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マクニカ、PLM(Teamcenter X)とMES(Opcenter)の導入を支援


株式会社マクニカは、株式会社MujinにPLMシステム「Teamcenter X」とMESシステム「Opcenter」を提供し、デジタルデータの効率的な連携を実現しました。Mujinは、製造工程管理とデータの一元管理を改善し、品質管理体制の効率化を図っています。Teamcenter Xは設計、開発、製造、品質情報を統合管理し、Opcenterはリアルタイムで製造プロセスを管理します。この導入により、製造履歴の参照が容易になり、品質業務の時間短縮と精度向上を実現しました。さらに、データの機密性の向上と監査負荷の軽減も達成されています。





株式会社マクニカ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:原 一将、以下マクニカ)は、株式会社Mujin(以下Mujin)へPLM(製品ライフサイクル管理)システム「Teamcenter X*1」とMES(製造実行システム)「Opcenter*2」を提供し、部門を超えたデータ連携(デジタルスレッド*3)の実現を支援したことを本日発表いたします。これにより、Mujinは品質管理体制における効率的なデジタルデータの連携を実現し、さらなる社内業務効率化を図ります。

■背景

 独自のソフトウェアを基盤に、次世代自動化工場・倉庫を実現している総合オートメーションテクノロジー企業のMujinは、工程管理、製造オーダー、在庫管理、検査結果など、それぞれ個別のツールで対応していたため、以下に対しさらなる効率化と体制強化を検討していました。

1. 製造履歴の追跡や監査への対応による非効率な作業の削減。

2. 生産記録と生産プロセスのバージョンの紐づけの効率化。

3. 検査結果、作業履歴の確定後の変更・修正機能を強化することによるさらなる情報の信頼性向上。

以上3点のさらなる体制強化をすべく、要求仕様と検査仕様を統一したデータモデルで管理できる PLM(Teamcenter X)システムと(Teamcenter X)、リアルタイムな製造プロセス管理ができるMES(Opcenter)を導入することとしました。

■特徴

Teamcenter X(クラウドPLM)

・設計、開発、製造(サプライヤー情報)、品質情報の統合管理。

・トレーサビリティの確保:変更履歴を含めた仕様の一元管理。

Opcenter(MES)

・リアルタイムな製造プロセス管理:製造現場での作業指示や品質検査をリアルタイムに管理。

・実績データとの紐付け:製造時の品質データを要求仕様・検査仕様と照合し、フィードバック。

・標準化による品質向上:仕様に基づいた検査工程の標準化することによるシームレスな連携。

■マクニカの伴走支援

 Teamcenter XとOpcenterの標準機能を最大限に活用しつつ、お客様の業務要件に応じたギャップを埋めるためのサポートを提供しました。同時に、必要に応じたカスタマイズやチューニングを行い、Mujinのビジネスプロセスにフィットする形でシステムの導入を支援しました。

■導入効果

1.データ一元管理と検索性向上

・製造履歴の参照が容易になり、品質業務管理における時間短縮や精度向上を実現。

2.プロセス最適化と品質向上

・MES上で受入、検査、テスト、出荷まで全ての工程データを集中管理し、品質管理の一貫性を向上。

3.機密性へのリスクの軽減と監査負荷の軽減

・ユーザーや権限を明確に管理し、データの機密性リスクをさらに低減。

・生産手順・検査結果の訂正権限や変更履歴を管理し、製品品質を確保。



画像 : https://newscast.jp/attachments/YuthhNAKFAaDasT2ap3A.png



■今後の展望

マクニカは本取り組みを通じて、Mujinの社業隆昌に向けた品質管理体制の強化と徹底した業務効率化を支援してまいります。

 

*1:Teamcenter X

プロダクトライフサイクルマネジメント(PLM)のパッケージソフトウェアであり、部門や分野を超えたイノベーションを可能にします。

詳細はこちら:https://www.macnica.co.jp/business/ai_iot/products/software/145220/

*2:Opcenter

製造オペレーション管理(MOM)の統合ソリューションであり、製造業務全般のデジタルオペレーションを可能にします。

詳細はこちら:https://www.macnica.co.jp/business/ai_iot/products/software/134755/

*3:デジタルスレッド

デジタルスレッドは、製品企画から設計、開発、製造、運用、保守に至るまで、製品ライフサイクル全体を通じてデータを一貫して管理し、つなげる概念です。製品やプロセスに関するデータを統合し、部門横断的な情報共有を可能にすることで、効率化とイノベーションを促進します。

【製品に関するお問い合せ先はこちら】

株式会社マクニカ デジタルインダストリー事業部ソリューション担当

Tel:045-470-9188

e-Mail:consulting-iot@macnica.co.jp

※本文中に記載の社名及び製品名は、株式会社マクニカ及び各社の商標または登録商標です。

※ニュースリリースに掲載されている情報(製品価格、仕様等を含む)は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご承知ください。



株式会社Mujinについて



Mujinは、知能ロボット、AGV、保管ロボット、その他自動機器を統合制御する自動化知能プラットフォームを基盤に、製造・物流現場全体の自動化DX・デジタルツイン化を実現しています。これにより、現場データの可視化・リモート運用を可能とする、次世代型工場・倉庫の構築を可能にしています。

Mujinについて:https://www.mujin.co.jp/



株式会社マクニカについて



マクニカは、半導体、サイバーセキュリティをコアとして、最新のテクノロジーをトータルに取り扱う、サービス・ソリューションカンパニーです。世界26か国/地域92拠点で事業を展開、50年以上の歴史の中で培った技術力とグローバルネットワークを活かし、AIやIoT、自動運転など最先端技術の発掘・提案・実装を手掛けています。

マクニカについて:www.macnica.co.jp




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