogym.jp



梅田 蔦屋書店

営業時間 : 7:00~23:00 不定休

所在地  : 大阪府大阪市北区梅田3-1-3 ルクア イーレ9F

アクセス : 大阪ステーションシティ ノースゲートビルディング西館商業施設

「LUCUA 1100」(ルクア イーレ)の9階フロア

※ルクア イーレの営業時間外(10:00以前、21:00以降)は、ルクア イーレ1階、もしくは3階のアトリウム側エレベーターをご利用ください。

店舗サイト:http://real.tsite.jp/umeda/event/2018/05/mamoru-wear.html


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