一人一人と「また明日」の挨拶
こどものあそびを見守る
こどもに寄り添うサポート
申し込み: https://steinercom.hp.peraichi.com
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一人一人と「また明日」の挨拶
【生きづらさの悩み、解消のカギはアタッチメント】
生きづらさや人間関係の悩みを解消していくために、アタッチメントが世界で注目されています。アタッチメントとは心理学の用語で「不安をやわらげて安心したい」という本能的な欲求のことです。政府も2023年12月に閣議決定された「こども大綱」の中で、アタッチメントの重要性を初めて打ち出しました。
2023年のある調査によると、若者の2人に1人が「死にたい」と思ったことがあるとの結果が出ました。その理由として最も多かったのが「人間関係がうまくいかなかった」こと。最近の研究では、幼少期のアタッチメントの形成が、のちの心身の健康や幸福度に影響を与えることが分かっています。
【アタッチメント保育でこどもの幸福感が上がる】
2008年開園以来、高輪シュタイナーこども園ではアタッチメントに長年取り組んでいます。担任はクラス園児との信頼関係づくりを何よりも優先しています。抱っこ、個別のふれあい遊び、着替えや食事の介助等、入園直後や不安の大きい様子を見せるこどもには、いつも同じ先生が直接関わることでこどもの中に確かな安心感を育んでききます。
こどもが穏やかに遊んでいる場面ではむやみに話しかけたりせず、傍らで静かに見守る姿勢を徹底します。この見守るというのが他園で勤務経験のある保育者にとっては、意外にも最も難しい課題になります。しかしこどもの様子を俯瞰することで、素の姿が受け止められることを実感します。このような日々の働きかけにより、担任はこどもにとって特別な信頼できる存在として、大きな拠り所となっていきます。こどもは自分が認められ愛されていることを肌で感じて安心し、自信と幸福感で満たされていきます。その結果、他者への思いやりや感情のコントロールができるようになっていきます。
アタッチメント保育を実践することで、「内向的で人前ではことばも動きも出せなかったこどもが入園後数日で社交性を発揮し始めた」「自閉症傾向で周りとのコミュニケーションが難しかったこどもがクラスの友だちとやりとりを楽しめるようになった」といった実例が数多くあります。
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こどものあそびを見守る
【家庭でできるアタッチメント】
ここで、家庭でもできるアタッチメントを紹介します。
[1] 食事のときはテレビやスマホを見ない
[2] 毎日5分こどもが遊んでいる様子をスマホを手にしないで見ていてあげる
[3] 夜寝る前に「大好きだよ、おやすみ」と伝える
近年はスマホを手にしながらこどもに対応することが、普通に思えるような状況になってきています。ですが、それでは自分が認められている感覚を得ることが難しく、承認欲求が満たされないまま大きくなっていくケースが増えていると感じます。生きづらさを抱える大人が増えているのも、幼児期のアタッチメント体験の不足が大きな要因かもしれません。乳幼児期のアタッチメントは一生の土台となっていくものなので、家庭でもぜひ取り入れることをおすすめします。
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こどもに寄り添うサポート
親御さんがこのようなアタッチメントの知識と実践法を知ることは、こどもが安心して育っていくためにとても有効です。高輪シュタイナーこども園が主催するZoom勉強会「シュタイナー子育てコミュニティ」では、10月は家庭でできるアタッチメント子育ての実践法を月間テーマとして開催します。こどもの見守り方や親子のふれあい遊び等、具体的な日常の子育てに生かせるアタッチメントを実践的に学びます。
《シュタイナー子育てコミュニティZoom勉強会 概要》
Zoom勉強会は毎月開催しています。10月のテーマは家庭でできるアタッチメント子育ての実践法です。毎回録画配信があり、当日参加できない場合や再度視聴したい場合に活用できます。質疑応答の時間もあり、日頃の迷いや悩みの解決のヒントを得ることができます。
開催日時: 2024年10月18日(金)、25日(金) 21時~22時
講師 : 高輪シュタイナーこども園園長 赤川 幸子
参加費 : 1ヶ月(全4回、録画配信あり) 2,980円(税込3,278円)
申し込み: https://steinercom.hp.peraichi.com
【会社概要】
会社名 : 株式会社こどもとくらし(代表=赤川 幸子)
本社 : 〒106-0031 東京都港区西麻布4-8-12
事業内容: 東京都認可外保育施設の運営、子育て応援活動の実施
URL : https://ts-kodomoen.jp