京の伝統工芸×京料理 嵐亭
嵐亭おすすめ宝箱「小倉」
懐石料理「鼓」
[5月テーマ]西陣織
今回の催事は、「京料理 嵐亭」を文化と人が交わる空間の場とし、京の豊かな文化にふれ、より京都そして日本に親しんでいただくよう企画いたしました。いにしえより育まれ受け継がれる伝統工芸の展示・実演を行うとともに、テーマに沿った特別献立を提供。「見て」「食べて」京都の豊かな文化を体感していただきます。日本を代表する観光都市・京都のホテルとして、魅力的な京の伝統を発信いたします。
【第1回:テーマ「西陣織」/展示ご協力:西陣織工業組合】
[2016年5月1日(日)~31日(火)]
第1回は「西陣織」をテーマに特別献立をご用意。昼食はお弁当、夕食は京懐石でお愉しみいただきます。また、店内には西陣織の几帳や織額などを展示するほか、5月4日(水・祝)、5日(木・祝)には奏絲綴苑 綴織職人(そうしつづれえん つづれおりしょくにん)による西陣織爪掻本綴織(にしじんおり つめがきほん つづれおり)の実演を実施いたします。
[企画協力:京都伝統産業ふれあい館]
●5月限定 特別献立
<昼食>11:30~14:30
嵐亭おすすめ宝箱「小倉」¥3,900(税金・サービス料込み)
稚鮎の天麩羅をはじめ、夏の奔りと春の名残を多彩にご用意。お弁当を鮮やかに彩る市松模様のあしらいや、お吸い物は折り重なる帯を表現いたしました。
<夕食>17:00~21:00(L.O.)
懐石料理「鼓」¥11,500(税金・サービス料込み)
山海の美味が描き出す料理長渾身の京懐石は、油目南蛮漬けに生湯葉、フォアグラの味噌漬けなどの前菜を西陣織化粧仕立てで表現。メインは和牛ロース味噌幽庵焼き、または鮑の炭火焼よりお選びいただけます。
●「西陣織爪掻本綴織(にしじんおり つめがきほん つづれおり)」の実演
爪掻本綴織(つめがきほん つづれおり)は西陣織の中で最も歴史があり、爪で織る芸術品と呼ばれています。機械は使わず、人の手足のみで操作する綴機を使用し、爪掻という伝統的な技法で文様を織り上げます。
期間 :2016年5月4日(水・祝)、5日(木・祝)
時間 :14:00~18:00
場所 :2Fロビーにて
実演者:平野 喜久夫(ひらの きくお)氏
奏絲綴苑 綴織職人(そうしつづれえん つづれおりしょくにん)
昭和14年 京都市生まれ
平成 9年 伝統工芸士の認証を受ける
平成15年 京都市伝統産業技術功労賞表彰を受ける
平成20年 瑞宝単光章 叙勲
【第1回~第4回展示内容 ― 催事を盛り上げる工芸品 ―】
●第1回 テーマ:西陣織
[2016年5月1日(日)~31日(火)]
5・6世紀頃、渡来人の秦氏が養蚕・機織りの技術を伝え、平安遷都以後に上京区の西陣地域を中心に発展してきました。西陣織には多種多様の色糸を使って帯、金襴、ネクタイなど華やかで美しい織物を生産しています。
●第2回 テーマ:京扇子
[2016年8月1日(月)~31日(水)]
扇子は9世紀頃日本で生まれ、木製の檜扇、次いで紙扇が生み出され、貴族の間で用いられることで発展をとげました。涼しさを呼ぶ夏扇のほか、舞扇、能楽扇、板扇、飾扇、茶扇など多くの種類があります。
●第3回 テーマ:京くみひも・京真田紐
[2016年11月1日(火)~30日(水)]
・京くみひも
奈良時代に中国から伝来し、江戸時代には庶民にも広がりを見せました。絹糸を組合せて作る紐で帯締めや羽織紐などが主ですが、近年では携帯電話のストラップなども作られています。その種類は80種類近くあります。
・京真田紐
真田紐とは、京指物・桐箱などにかけられた美しい紐のことで、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)が織りなす模様が美しく、上品な味わいを持っています。かつては刀の下げ緒やつか紐などに使われていました。
●第4回 テーマ:結納飾・水引工芸
[2017年2月1日(水)~28日(火)]
自然の風物を限られた材料で美しく表現する水引細工には、金封などの平かざりと、結納用の豪華な立体かざりがあります。結び、曲げ、編みなど100種類ほどの技法を駆使して、全て手で作られています。
【概要】
実施期間: 2016年5月、8月、11月、2017年2月
店舗名 : 京料理 嵐亭(京都センチュリーホテル2F)
時間 : ランチ 11:30~14:30/ディナー 17:00~21:00(L.O.)
お問合せ: TEL 075-351-0085(レストラン総合受付 9:00~21:00)
URL : http://www.kyoto-centuryhotel.co.jp/restaurant/shop-rantei.php