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「第28回国際個別化医療学会学術集会」を10月9日に東京・一ツ橋 学術総合センターで開催 ~メインテーマは循環器領域における個別化医療の実践~



過去の学術集会開催の様子


過去の学術集会企業展示の様子

一般社団法人国際個別化医療学会(事務局:東京都千代田区、理事長:阿部 博幸)は、2023年10月9日(月・祝)、東京都千代田区一ツ橋 学術総合センターにおきまして、第28回国際個別化医療学会学術集会(会頭:竹内 靖夫 東京女子医科大学元教授・西新井ハートセントラルクリニック)を開催いたします。そのプログラム内容や登壇者など、講演詳細が決定いたしました。現在、参加登録を受付中であり、「早期参加登録割引制度」が適用される事前登録の期限は2023年9月29日(金)までとなっております。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/358657/LL_img_358657_1.jpg
過去の学術集会開催の様子

▼第28回国際個別化医療学会学術集会
http://www.is-pm.org/ispm28/


【「第28回国際個別化医療学会学術集会」テーマ】
<循環器領域における個別化医療の実践~心不全パンデミックをどう回避するか?>
心不全は一旦発症すると増悪を繰り返しながら進行し、現段階では治癒することが難しく死亡に至る予後不良の疾患です。高齢化が進む日本において、心不全の患者数は増加の一途をたどり、2030年には130万人を超えると推計されています。このような高齢心不全患者が激増する状況は「心不全パンデミック」と呼ばれ、医療体制の逼迫・疲弊が危惧されており、医療上のみならず医療経済的にも社会問題となっております。
個々人のゲノム情報に基づいた診断・治療、発症予測、予防等を行う個別化医療*は、世界的潮流となりがん領域を中心に進展してきました。現在、我が国の全がん5年生存率は68.9%(※1)と改善傾向は明らかで、がんが不治の病であるという考えは過去のものとなりつつあります。一方で、心不全の4年生存率は55.7%(※2)と、予後はがんより悪い状況です。
本学術集会は、メインテーマを「循環器領域における個別化医療の実践」とし多彩なプログラムを用意しています。急増する心不全患者を前に、「心不全パンデミック」をどのように回避していくのか、循環器疾患の個別化医療研究の課題や取組みについて考えていきます。


【ディスカッション「腫瘍循環器学の最前線」~多角的視点の重要性を学ぶ】
今世紀に入り、急速に進んだ医療技術や薬剤の発展は、さまざまな疾患の克服に貢献してきました。一方で、その恩恵を受けるべき患者さんの副作用を複雑にし、受診すべき診療科が多岐にわたる事態をもたらしていることも事実です。まさに医療連携が不可欠な時代となってきました。
最終のディスカッションでは、腫瘍循環器学の最前線をテーマに展開します。がんの生存率は改善傾向にありますが、抗がん剤の心毒性、腎毒性がクローズアップされております。腫瘍循環器学の最新の知見、医療現場での取組みについて学んでいきます。

*個別化医療(パーソナライズド・メディシン)
ゲノムや分子情報などバイオテクノロジーに基づいた患者の個別診断と、治療に影響を及ぼすあらゆる環境要因(仕事、生活習慣、ライフスタイル、人生観など)を考慮に入れた上で、個々人に最適な治療法や予防策を確立し提供する医療。個別化医療の推進により、従来の平均化された患者にデザインされた画一的な医療から、個々人に最適で安全な、患者中心医療へのパラダイムシフトがもたらされています。

※1 2021年全国がんセンター協議会調査
https://www.zengankyo.ncc.go.jp/etc/
※2 Ide T.et al.: Circ J. 85(9):1438-1450,2021


【早期参加登録割引制度】
2023年9月29日(金)までに参加申込をして入金をされた会員・非会員の方は、参加費より2,000円割引で、学生の方は1,000円割引でご参加いただけます。

会員 :8,000円(通常10,000円)
非会員:10,000円(通常12,000円)
学生 :2,000円(通常3,000円)


【開催概要】
■日時: 2023年10月9日(月・祝) 10:00~17:30(受付開始 9:30)
※終了後の情報交換会は17:30~現地にて開催予定。
■場所: ※現地開催となります。
学術総合センター 中会議場
https://www.hit-u.ac.jp/hall/accessjp.html
東京都千代田区一ツ橋2-1-2 学術総合センター2F

<プログラム>
●会頭指名講演:循環器疾患はつまるところ心不全
演者:重城 健太郎(埼玉医科大学総合医療センター 心臓内科)

●教育講演1:個別化医療時代におけるHFpEF診療の今と未来
演者:夜久 英憲(ノースウェスタン大学 循環器内科)

●教育講演2:ゲノム・オミックス解析による循環器疾患のPrecision medicine
演者:野村 征太郎(東京大学医学部附属病院 循環器内科)

●教育講演3:生活習慣病・老化関連疾患に対するワクチン開発
演者:中神 啓徳(大阪大学大学院医学系研究科 健康発達医学)

●ディスカッション“腫瘍循環器学の最前線”
講演
1. 腫瘍循環器学のアンメットメディカルニーズをいかにして基礎研究に落とし込み、臨床開発につなげていくか」
演者:野中 美希(東京慈恵会医科大学 疼痛制御研究講座)
2. がん治療関連心機能障害の研究と臨床の現状
演者:前嶋 康浩(東京医科歯科大学大学院医歯科総合研究科 循環制御内科学)
3. 「腫瘍循環器学における各科連携の重要性」(仮)
演者:宮崎 彩記子(順天堂大学附属順天堂医院 循環器内科)


<ディスカッション>
パネリスト:野中 美希
(東京慈恵会医科大学 疼痛制御研究講座)
前嶋 康浩
(東京医科歯科大学大学院医歯科総合研究科 循環制御内科学)
宮崎 彩記子
(順天堂大学附属順天堂医院 循環器内科)

<参加登録方法>
参加申込書をご記入の上、FAX通信またはE-mailへの添付にてお申込みください。
FAX : 03-5212-5641
E-mail : info@is-pm.org
参加申込書: http://www.is-pm.org/ispm28/doc/entry.pdf

上記の他、ランチョンセミナー、企業展示などを予定しております。

本学会は今後も積極的に個別化医療の普及活動に取り組んでまいります。学会員・非学会員を問わず多くの方々のご参加をお待ちしております。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/358657/LL_img_358657_2.jpg
過去の学術集会企業展示の様子

【国際個別化医療学会】
「個々人に最適な医療」を標榜し1999年に日本で設立以来、東京や北京、沖縄などで国際的な学術集会の開催を重ね、今回で28回を数える。バイオテクノロジーやゲノムに基づいた患者の個別診断と治療に影響を及ぼすであろうあらゆる要因を考慮に入れた上で、個々人に最適な医療を提供するパーソナライズド・メディシンの実現にむけて、研究の促進、成果や技術の共有、あらゆる分野での交流および普及を図っている。

学会名: 一般社団法人国際個別化医療学会
所在地: 〒102-0073 東京都千代田区九段北1-10-9-B1
設立 : 1999年
理事長: 阿部 博幸
URL : http://www.is-pm.org/
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