ローカル5Gネットワーク 動態展示デモについて
sXGP基地局を使用したユースケースイメージ
「COMNEXT 第2回[次世代]通信技術&ソリューション展」は、「5G/6G通信技術」、「5G/6G材料」、「ローカル5G」、「エッジAI・IoTソリューション」、「光通信技術」、「映像伝送」の6つのWorldで構成される、次世代通信技術・ソリューションに特化した展示会です。世界中から最新製品、技術、情報を求める来場者が集まる国際的な商談の場となっています。
■展示会の概要
展示会名 : 「COMNEXT 第2回[次世代]通信技術&ソリューション展」
開催日時 : 2024年6月26日(水)から6月28日(金)10:00~18:00
(最終日は17時終了)
会場 : 東京ビッグサイト 南展示棟
(〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1)
PALTEKブース:7-1
主催 : RX Japan株式会社
展示会URL : https://www.cbw-expo.jp/ja-jp.html
来場者事前登録URL: https://www.cbw-expo.jp/ja-jp/register.html?code=1079175394922689-AFX
(ご来場の際には招待券または事前登録が必要となります。)
■展示製品について
●ローカル5Gネットワーク 動態展示デモ
PALTEKブースでは、ローカル5Gやプライベートネットワークに携わる方々を対象に、ローカル5Gネットワークの実際の運用を参考にしていただくための動態展示デモを実施します。
この動態展示デモでは、次世代無線インフラソリューションとして、O-RAN準拠のPegatron(PEGATRON Corporation)社製ローカル5G基地局を活用します。1台のBBU(Baseband Unit:CU/DU機能を持つ)に2台のRU(Radio Unit)を接続する際、FHM(Front Haul Multiplexer)をFront Haulに組み込む予定です。FHMを組み込むことで、本来複数のRUのために複数のセルを構成する必要があるところを、仮想的な1つのセルとして構成することが可能になります。その結果、ハンドオーバーを伴わないローカル5Gネットワークのエリア拡張を構築できます。
さらに、高度な知識が必要とされるRU間の干渉を最小限に抑えるRUの配置や無線の電波伝搬設計を簡素化することにも寄与できると考えています。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/398238/LL_img_398238_1.jpg
ローカル5Gネットワーク 動態展示デモについて
●sXGP基地局「freeRAN」を使ったEdge AIソリューション 動態展示デモ
プライベートLTEであるsXGPの通信を用いて、AIが検知対象を自動検知し、係員へ通知・報告するユースケースを想定し、屋外対応のsXGP基地局「freeRAN」を使用したEdge AIソリューションの動態展示デモを展示します。
sXGPの通信速度は、最大で3Mbps(上り)程度であり、ローカル5Gとは異なり潤沢な通信速度を確保することが難しい方式と言われています。しかしながら免許申請の必要がないため、比較的導入への敷居は低くなります。一方で、限られた帯域を有効に使いこなす必要があります。
展示ブースでは、AMD社のFPGAおよびSoCを用いたEdge AIと組み合わせることで、限られた通信帯域の中でもAIを実現できる一例を紹介します。この取り組みにより、sXGPの可能性を広げられると考えています。(※5MHz帯域幅、変調方式16QAM/符号化率0.6程度の想定です)
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/398238/LL_img_398238_2.png
sXGP基地局を使用したユースケースイメージ
■株式会社PALTEKについて
PALTEKは、1982年の創業以来、日本のエレクトロニクスメーカーに対して国内外の半導体製品の販売のほか、ハードウェアやソフトウェアなどの設計受託サービスも提供し、お客様の製品開発のパートナーとして仕様検討から試作開発、量産までサポートしています。PALTEKは、「多様な存在との共生」という企業理念に基づき、お客様にとって最適なソリューションを提供することで、お客様の発展に貢献してまいります。なお、2021年6月よりPALTEKは株式会社レスターのグループ企業となりました。
PALTEKに関する詳細は、 https://www.paltek.co.jp をご覧ください。