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東京工芸大学工学部 陣内 浩教授が日本コンクリート工学会賞で技術賞を受賞



圧縮強度試験用供試体


着色モルタルで製作した大学のロゴの模型


東京工芸大学創立100周年ロゴ

東京工芸大学(学長:吉野弘章、所在地:神奈川県厚木市、以下 本学)工学部工学科建築学系の陣内浩教授が、日本コンクリート工学会において、「着色顔料を用いたモルタルの色調制御に関する基礎的研究」で、2024年日本コンクリート工学会賞(技術賞)を受賞しました。

この賞は、コンクリートに関する論文または報告書を対象として、コンクリートに関する技術の進歩発展に章著な貢献をなしたと認められるものに与えられるものです。今回の受賞論文「着色顔料を用いたモルタルの色調制御に関する基礎的研究」は、カラーコンクリートの表面の色を決定づけるモルタル部分に着目し、モルタルの水結合材比の変化が顔料を混合して着色したモルタルの圧縮強度や色の変化などに及ぼす影響について検討した研究論文となっています。本研究は、カラーコンクリートの色彩設計を行うときに必要な様々な新しい知見に寄与します。

本研究は、工学部工学科建築学系建築コースの建築材料構造実験の授業を担当している小山善行講師(東京検査株式会社)と、2017年~2020年までの建築材料研究室在学生と共に行われました。また、「平成28年度文部科学省私立大学研究ブランディング事業」の助成を受けて行われています。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/397931/LL_img_397931_1.jpg
圧縮強度試験用供試体
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/397931/LL_img_397931_2.png
着色モルタルで製作した大学のロゴの模型
陣内教授は、日本大学で修士課程まで建築を学び、1992年に大成建設に入社し主に技術研究所でコンクリートの研究に従事した後、2017年に本学に入職しました。本学工学部では、「高強度」「色」「副産物利用」を主なテーマとし、環境にやさしく、付加価値の高いコンクリートの研究をしています。

今回の受賞について、陣内教授は「東京工芸大学のブランドである「色」を対象とした研究で賞を頂けたことをとても嬉しく思います。今後も本学の伝統を活かした研究で社会に貢献したいと思います」と話しています。


■日本コンクリート工学会賞(技術賞)
日本コンクリート工学会発行の刊行物に発表された論文又は報告(テクニカルレポート、工事記録等)のうち、コンクリートに関する技術の進歩発展に顕著な貢献をなしたと認められる論文又は報告に贈られる。


■日本コンクリート工学会ホームページ
2024年各賞受賞者 : https://www.jci-net.or.jp/j/jci/award/img/award_2024_result.pdf
日本コンクリート工学会: https://www.jci-net.or.jp/


■東京工芸大学
東京工芸大学は1923(大正12)年に創設された「小西寫眞(写真)専門学校」を前身とし、創設当初からテクノロジーとアートを融合した無限の可能性を追究し続けてきました。2023年に創立100周年を迎えました。
【URL】 https://www.t-kougei.ac.jp/

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/397931/LL_img_397931_3.jpg
東京工芸大学創立100周年ロゴ
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