2016年2月7日 授賞式(インド・ノイダ)
Best Feature Film - Jury
Best Director - Jury
■受賞の詳細について
2014年から始まり今回で3回目となるノイダ国際映画祭は長編、短編、アニメ、ドキュメンタリー等の部門別に、インドの映画界で活躍する監督や映画関係者で構成された8名の審査員によって審査されました。本作品は、長編部門にてOfficial Selection(ノミネート)された12作品に選ばれており、この度Best Feature Film - Jury(最優秀作品賞)とBest Director - Jury(最優秀監督賞)に輝きました。
今回の受賞について、審査員からは「家族をテーマにした作品で、国境に関係なく分かり易い内容だった」とコメントがあり、上映会でも映画祭に参加したインドの観客から笑い声が起こったり、音楽に合わせ楽しそうに体を揺らしたりする姿もみられ、上映後には会場の観客から大きな拍手が送られました。
インドは、2014年の年間映画製作本数が2,000本近くに上る世界1位(※)の映画大国で、映画は国民から最も人気を集める娯楽のひとつ。日本映画への関心も高く、多くの人の支持を得ています。
日本和装では現代に生きた「きもの文化」を引き継いでいこうと活動を行なっており、映画製作もその一環として、脚本・監督・制作まで社内スタッフが行なう自社制作にて取り組んでいます。ストーリーの中でも「きもの」を着用した撮影シーンがあり、その美しい着姿を多くの人に見て頂ければという意図があります。
脚本・監督・編集を担当した松村直樹(日本和装)は今回の受賞について、「監督作品として初めて出品した長編映画が受賞できたことは大変幸運であり、映画先進国であるインドの国際映画祭で評価を頂けたことはとても光栄です。家族というテーマでインドの皆さんが日本と変わらない思いを映画で共有できたことに感謝したいと思います」とコメントしています。
※出典・参照:UNESCO(UNESCO Institute)
■概要
作品名 :青時雨(あおしぐれ)
英語タイトル :Summer Leaf Drop
製作 :日本和装ホールディングス株式会社
エグゼクティブプロデューサー:吉田重久(日本和装 代表取締役社長)
チーフプロデューサー :佐藤正樹(日本和装)
撮影 :根岸憲一
音楽 :鈴木治行
脚本・監督 :松村直樹(日本和装)
■主要キャスト
瑛蓮
大竹直
久野綾希子
渡辺哲
加藤麻衣
香川京子
■ストーリー
ある日、妻が夫の失業をきっかけに家を出ることから始まる、ある家族の物語。家族の絆とは何か、ひとつの家族を取り巻く状況の変化とともに主人公の心情を描いています。
■特報映像
https://youtu.be/3gnp1JgVKn4
■日本和装ホールディングス株式会社について
無料きもの着付け教室と和装品の販売仲介を通じて、きものの需要拡大を図っています。日本和装卒業生は全国に18万人。現在、受講受付中の教室は全国26都府県294教室。2015年通ってみたい着付け教室No.1など、2015年12月に実施されたアンケートでは12項目でNo.1を獲得しています。
商号 : 日本和装ホールディングス株式会社
代表者 : 代表取締役社長 吉田重久
所在地 : 〒100-0005
東京都千代田区丸の内1-2-1 東京海上日動ビルディング新館6F
設立 : 1986年7月
資本金 : 459,634,444円
事業内容: 「日本和装」「糸の匠センター」の運営、
和服及び和装品の売買契約の仲介業務、着物の仕立て、縫製業、
着物のメンテナンス業等
URL : http://www.wasou.com/