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ローランド ディー.ジー.のデジタルツールが、会員制DIY工房「TechShop Tokyo」のものづくり活動を支援



TechShop Tokyoの内部


TechShop Tokyoのエントランス


当社の3次元切削加工機が設置された金属加工エリア


VersaUV LEF-20

業務用インクジェットプリンターやデジタルものづくりツールを製造・販売するローランド ディー.ジー.株式会社は、同社の製品が、2016年4月1日にグランドオープンするTechShop Tokyo(テックショップ東京、東京都港区アーク森ビル)に導入されましたのでお知らせいたします。



TechShopは、2006年にアメリカで創業した会員制オープンアクセス型DIY工房です。ものづくりに必要なさまざまな工作機器を活用して、アイデアを自由にカタチにすることができます。プロトタイピング(試作)や少量生産に必要なツールを提供するだけでなく、会員同士の交流やマッチングを促すイベントを開催することで、起業家やクリエイターはもちろんのこと、投資家、ビジネスパーソン、主婦、学生など、多様な人々を巻き込んだものづくりコミュニティを形成することを狙いとしています。会員同士の共創によるアイデアの付加価値向上や新たなビジネスの創出が活発に行われており、アメリカでは、折り紙にヒントを得た折りたたみ式カヤック「ORU KAYAK(オル・カヤック)」の開発や、スマートデバイスを用いたクレジットカード決済サービス「Square(スクエア)」に必要なカードリーダーの開発やそれを活用したサービス事業の構築など、これまでに100以上の製品やビジネスが誕生しています。



アジア第1号店となるTechShop Tokyoは、敷地面積1,200平方メートルのスペースに本国アメリカと同等の最先端工作機器を50種類以上取り揃えており、当社製品としてはUV-LEDプリンター、3次元切削加工機、メタルプリンターの4製品が設置されています。UV-LEDプリンター「VersaUV(バーサユーブイ)LEF-20」は、皮革やフィルムをはじめ布地や樹脂など多様な素材にダイレクトでフルカラー印刷を実現し、オリジナルグッズの製作はもちろん、量産前の試作品やカスタマイズモデルの製作などに力を発揮します。3次元切削加工機は、軽金属や樹脂の加工に適した大型の「MODELA PROII(モデラ・プロツー)MDX-540S-AP」と、電子工作などで使用するプリント基板を製作できる卓上型の「monoFab(モノファブ)SRM-20」の2製品を設置しています。また、メタルプリンター「METAZA(メタザ)MPX-90」は、金属などに写真やイラスト、文字などを鮮明に表現するだけでなく、製品やパーツにロゴマークやシリアルナンバーを刻印することで、付加価値を高めることができます。



TechShop Tokyoを運営するテックショップジャパン株式会社の代表取締役社長、有坂 庄一氏は、「個人やクリエイターの創作の場としてだけでなく、さまざまな人が知識を共有して新たなアイデアを生み出したり、企業の従業員の創造性を引き出したり、世の中を変える新たなビジネスを創出したりする、『共創、オープンイノベーションの場』として活用されることを期待しています」と述べ、「TechShop Tokyoを通じてものづくりの裾野を広げると同時に、『頭に浮かんだアイデアをカタチにする』ことが、誰もが普通にできる社会を実現したいと思います」と抱負を語っています。



当社は1981年の創業以来、XYZ(縦・横・高さ)軸の制御技術をベースに、「イメージをカタチに」するインクジェットプリンターや3次元切削加工機などのデジタルツールを展開してきました。UV-LEDプリンターは、カスタマイズ生産や少量生産が求められるプリントビジネスや、個人の創作活動を支援するメイカースペース(*1)などに導入され、ユーザーの業務の幅を広げるとともに、さまざまなアイデアを実現しています。一方、3次元切削加工機は、1986年に当社初の製品を発売して以来、現在まで30年に亘り、企業の研究・開発業務やプロダクトデザインはもちろんのこと、学生の創造力を育む教育用途や個人のホビー用途まで幅広く活用されています。また、世界各地に展開する「ファブラボ(*2)」に導入され、新たなものづくりへと活躍の場を広げています。



当社は、TechShopの掲げる「BUILD YOUR DREAMS HERE」というコンセプトに共感し、人々の創造性を高め、ものづくりの可能性を広げるデジタルツールの提供を通じて、TechShop Tokyoが推進する次世代のものづくり活動を支援いたします。人々のアイデアの実現や新たなイノベーション創出に当社製品がどのように貢献できるかを探り、今後の製品・ソリューション開発に活かしていきたいと考えております。



TechShop Tokyoの詳細につきましては、下記をご参照ください。

http://www.techshop.jp/



当社導入製品の詳細につきましては、下記をご参照ください。

VersaUV LEF-20:

http://www.rolanddg.co.jp/versauv/products/lef-20/index.html

MODELA PROII MDX-540S-AP:

http://www.rolanddg.co.jp/product/3d/tech/jigu_index.html

monoFab SRM-20:

http://www.rolanddg.co.jp/product/3d/3d/srm-20/index.html

METAZA MPX-90:

http://www.rolanddg.co.jp/product/3d/metal/mpx-90.html



*1 ものづくりに必要な工作機器を取り揃え、さまざまな創作活動を支援するスペースの総称。

*2 米国マサチューセッツ工科大学のニール・ガーシェンフェルド教授が提唱した、アナログからデジタルまでの工作機器を取り揃えた市民工房。個人の自由なアイデアに基づくものづくりを支援するとともに、世界各地のファブラボ間のネットワーク化により、ものづくりに関する知恵やノウハウを共有し、国境を越えて協働するグローバルなものづくりコミュニティを形成しています。





■ローランド ディー.ジー.株式会社について

ローランド ディー.ジー.株式会社は、XYZ軸の制御技術を元に、業務用インクジェットプリンターやカッティングマシンを中心とするカラー事業と、3次元切削加工機や彫刻機を中心とする3D事業を展開しています。カラー事業の分野では、1台のプリンターで、印刷と同時にイラストや文字などの輪郭を切り抜くことができる「Print&Cut」技術の先駆者であり、広告看板を製作するサイン業界などでインクジェットプリンター「SOLJET」「TrueVIS」「VersaCAMM」シリーズや、カッティングマシン「CAMM-1」「STIKA」シリーズを展開し、世界トップブランドとして市場をリードしています。近年では、幅広い用途での印刷に対応するUV-LEDプリンター「VersaUV」シリーズや、布地への印刷に特化した専用プリンター「Texart」シリーズをラインナップに加え、デジタル印刷の可能性を広げています。一方3D事業の分野では、「デスクトップ・ファブリケーション(机上工場)」コンセプトの下、人々のイメージをカタチにするデジタルものづくりツールとして、3次元切削加工機「MDX」シリーズや、デジタル彫刻機「EGX」シリーズ、3Dプリンターと切削加工機の組み合わせでプロフェッショナルのものづくりを支援する「monoFab」シリーズなどを展開しています。2010年には、歯科技工用ミリングマシンでヘルスケア業界に参入し、「Easy Shape」ブランドの下、精巧な加工技術とデジタルソリューションで、業界のワークフローを変革しています。



※本プレスリリースに記載の社名、製品名は各社の登録商標または商標です。





■会社概要

商号  : ローランド ディー.ジー.株式会社

設立  : 1981年5月1日

本社  : 〒431-2103 静岡県浜松市北区新都田1-6-4

代表者 : 取締役会長 冨岡 昌弘

      取締役社長 藤岡 秀則

資本金 : 3,668,700,000円

      東京証券取引所市場第一部上場

URL   : http://www.rolanddg.co.jp/

事業内容: コンピュータ周辺機器の製造および販売
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