歯ブラシ1,000本を寄贈
駐日コンゴ大使 レゾナ氏(左)、岩本宗春総院長(右)
岩本宗春総院長の診察を受けるセヴラン氏
また写真展に伴い来日した「サプール」が「THE IMPLANT TOKYO」(所在地:東京都中央区、総院長:岩本宗春)で高度先進歯科治療を体験し、同院からコンゴの子どもたちへ、歯ブラシ1,000本が寄贈されました。
■「SAPEUR / サプール・SAPE / サップ」とは
フランス語で「Societe des ambianceurs et des personnes elegantes」の頭文字をとったもので、意訳すると、“世界一おしゃれでエレガントな人々”という存在です。
世界最貧国のひとつと言われるコンゴにおいて、3万円程の月収であるにもかかわらず、休日や特別な日には、月収の何倍もする高級ブランドスーツに身を包み、街を闊歩する。そんなダンディーな人たちを総称する言葉が「サプール」です。
■「サプール」が来日、日本の高度先進歯科医療を体験
写真展開催に伴いコンゴ民主共和国から「サプール」たちが来日。高度先進歯科医療を行なうYICグループの歯科医院「THE IMPLANT TOKYO」で、2016年3月26日(土)に岩本総院長によるボランティア診察を受けました。
このボランティア診療は、写真家・茶野邦雄(チャノクニオ)氏からの「歯科医が少ないコンゴから来た「サプール」を、この機会に診察してほしい」というリクエストに、友人である岩本総院長が応えたものです。
日本の高度先進歯科医療に触れることになった「サプール」のひとり、セヴランさんは、見たこともない高度な最先端機材に驚きを隠せない様子でしたが、ドクターやスタッフの親切で的確な対応に終始ご機嫌で、「コンゴにこんな歯科医院があれば、家族や村のみんなも虫歯に悩まされることはない。コンゴには歯ブラシすら十分に行き渡っていないところもある」と話しました。
■虫歯予防のため、コンゴの子どもたちへ歯ブラシ1,000本を寄贈
この話を受けて岩本総院長は、コンゴの子どもたちの虫歯予防に寄与したいと、歯ブラシ1,000本のプレゼント提案。このほど駐日コンゴ大使館で、セヴランさんを交えて寄贈式が行われました。
駐日コンゴ大使から謝意を伝えられた岩本総院長は、「どこの国であれ、美しい白い歯で笑顔を見せられる社会の実現が重要。そのためのわずかなお手伝いが、コンゴの役に立てば嬉しい」と語っています。
■写真展概要
タイトル: THE SAPEUR コンゴで出会った世界一おしゃれなジェントルマン
開催期間: 2016年3月29日(火)~4月10日(日)
開催時間: 月-土 10:00~21:00、日 10:00~20:00
※入場は各日閉場の30分前まで
※最終日4月10日(日)は17:00閉場
会場 : 西武渋谷店 A館7階=特設会場
(〒150-8330 東京都渋谷区宇田川町21-1)
入場料 : 一般500円、高校生以下無料
撮影 : 茶野邦雄
主催 : 西武渋谷店
後援 : 駐日コンゴ共和国大使館(Embassy of the Republic of Congo)
協力 : オークラ出版
協賛 : GRAMAS、THE IMPLANT TOKYO/YOKOHAMA、オリオンビール
詳細URL : https://www.sogo-seibu.jp/pdf/seibu/020/160317_SAPEUR.pdf