サービスイメージ
■Wi-Fiスポットの広がり
近年、スマートフォンやタブレット端末の普及によって、無料のWi-Fiスポットが増加傾向にあります。少し前までは、携帯電話会社が提供するものがほとんどでした。しかし、今では地下鉄などの交通機関、コンビニエンスストア、カフェ、ファストフード店などがキャリアフリーのWi-Fiスポットを無料で提供しています。最近では、観光客向けに自治体がWi-Fiスポットを設置するケースも増加しています。
■Wi-Fiスポットの必要性
スマートフォンやタブレット端末が普及し高機能になったことで、ゲームやアプリ、動画などが利用できるようになりました。しかし、それらのコンテンツは通信容量が大きいことから、通信事業者では利用が多いとトラフィックを圧迫することが懸念されていました。そのトラフィックを分散させるために、Wi-Fiスポットが活用されています。一方、利用者から見ても、携帯電話会社による月々の通信量制限を気にせず高速通信ができるというメリットがあります。また、ノートパソコンやタブレット端末の利用者は、外出先でインターネットに接続するためにWi-Fiを活用しています。
外国人観光客にとっても、無料Wi-Fiスポットは重要です。外国人観光客が日本でインターネットを利用する場合、日本の携帯電話会社やプロバイダとの契約が必要となります。しかし、無料Wi-Fiスポットがあればインターネットへの接続が可能となります。
■無料Wi-Fiスポットが与えた影響
このように、Wi-Fiスポットの必要性は増し、Wi-Fiスポット設置の要望が増加しています。しかし、これまでの無料Wi-Fiスポットの広がりにより、外出先でのWi-Fi接続は「無料」ということが当たり前となりました。無料という性質上、それ単体では収益を上げることはできません。そのため、単純に接続に対して課金するというビジネスは成り立たなくなってしまいました。こうしたことから、無料Wi-Fiの普及がなかなか進まないという現象が起きています。
■デージーネットのWi-Fiメール配信システム『WSMS』
デージーネットでは、接続以外でWi-Fiスポットを活用する方法が必要だと考え、『WSMS』を公開しました。『WSMS』は、Wi-Fiスポットにログインした利用者に、メールを配信するためのシステムです。
＜サービスイメージ＞
https://www.atpress.ne.jp/releases/95654/img_95654_1.png
例えば、商店街やショッピングモールでは、お昼どきに、近くのレストランの情報や、クーポンなどを配信することができます。Wi-Fiスポット利用者にとってはWi-Fiを無料で利用できる上、地域密着情報を入手でき、利便性が向上します。
一方、Wi-Fiスポットを導入した商店などにとっては、来場者の満足度向上や宣伝による来場者数増加が見込めます。広告の対象を、その日にWi-Fiスポットに接続した人に絞ることができるため、メールマガジンなど不特定多数に送るものよりも、効率よく顧客にアプローチすることができます。また、Wi-Fiスポット提供元は広告料もしくはサービス利用料という形で報酬を得ることができます。
このように『WSMS』は、Wi-Fiに接続する利用者、Wi-Fi提供者双方がWi-Fiスポットを活用できる仕組みです。『WSMS』を導入するだけで、現在設置しているアクセスポイントを利用したまま、サービス提供ができるようになります。
■システム概要
名称 ：WSMS(Wi-Fi Spot Messaging System)
価格 ：80万円
※製品サポート 16万円(1年目から)
提供開始 ：2016年4月
サービス内容：Wi-Fiスポットに接続した携帯端末にメールで
情報を送信するシステム
■会社概要
会社名： 株式会社デージーネット
代表者： 代表取締役 恒川 裕康
本社 ： 〒465-0025 愛知県名古屋市名東区上社四丁目39-1
資本金： 1,000万円
URL ： http://www.designet.co.jp/
■一般の方からのお問い合わせ先
https://www.designet.co.jp/contact/index.php
