新しいVALUE KITの画面例
以前のVALUE KITの画面例
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/346385/LL_img_346385_1.png
新しいVALUE KITの画面例
VALUE KIT: https://cyberwave.jp/products/
【1.「VALUE KIT ver.2」の機能強化ポイント】
・Ruby on Rails7を導入したことで画面の表示速度が向上
・UI(ユーザーインターフェース)を刷新し、直観的に使える管理画面に
【2.背景】
■画面表示速度の向上
サイバーウェーブは経営方針として「ユーザーファースト」を掲げ、ユーザーが使いやすいシステムの開発を目指してきました。これまでもVALUE KITの機能向上につとめてきましたが、画面の表示まで時間がかかるという課題があり、さらに速度改善できないか模索してきました。
そんな折、Ruby on Railsが7へとアップデートされました。Ruby on Rails7の特徴の1つは素早い画面表示を含めた全体の高速化です。VALUE KITにもRuby on Rails7を導入すれば、画面の表示速度を向上できます。
そこでサイバーウェーブでは、IT業界でもいち早くRuby on Rails7を導入しました。これまでRuby on Rails5で運用していたVALUE KITをバージョンアップさせ、Ruby on Rails7の機能をベースにした「VALUE KIT ver.2」をリリースしました。
今回のバージョンアップでは「Ruby on Rails7の設計思想にできるかぎり則ること」を目指しました。Ruby on Railsが目指す方向に沿ってVALUE KITを構築することで、Ruby on Railsの今後のアップデートに継続してすばやく対応できるようにするためです。
バージョンアップ前は、画面が表示されるまでに4~9秒ほど必要になっていました。しかしRuby on Rails7を導入したことで500ミリ秒~1秒の時間で表示できるようになり、格段にユーザーの使いやすさが向上しました。
今回のVALUE KITのバージョンアップは、Ruby on Rails7のアップデート(2021年12月16日)から1年もたたずに成功させることができました。挑戦的な試みに早期から着手できた理由は、VALUE KITの設計思想にあります。
VALUE KITは、すべての開発プロジェクトの雛形となる「原本」と、それぞれのお客様ごとにカスタマイズした「コピー」を分離しています。原本の改修をしても、お客様ごとに実稼働しているコピーのVALUE KITへは影響を与えないようになっているため、難易度の高いバージョンアップにも安全に取り組むことができます。
■使いやすい画面設計
また、Ruby on Rails7の導入に合わせてVALUE KIT が提供する管理画面のデザインをユーザーにとってわかりやすいようにリニューアルしました。
バージョンアップ前は、画面をスクロールしなければサイトの公開ボタンが押せないなど、使いにくい画面構成になっていました。
バージョンアップ後は、更新ボタンを画面上部においたり、ファイルをすぐにアップロードできるようにするなどの工夫をすることで、直感的に使えるUIになりました。
また、管理画面のカスタマイズの自由度を広げ、お客様に合った画面で操作できるようになりました。
【3.今後の展開】
VALUE KITの次期バージョンでは、自動テストをさらに拡充することで、より安定した品質を実現する予定です。VALUE KITの部品の拡充やご依頼いただくプロジェクトが大型化していることから、システムの品質を高めるために、自動テストをさらに充実させます。
サイバーウェーブは、今後もシステムのあるべき姿を追求し、お客様のビジネスに貢献できるようつとめてまいります。
■会社概要
商号 : サイバーウェーブ株式会社
代表者 : 代表取締役 梨木 繁幸
所在地 : 〒162-0802 東京都新宿区改代町27番地 佐藤ビル1F・2F
設立 : 1999年7月
事業内容: システム開発
資本金 : 4,850万円
URL : https://cyberwave.jp/