3月14日は数学を楽しむ日
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「ホワイトデーだけじゃない!3月14日は数学を楽しむ日」ページ
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3月14日は数学を楽しむ日
■3月14日は数学を楽しむ日
「3月14日」と聞くと、「ホワイトデー」を思い浮かべる方が多いかもしれません。実は、3月14日は、数学にとっても特別な日で、世界中で数学を楽しむさまざまなイベントやアクティビティが行われます。たとえば、以下のような催しなどがあります。
(1)円周率の日
円周率を表すときに使われる数(近似値)が「3.14」であることから、3月14日を「円周率の日」として、いろいろな国でイベントが開かれます。たとえば、アメリカやイギリスなどでは、数学が好きな人から食べることが好きな人まで、さまざまな人が円周率の日にパイを食べて楽しみます。
(2)国際数学デー
2019年、ユネスコは総会で3月14日を「国際数学デー」(International Day of Mathematics〈IDM〉)と定めました。そのおもな目的は、数学がどこにでもあり、役に立ち、美しいものであると伝えること。さまざまな関連イベントが各地で開催されます。
(3)数学の日
3月14日は、日本では「数学の日」でもあります。当協会が、円周率の近似値3.14にちなみ、数学を生涯学習として子どもから大人まで楽しめるものに発展させたいという願いをこめて、1997年に3月14日を「数学の日」と制定しました。日付を決めるにあたって、日本全国の算数・数学ファンおよび数検受検者に「数学の日はいつがふさわしいか」というアンケートを実施したところ、さまざまな回答があがりました。そして、もっとも多かった3月14日を数学の日と制定することにしました。なお「3月14日」以外にも、次のような候補があがりました。
【「数学の日」の候補日】
●3月14日…円周率の近似値3.14から
●9月9日…かけ算の九九から
●11月1日…111という並びから
●1月11日…111という並びから
●4月5日…「数学」を中国語で読むと発音が「スーウー」で、同じ発音の「4(スー)」「5(ウー)」から
当協会は、算数・数学のメディアサイト「ひとふり」などを通じて、今後も広く国民のみなさまに算数・数学を学習する大切さや、楽しさを伝える普及啓発活動を推進してまいります。
◆「ひとふり」とは
「ひとふり」は、算数・数学を使った毎日の暮らしに役立つ情報を提供するメディアサイトです。毎日の生活をちょっと賢く、それでいてもっと楽しくなるように数学というスパイスを「ふりかける」ということから、「ひとふり」と名づけました。
算数・数学は、私たちの生活のなかにたくさんあふれています。しかし、ふだん、それらを意識している人はなかなかいないのではないでしょうか。「ひとふり」は、算数・数学を使った日々の暮らしに役立つ話題をお届けすることで、算数・数学をより身近に感じて興味・関心を促すことをめざします。
「ひとふり」では、おもに以下のようなコンテンツを定期的に公開しています。
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(1) ママ・パパお役立ち
算数・数学について、基本知識から楽しく学ぶコツまで解説します。
https://hitofuri.su-gaku.net/useful
(2) 数学×ライフハック!
算数・数学によって、毎日の生活をより豊かにするための話題を紹介します。
https://hitofuri.su-gaku.net/lifehack
(3) 身のまわりの数学
社会のなかで、算数・数学がどのような関わりがあるかを探ります。
https://hitofuri.su-gaku.net/math
【「数検」について】
実用数学技能検定「数検」(後援=文部科学省。対象:1~11級)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測り、論理構成力をみる記述式の検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。おもに、数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼びます。第1回を実施した1992年には5,500人だった年間志願者数は、2006年以降は30万人を超え、また、数検を実施する学校や教育機関も18,000団体を超え、公費での活用も広がっています。以来、累計志願者数は700万人を突破しており、いまや数学・算数に関する検定のスタンダードとして進学・就職に必須の検定となっています。
日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、インドネシア、タイなどでも実施され(累計志願者数は40,000人以上)、海外でも高い評価を得ています。※志願者数・実施校数はのべ数です。
【ビジネス数学検定について】(当協会の行うその他のおもな公益事業)
「ビジネス数学検定」は、ビジネスの現場で必要となる実用的な数学力・数学技能を測定する検定です。実務に即した数学力を5つの力(把握力・分析力・選択力・予測力・表現力)に分類し、ビジネスのシチュエーションを想定した問題で、これらの力の習熟度を測定します。インターネット上で受検できるWBT(Web Based Testing)方式を採用。2006年に第1回を実施し、現在では企業の採用試験や新人研修、管理職登用試験などに活用する事例も増加しています。
【データサイエンス数学ストラテジストについて】(当協会の行うその他のおもな公益事業)
「データサイエンス数学ストラテジスト」は、データサイエンスの基盤となる数学スキルとコンサルティング力を兼ね備えた専門家として認定する資格制度で、2021年9月に新設しました。資格試験は、中級と上級の2つの階級があり、5肢択一のIBT(Internet Based Testing)形式で行います。データサイエンスの基盤となる基礎的な数学(確率統計・線形代数・微分積分)と実践的な数学(機械学習系・アルゴリズム系・ビジネス系数学)の理解度・習熟度を測定します。
【法人概要】
法人名 : 公益財団法人 日本数学検定協会
所在地 : 〒110-0005 東京都台東区上野5-1-1 文昌堂ビル6階
理事長 : 高田 忍
会長 : 甘利 俊一
(帝京大学 先端総合研究機構 特任教授、
理化学研究所 栄誉研究員、東京大学名誉教授)
設立 : 1999年7月15日
事業内容: (1)数学に関する技能検定の実施、技能度の顕彰及びその証明書の発行
(2)ビジネスにおける数学の検定及び研修等の実施
(3)数学に関する出版物の刊行及び情報の提供
(4)数学の普及啓発に関する事業
(5)数学や学習数学に関する学術研究
(6)その他この法人の目的を達成するために必要な事業
URL : https://www.su-gaku.net/
※「数検」「数検/数学検定」「数検/Suken」は当協会に専用使用権が認められています。
※「ビジネス数学検定」は当協会の登録商標です。