ネット配信スキーム例
『Cargo-Engine』には、2015年10月に発表した、映像データを著作権保護規格(CPRM:SD-Video規格)に準拠した形式に変換する「CPRMライブラリィ」をCore Engineとして採用しています。持ち出した映像コンテンツは、専用カードリーダー「kisoReader」(発売中)で読み込み、再生アプリケーション「kisoPlayer」(無償提供)で、ネット環境に影響されることなく、いつでも、どこでも視聴できます。
株式会社スティル URL
http://www.stil.co.jp/
■『Cargo-Engine』開発背景
現在、ネット配信を利用して数多くの映像コンテンツを携帯端末(スマホ、タブレット等)で手軽に視聴することができます。しかしながら、映像コンテンツは“ストリーミング”伝送されるため、視聴時の環境としてネット環境(例:WiFi環境)が必要となります。また、視聴時は大量の映像データ通信がなされるため、携帯端末にて契約した通信使用量を超えてしまう事も発生します。利用者の希望でもある“もっと効率よく”、“いつでも/どこでも”視聴することができる仕組の構築ツールとしてネット配信事業社向けに開発いたしました。ネット配信において最も重要とされる「著作権保護機能」、「違法コピー防止」、「使い易さ」を主要機能としています。
■『Cargo-Engine』の目的
・映像コンテンツ保持者(著作権保持者)の権利の確保
・違法コピーの防止
・使い易さ
・視聴環境に非依存で、いつでも、どこでも視聴可能
■『Cargo-Engine』の特長
<“著作権保持者の権利の確保”を実現>
・映像コンテンツの保存先の媒体としてmicroSDカードを採用
・データ転送機器として著作権保護対応USBデバイスを採用
・映像コンテンツの取り扱いとして著作権保護規格(CPRM)を採用
<“違法コピーの防止”を実現>
・microSDカードのプロテクト領域を利用した映像コンテンツの暗号化
・microSDカード毎に設定される読み取り専用データを利用した暗号化
・microSDカードとのデータ転送・認証プロトコルの実装
<“使い易さ”を実現>
・microSD専用USB Card Readerの採用(容量は最大32GBまで利用可能)
・携帯端末に簡単接続できるUSBデバイス
・ネット通信時間の短縮(映像コンテンツのダウンロード時間のみ)
<“環境非依存”“いつでも/どこでも視聴”を実現>
・専用カードリーダー「kisoReader」と再生アプリケーション「kisoPlayer」との併用
・「視聴期限付き保存機能」で持ち出し後も映像コンテンツを保護
■『Cargo-Engine』で実現可能な機能例
・各映像コンテンツを視聴期限付きで持ち出しが可能
・視聴期限切れ時にコンテンツの自動消去が可能
・TV変換機(HDMIインターフェース)を使い、TVでの視聴も可能
■商品情報
本製品は携帯端末上にて動作するソフトウェアです。
映像コンテンツのダウンロードアプリケーションにおけるセキュリティ用Engineとして提供します。
※「CPRM:Content Protection for Recordable Media」は、4C-Entity LLCの商標です。
※文中に記載されている各種名称、会社名、商品名などは各社の商標もしくは登録商標です。
※本プレスリリースは、発表日現在の情報です。検索日と情報が異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
※「kisoReader」「kisoPlayer」は、株式会社スティルの製品です。
■会社概要
商号 : 株式会社スティル
代表者 : 代表取締役 木村 博
所在地 : 〒194-0023 東京都町田市旭町3-13-23
設立 : 2000年5月
資本金 : 3,000万円
事業内容: 組み込み系ソフトウェア開発、ハードウェア開発
URL : http://www.stil.co.jp
【販売・購入のお問い合わせ】
株式会社スティル
sales@stil.co.jp