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展覧会キービジュアル
プレオープン企画展示風景
場所:石川県金沢市広坂1丁目2-32 北山堂ビル2F
会期:2024年2月16日(金)-3月17日(日)
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■POOL SIDE GALLERYについて
九谷焼の伝統が根付く金沢と、現代アートの領域で活動するアーティストが融合し、新たな試みをスタートさせます。POOL SIDE GALLERYは2024年春、日本の伝統やアートシーンを牽引する都市である東京、大阪、京都、そして金沢を繋ぐ場として、新進気鋭のアーティストたちによる化学反応を観測する実験室として、金沢の地から現代アートを発信する場をオープンいたします。
今後の展開
各都市で活動する若手アーティストを金沢の地から発信し、キュレーターや批評家と協同して実験的な展覧会を行っていくだけでなく、金沢に根付く九谷焼の窯元と、若手アーティストたちとのコラボレーションを進めていきます。例えば、今後はアーティストがデザインやコンセプト等をディレクションし、地元の窯元による制作指導と協力のもと、九谷焼の技法を取り入れた作品を制作・販売していきます。
ミッション
現代アートは社会や文化の変化に敏感に反応し、既成概念を超えた手法で新しい価値観や問題意識を提起します。一方、九谷焼は日用の器から装飾品に至る日本の伝統工芸の一翼を担っており、色彩豊かな絵付けや独特なデザインが特徴です。九谷焼と現代アート、この2つの異なるジャンルを融合させることで、斬新かつ創造的な表現とユニークな作品が生まれる可能性が広がります。そして新たな文化的価値を創造し、日本の伝統と現代性を同時に楽しむことができるようになるでしょう。また、九谷焼を取り巻く環境は伝統を大切にする熟年世代以上が中心という現状から、次世代へつなぐ意識のもと、国内外の若い世代へ訴求していきます。
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展覧会キービジュアル
■5名の若手アーティストによるグループ展、「ALLOS and ERGON」について
ギャラリーのオープンに先がけ、金沢、東京、大阪、京都、各都市に所縁があり、現代アートシーンで注目を集める若手アーティストたちによるグループ展を開催いたします。参加作家は、磯村暖、沖見かれん、中田愛美里、國分莉佐子、吉田桃子の5名です。
展覧会タイトルの「ALLOS and ERGON」とは、「ERGON」はギリシャ語で「作品(の本質)」の意味を持ちますが、2つの語が合わさると「変わった-作用」という語句になり、所謂「アレルギー」の語源にもなっています。本展はタイトルの意味の通り、社会問題に向き合い、インスタレーションや彫刻など様々な表現を行いながら国内外で活動する磯村をはじめ、各々異なるテーマと技法で絵画表現に取り組む沖見かれん、國分莉佐子、吉田桃子、彫刻を用いて独自の物語を展開する中田愛美里に至るまで、新しい表現が一堂に会した時、互いにどう反応しあうのか、また、後世にどういった意味を引き起こすのか、鑑賞者の方々に訴えかけるメッセージとなっております。
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プレオープン企画展示風景
各作家プロフィール
磯村暖| Dan Isomura
1992年 東京都生まれ
2016年 東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻 卒業
2017年 ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校第2期 卒業
磯村は国内外の各地域へ赴き、生きる時代や社会によって変わってしまう人々の境遇やその文化のあり方に関する比較やリサーチを通して絵画やセメント彫刻、映像インスタレーション、時にパフォーマンスといった様々な表現を行う。クィアカルチャーや宗教表現、人類史にとどまらない様々な歴史の参照を感じさせる磯村の作品は、あらゆる社会に潜みうる画一性に問いを投げかけている。
近年の主な個展
2023年 「カ」EUKARYOTE 東京
2020年 「OFF THE SIDELINE」EUKARYOTE / 東京
「んがんたんぱ」銀座 蔦屋書店GINZA ATRIUM / 東京
近年の主なグループ展
2023年「山梨国際芸術祭 八ヶ岳アート・エコロジー2023」中村キース・ヘリング美術館(清春芸術村) / 山梨
2022年 「Phantasmapolis - 2021 Asian Art Biennial」国立台湾美術館 / 台湾
2021年 「紀南アートウィーク」川久ミュージアム / 和歌山
2020年 「都市は自然」セゾン現代美術館 / 長野
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磯村暖
沖見かれん| Karen Okimi
1991年 和歌山県生まれ
2023年 京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻修了
風景を起点とした「知覚した事実」について思考し、制作している。
近年の主な個展
2023年 「眼の先は島へ / 夏至、外縁」FINCH ARTS / 京都
2020年 「水平線について」ORIE ART GALLERY / 東京
近年の主なグループ展
2022年 「floating point」2kw gallery / 滋賀
2021年 「correspondances」GURA STUDIO GALLERY / 京都
2020年 「Rich Seasons III」ORIE ART GALLERY / 東京
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沖見かれん
中田愛美里|Emiri Nakada
1997年 東京都生まれ
2021年 東京藝術大学美術学部彫刻科 卒業
2023年 東京芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻 修了
プロのバレリーナを目指し舞台上で役を演じた経験をもとに、セラミック、CG / 映像を用いた作品を制作している。日常生活から感じられる演劇的な要素を、バレエや演劇の演目、童話などをベースとした物語に落とし込む。空洞なセラミックと人間たちを重ね合わせ、ひとの在り方を模索している。
近年の主な個展
2023年 「息継ぎの仕方」HIRO OKAMOTO / 東京
2022年 「lullaby」元映画館 / 東京
近年の主なグループ展
2023年 「Hatter’s Holiday Hop」銀座蔦屋書店 インフォメーションカウンター前 / 東京
「Street museum 2023」東京ミッドタウン / 東京
2022年 「CAF賞2022 入選作品展」代官山ヒルサイドフォーラム / 東京
「TOKYO MIDTOWN AWARD 2022 EXHIBITION」東京ミッドタウン / 東京
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中田愛美里
國分莉佐子|Risako Kokubu
1999年 東京都生まれ
2022年 東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻 卒業
2023年 東京芸術大学大学院美術研究科油画技法材料研究室修士課程 在籍
幼少期に経験した知覚体験から知覚・認知プロセスへの疑問を軸に絵画制作をしている。
近年の主な展示
2023年 「はたからみる」CASHI / 新宿眼科画廊 / 東京
2022年 「P.O.N.D.2022」PARCO MUSEUM TOKYO / 東京
「メランコリック日常」Artas Gallery / 福岡
2021年 「ストレンジャーによろしく」芸宿 / 金沢
「Remix」3331 Arts Chiyoda / 東京
2020年 「AS ABOVE SO BELOW」四谷未確認スタジオ / 東京
「EPIC PAINTERS Vol.7」The blank GALLERY / 東京
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國分莉佐子
吉田桃子| Momoko Yoshida
1989年 兵庫県生まれ
2014年 京都市立芸術大学美術学部美術科油画専攻 卒業
2016年 京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻 修了
不安定で不可知かつ未分化なイメージとしての若者に焦点をあて、浮かんだイメージを実際の動画撮影によって再現を試みることから始まる。舞台装置や登場人物を模した人形を作成、動画を撮影し、そのシーケンスから絵画の下絵となる1コマを切り出してから、他者と共有可能な絵画へと置き換えていく。それにより、実在する人間のみならず、バーチャルのアバター、アニメのキャラクターにも見えるようなハイブリッドな空気感を持つ若者の肖像を描き出している。
近年の主な個展
2023年 「Pure :p:p 」銀座蔦屋書店 インフォメーションカウンター前 / 東京
2022年 「Pit Lo Ssence 」myheirloom / 東京
近年の主なグループ展
2021年 「KYOTO ART LOUNGE EXHIBITION 表裏のバイパス」井大丸ブラックストレージ / 京都
「Slow Culture 」京都市立芸術大学ギャラリー @KCUA / 京都
2019年 「Kyoto Art for Tomorrow2019 」京都文化博物館 / 京都
2018年 「京芸 transmit program 2018 」京都市立芸術大学ギャラリー @KCUA / 京都
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吉田桃子
■開催概要
「ALLOS and ERGON」
参加作家:磯村暖、沖見かれん、國分莉佐子、中田愛美里、吉田桃子
会期 :2024年2月16日(金) - 3月17日(日)
会場 :石川県金沢市広坂1丁目2-32 北山堂ビル2F
営業日 :金・土・日曜日
営業時間:12:00~18:00
展覧会情報ページ
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