風の地図 イメージ(出典:https://www.env.go.jp/press/15204.html)
SAMRAI観測データの 洋上風力発電事業への利用イメージ(提供:JAXA)
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SAMRAI観測データの 洋上風力発電事業への利用イメージ(提供:JAXA)
JAXAの「SAMRAI」は、従来にはない超広帯域での電波スペクトルの観測を可能とし、雲や雨など天候の影響を受けずに精度の高い海上風速を観測することができます。現在は、航空機搭載による技術開発・検証を実施しており、2026年度に衛星へ搭載した実証機を打ち上げることを目指して研究開発を進めています。
GPIは、地域の資産や強みとなるようなエネルギーづくりを加速すべく、日本最大規模の陸上風力発電所や、石狩湾新港での洋上風力発電所の開発など、最新技術を活用し風力発電の普及拡大を推進しています。また、JAXAは、洋上風力・気象防災・漁業といった様々な分野の事業者に対して「SAMRAI」の観測データの提供と社会実装を目指しています。
GPIとJAXAは、日本初となる「風の地図」を活かしてエネルギー自給率向上に欠かすことができない風力発電事業の普及拡大を推進し、温室効果ガスの削減を目指す政府方針の下、洋上風力発電の主力電源化、日本のエネルギー安全保障を目指した活動に努めてまいります。
(*)「SAMRAI」の詳細は、 https://samrai-jaxa.jp/symposium2022/ をご参照ください。