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リスクモンスターチャイナ、“利墨リスモン調べ”第一弾を発表 「中国における早期設立日系企業ランキング」 ~設立最速は大塚製薬、現地従業員数最多は矢崎総業の各子会社~



図表1 中国における日系企業の設立社数推移


図表2 中国における日系企業の総社数推移


図表3 設立時期が早い日系企業ランキング


図表4 早期設立日系企業のうち、現地従業員数多い企業ランキング

法人会員向けに与信管理クラウドサービスを提供するリスクモンスター株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:藤本 太一)の連結子会社である利墨(上海)商務信息咨詢有限公司(以下、「リスクモンスターチャイナ」。略称、「利墨」)は、“利墨リスモン調べ”第一弾として「中国における早期設立日系企業ランキング」調査結果を発表いたしました。

“利墨リスモン調べ”は、リスクモンスターチャイナが収集した中国日系企業データベースや中国の業界情報を基に、独自に調査・分析を行ったレポートです。中国日系企業データベースは、中国全土で登記されている日本企業出資の中国企業及びその傘下企業と、日本の親会社情報を紐づけた企業情報で構成されています。
今回、第一弾となる「中国における早期設立日系企業ランキング」は、現在も中国で存続している日系企業の中から、「設立時期が早い順」と「早期設立企業のうち現地従業員数が多い順」の2つの観点で上位10社の企業を調査したものです。

設立時期がもっとも早い企業は、1981年設立の『中国大冢製薬有限公司』になりました。中国大冢製薬有限公司は、大塚製薬株式会社が50%持ち株を保有する医薬品製造業です。以降、上位10社は1985年までに設立された企業で占めています。1978年の中国改革開放政策の導入以降、中国市場に可能性を見出して早期に進出を決断した企業であり、中国進出のパイオニアとみなすことができます。
また、1980年から1990年の間に設立した日系企業を早期設立とみなし、これら152社の中で現地従業員数が多い企業を調査したところ、1位は矢崎総業株式会社100%出資の自動車製造業『天津矢崎汽車配件有限公司』、『汕頭経済特区矢崎汽車部件有限公司』になりました。上位10社は、中国の経済成長とともに自社ビジネスを拡大し、現在も中国市場で成功を収めている企業と言えます。

リスクモンスターチャイナでは、中国本土において日系企業のビジネスを10年以上サポートしてきた実績や独自に収集した中国日系企業データベースを保有しています。これらを活用して最新の情報を発信するとともに、信用調査レポートやポートフォリオサービスなど企業の与信管理の効率化をサポートするサービスを提供しております。現在中国へ進出している、もしくは中国への進出を考えている日系企業の皆様に有用な情報・サービスを提供できるよう、今後も努めてまいります。

▼本調査結果の全文はリスクモンスターチャイナの掲載サイトでご覧いただけます。
https://www.rismon.com.cn/report2311/?utm_source=rm&utm_medium=press&utm_campaign=231109gtm


[調査結果] 一部抜粋
1978年の中国改革開放政策の導入以降、外国企業が徐々に中国市場へと足を踏み入れました。日本企業も同様に、この時期から中国でのビジネス展開を始めています。現在、上海などの大都市を歩けば、ユニクロやローソンといった日本企業の店舗が目に入ります。本調査では、どのような企業が中国進出の先駆けとなったかを分析しました。

下図グラフはリスクモンスターチャイナ独自の中国日系企業データベースを利用して、日系企業の年度別設立社数(図表1)と総社数(図表2)を集計した結果です。1980年から1990年までは緩やかな増加傾向にあったものの、年間50社未満の低水準で推移しました。大幅に増えはじめたのは1991年頃からであることが分かります。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/375180/LL_img_375180_1.png
図表1 中国における日系企業の設立社数推移
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/375180/LL_img_375180_2.png
図表2 中国における日系企業の総社数推移

図表3は今も中国で存続している日系企業の中から、設立時期が早い企業を順番に取り上げたものです。これらの企業は、中国市場に可能性を見出し、早期に進出を決断した企業であり、中国進出のパイオニアと言うことができます。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/375180/LL_img_375180_3.png
図表3 設立時期が早い日系企業ランキング

早期進出企業の一部は、中国の経済成長とともに自社のビジネスも拡大し、現在も中国市場で成功を収めています。図表4では、1980年から1990年の間に設立した日系企業を早期設立とみなし、これら152社の中で現地従業員数が多い企業順に並べました。

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/375180/LL_img_375180_4.png
図表4 早期設立日系企業のうち、現地従業員数多い企業ランキング

[実施概要]
・調査名称 : 中国における早期設立日系企業調査
・調査方法 : 中国における日系企業の法人登記情報に基づく
・調査対象決算期: 2023年3月末時点で開示されていた法人登記情報
・調査対象企業 : 中国全土で登記されている日本企業出資の中国企業及びその傘下企業
・調査対象企業数: 27,968社


■リスクモンスターチャイナの概要
2012年9月、上海にリスモングループ初の海外拠点として設立。中国に進出している日系企業向けに与信管理サービスを中心とした経営支援サービスを提供。その他にビジネスポータル事業、社員研修サービス、オフショアシステム開発など事業展開。2023年6月末時点で444会員の利用実績。
ホームページ: https://www2.rismon.com.cn/jp


■リスモンの概要(東京証券取引所スタンダード市場上場 証券コード:3768)
2000年より与信管理業務のアウトソーシング・クラウドサービス事業を開始以来、法人会員向けビジネスを要として、教育関連事業やビジネスポータル事業、BPOサービス事業、海外事業にサービス分野を拡大し、包括的な戦略で事業を展開。グループ法人会員数は、2023年6月末時点で13,864(内、与信管理サービス等7,290、ビジネスポータルサイト等3,102、教育事業等3,028、その他444)。

会社名 : リスクモンスター株式会社
(英名:Riskmonster.com)
代表者 : 代表取締役社長 藤本 太一
所在地 : 〒103-0027 東京都中央区日本橋2丁目16番5号 RMGビル
設立 : 2000年9月
資本金 : 1,188,168,391円(2022年7月末時点)
ホームページ: https://www.riskmonster.co.jp/
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