客室(トリプル)
客室(ツイン)
客室
館内と民藝
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客室(トリプル)
民藝の創始者である柳宗悦は、富山県西部・砺波地方の自然に育まれた精神風土を「土徳」と呼び、土徳に満ちた土地の暮らしに民藝思想のあらわれを見出していました。そして善徳寺に62日間逗留し、民藝思想の集大成となる論文『美の訪門』を執筆しました。
自然との共生や持続可能な世界の実現へと価値観が大きく変わる中、「民藝思想」が今また見直されています。民藝と土徳に共通するのは「自然と人がつくりあう美しい暮らし」の在り方です。杜人舎は柳の愛弟子・安川慶一が設計した善徳寺内の研修道場を改修し、ホテル、講堂、カフェとショップ、テレワークスペースを配置。美術館のように民藝の品をしつらえ、建物からも調度品からも民藝美を体感できる空間をつくりました。宿泊だけでなく、土徳に触れる講座やアクティビティも開催。滞在体験や土地の人々との関わりから、これからの美しい暮らしのヒントが得られる場となることを目指します。
本オープンに際しては郷土食豊かなメニューを民藝の器で食すカフェ、濱田庄司や安川慶一の作品、各地の焼きものや漆器など本格的な民藝の器が購入できるショップも営業を開始。お茶に買い物に気軽に立ち寄っていただけます。
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客室(ツイン)
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館内と民藝
■建物、しつらえ、食事、五感で民藝を体感
杜人舎の2階は長期滞在も可能な全6室のホテルです。総檜風呂を備えたトリプルが1室、全て違う間取りの ツインが5室。朝食には郷土食であるなれ鮨や赤蕪の漬物など発酵保存食を主とした“民藝”的な食事をご用意します。1階は宿泊者以外も誰でも利用できるカフェとショップ、講堂、テレワークスペース(善徳寺内書院)です。カフェでは地域の食材を使ったメニューを民藝の器でお楽しみいただけます。
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朝食
ショップには濱田庄司や芹沢銈介、安川慶一ら民藝巨匠の作品から全国の民藝産地の器や杜人舎セレクトの物産品などを取り揃えます。客室・館内には美術館のように世界各地のさまざまな民藝品が置かれ、その様相はまさに「泊まれる民藝館」。展示品も一部購入可能で、館内全体を暮らしを豊かにするものとの出会いの場としてお楽しみいただけます。
改修設計は、富山出身の建築家でteamLab Architectsパートナーの浜田晶則(あきのり)率いる株式会社 浜田晶則建築設計事務所が手がけました。
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民藝ショップ2
■土徳に触れるアクティビティ
杜人舎では土徳を体感する様々なプログラムやツアーを提供します。善徳寺の僧侶、発酵食など地域に残る郷土料理(善徳寺内で作られる名物「さば鮨」など)を伝える地域の女性たち、伝統産業を担う職人や工芸作家、有機農業にとりくむ農家など、地域の方たちも講師として国内外の方たちとの交流を図ります。善徳寺内だけでなく、職人の工房や農林漁業の生産者を実際に訪問し、地域の中で体験的な学びを深めて行きます。
■ART of FOLKS(アート・オブ・フォークス)
-うつくしい暮らしをつくりあう活動共同体-
杜人舎を拠点に、「土徳」に触れた仲間たちが集い、「これからのうつくしい暮らし」のための活動を行うコミュニティ事業。現在はpodcast番組を配信中、今後もeducational tourism、対話型ラボなど様々な活動を行っていく予定です。
富山の土徳について発信し、コミュニティの仲間を募っていくpodcast番組。水と匠とSocial Business Studio SIGNINGがホストとなり、様々なゲストを迎えながら人生を豊かにする美しさについて幅広く対話します。第1回目と第2回目は活動の概要について紹介、第3回目はROTH BART BARON 三船雅也を招き「自然との共生」「良いコミュニティの在り方」について語り合いました。声を通じて美しさを巡るメディア、ぜひご視聴ください。各社配信サイトと杜人舎webサイトから視聴可能です。
■施設概要
施設名 : 善徳寺 杜人舎
オープン日 : 2024年3月15日
所在地 : 富山県南砺市城端西上405 善徳寺内
客室数 : 全6室(最大収容人数13名)
カフェ、ギャラリー・ショップ、講堂
企画・プロデュース : 一般社団法人富山県西部観光社
協力 : 城端別院善徳寺、城端地区活性化協議会
運営 : 株式会社水と匠
設計デザイン : 株式会社浜田晶則建築設計事務所
施工 : 中越興業株式会社
民藝品監修 : となみ民藝協会
物件開発・資金調達サポート: quod, LLC
広報協力 : liil合同会社
URL : https://www.moritosha.jp
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善徳寺
【会社概要】
社名 : 株式会社水と匠
代表者 : 代表取締役社長 林口 砂里
所在地 : 〒933-0397 富山県高岡市内島3550
設立 : 2021年7月
事業内容: 富山県西部地区を中心とした旅行商品の開発・販売、
県内産品のリブランディングや開発や空き家の利活用まで、
域内外の関係者をつなぎながら、さまざまな事業を展開しています。
URL : https://mizutotakumi.jp/