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動物用医薬品物流のサービスエリアを拡大 畜産業が盛んな九州地区でも取り扱いが可能に


株式会社富士ロジテックホールディングスは、動物用医薬品物流サービスを中京から九州地区へ拡大します。倉庫内での一貫した業務処理が特徴で、消費地に近い九州での展開で、より効率的なサプライチェーンを構築します。九州は畜産業が盛んで市場が拡大中であり、同社は国内物流シェア50%を目指しています。また、これにより輸送コストの削減と効率化が期待され、関係企業とのパートナーシップを拡大し全国展開を進めます。


動物用医薬品の梱包作業


動物用医薬品の検品作業


動物用医薬品事業の概要


動物用医薬品事業の概要

株式会社富士ロジテックホールディングス(本社:静岡市葵区、代表取締役社長:鈴木 庸介)は、中京地区で展開する「動物用医薬品」の物流サービスを九州地区にも拡大します。
当社は、一般的に工場内での作業が必要となる動物用医薬品の検品、ラベル包装、出荷判定といった業務を、倉庫内において一気通貫で行えるBPO※1サービスを中京地区で展開し、同分野において国内トップクラスのシェアを有しています。
このたび、さらなる利便性向上のため、畜産業が盛んな九州地区でもサービスの提供を開始します。消費地に近い場所でも取り扱いが可能になることで、顧客(荷主)の拠点や製品ユーザーの配置に併せた、より効率的なサプライチェーンの構築、運用をサポートいたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/415619/LL_img_415619_1.png
動物用医薬品の梱包作業

動物用医薬品の梱包作業。当社独自のテストをクリアした専門スタッフが担当(愛知県小牧市)


■パートナーシップを拡大し 「動物用医薬品専用」のサービス網拡大を目指す
当社は今後のサービスエリア拡大にあたり、これまで中京地区で培った動物用医薬品物流に関する業務システムや管理ノウハウなどをプラットフォームとして活用し、全国の物流企業とのパートナーシップを広げてまいります。ペット用として需要の高い都市部や、その他畜産業の盛んな地域での展開も検討しています。
当社は動物用医薬品「専用」の物流サービス網として、物流拠点の選択肢を増やすことにより、利便性をさらに向上させるとともに、今後、専用配送便といった新たなサービスも計画中です。現在、同製品における当社国内物流シェアは17~18%(※2当社調べ)で、2030年までに50%を目指してまいります。

※1 ビジネス・プロセス・アウトソーシングの略
※2 「日経NEEDS業界解説レポート」を基に当社調べ


■製造・物流拠点間の輸送を削減 「2024年問題」による効率化のニーズに対応
海外で生産された動物用医薬品は、日本に輸入後、(1)検品、(2)外観検査、(3)品質試験、(4)国家検定、(5)ラベリング・包装、(6)出荷可否判定などの工程を経て、医薬品卸などに供給されます。従来、これらの作業はメーカー様の自社工場または協力工場への委託にて実施されてきましたが、近年は輸送コストの削減、生産性の管理や効率化を目的に、一連の業務をアウトソーシングするケースが増えており、「2024年問題」によりさらに効率化が求められています。

また既存の「福岡ロジスティクスセンター」で取り扱う通販製品やアパレル、加工食品などにおいても、当グループの各拠点との連携を強化し、在庫の持ち方、工程の生産性、輸送コストなど多面的な視点でお客様のサプライチェーン最適化をサポートしてまいります。


【参考情報】 九州の畜産産出額は増加傾向 ペット市場はコロナ禍も影響し成長中
動物用医薬品の国内市場規模は800億~900億円※1と言われ、約6割を畜産用が占めています。畜産が盛んな九州地区では、産出額が年々増加傾向にあり、2022年は8,978億円※2と前年比2.6%増でした。また、2024年度のペットフード市場は21年度比で16%増が見込まれています※3。新型コロナの影響でペットを飼う人が増えたほか、健康志向が高まり1匹あたりの関連消費額も増加しています。

※1 日経NEEDS業界解説レポート
※2 九州農政局「令和4年農業産出額及び生産農業所得」
※3 矢野経済研究所調べ

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/415619/LL_img_415619_4.png
動物用医薬品事業の概要

倉庫内で検品~包装を行うことで、製造・物流拠点間の輸送を削減します。これら業務を1社でワンストップで提供することにより、メーカー様(荷主)の管理工数も削減できます。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/415619/LL_img_415619_3.png
動物用医薬品事業の概要


〈以下、ご参考情報〉
■1918年創業「富士ロジテックホールディングス」 物流・商流・情報の「最適化」を提案

「株式会社富士ロジテックホールディングス」は、1918年に創業した倉庫業を中核とした総合物流会社です。鋼材、食品、医薬、アパレル、文書など取り扱い品目は多岐にわたり、全国にそのネットワークを有します。単純な「保管」だけにとどまらず、顧客のサプライチェーン全体を改革するソリューション提案を得意とし、物流・商流・情報の「最適化」を提供しています。

【会社概要】
会社名 :株式会社富士ロジテックホールディングス
本社所在地:東京本社
東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル8F
静岡本社
静岡市葵区栄町4-10 静岡栄町ビル1F
代表者 :代表取締役社長 鈴木 庸介
設立 :1918年5月16日
資本金 :3億円
売上高 :208億円(2023年12月期)
事業内容 :倉庫業、貨物自動車運送事業、貨物利用運送事業、不動産賃貸事業
物流システムの企画、開発、設計、施工、管理業務、医薬品卸売販売業など
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