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U-25で脳を損傷!その後のリアル ~キャリア形成、人生を生き抜く知恵~公開シンポジウム U-25 脳損傷者のリアルはちょっと違う!未来は悪くなかった



早野満紀子さん


松川力也さん


島本昌浩さん


ゲストの小川信一さん

NPO法人Reジョブ大阪は、公開シンポジウム「U-25 脳損傷者のリアルはちょっと違う!未来は悪くなかった」を2月18日(土)14:00~16:30に開催します。

脳卒中や頭部外傷はある日突然、その人の当たり前の生活を奪います。治療で命を取り留めたとしても、多くの人は後遺症がのこります、その後遺症の一つである「失語症」「高次脳機能障害」は、身体の麻痺と違って見た目でわかりません。医療や福祉の現場でも理解が進んでいません。しかし、この障害は、コミュニケーションが難しくなる、学習が困難になる、仕事がうまくはかどらないなど、社会参加に影響を及ぼします。
NPO法人Reジョブ大阪では、この失語症や高次脳機能障害のように、あまり実態を知られていない脳損傷後の後遺障害についての社会認知を高めるため、毎月2名、働く場に戻った当事者をインタビューし、就労やその後の生活を乗り越えてきた知恵と工夫についてまとめ、『脳に何かがあったとき』というタイトルで冊子を刊行してきました。
このたび、その際ヒアリング協力をしてくださった25歳以下に発症した当事者3名と、当法人代表で言語聴覚士の西村紀子による公開シンポジウムを開催します。

「若い時に発症とはかわいそう」「もう元通りの人生はない、これからのキャリアをどうするのか?」という同情や心配の声、または反対に「若いから回復しやすいよね」という安易な考え、そうした世間の多くの印象や親しい人の反応と、本人が感じたことや経験したことにギャップはないのか?
「未来は悪くなかった」と語る当事者のリアルを語ります。こうした当事者の声にこそ、医療や福祉の現場で知られていない知恵と工夫があり、同じ障害がある人や家族や支援者にも役立つヒントがあります。
そして、ある日突然、当たり前の生活が奪われた不条理を乗り越えてきた当事者の語る言葉は、障害当事者や家族や支援職に役立つヒントがあるだけでなく、むしろ健常者にも多くの示唆を与えるものです。


◆公開シンポジウム登壇者
(1)早野満紀子
愛知県名古屋市在住。不動産会社に転職後、半年経過したころ緊張型頭痛がひどく受診。「記念に撮った」CTで脳動脈瘤が見つかる。手術後、失語症、高次脳機能障害が残る。リハビリ病院を退院後、通院しながらリハビリを継続。その時、壁に貼ってあった「若い失語症者のつどい」の新聞記事を見つけ、同じ障害の人がいると前向きに。スーパーでアルバイトをしながら、この障害を知ってもらうため、ミスコンテストに挑戦。その後はエージェント会社に登録し、就職活動に専念。自分の症状について書いた「私のトリセツ」を作り、障害者雇用で就職、今に至る。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/345158/LL_img_345158_1.jpg
早野満紀子さん

(2)松川力也
福島県と東京都の2拠点で生活。14歳の時に脳動静脈奇形による脳出血を発症し、左半身まひと、高次脳機能障害が残る。状態が安定したあとは、リハビリ病院から通学をする。障害がある人の就職状況を調べつくした結果、言語聴覚士を目指す。病気によって低下した脳機能を補う工夫を駆使し、国家試験に合格。言語聴覚士として病院に勤務したのち、就労継続支援事業所に転職。当事者セラピストである小林純也氏が主催する「脳フェス」で活動を始める。2022年にはクラウドファンディングで資金調達し、一般社団tsunagariを設立。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/345158/LL_img_345158_2.jpg
松川力也さん

(3)島本昌浩
兵庫県在住。資格スクールの講師として勤務。約半年後、脳動静脈奇形による脳出血を発症。左半身まひと高次脳機能障害が残る。10年以上に及ぶリハビリを含めた闘病生活の期間に、障害があっても現実的にできることを考え、行政書士資格など各種資格を取得、35歳で行政書士として独立開業。同時に、看護学校で講師をした経験から、「バリアフリーチャレンジ」という情報発信の活動を開始。その後、一般就労を考え、就労継続支援A型事業所での勤務と職業訓練の後、外資系企業、市役所での契約勤務を経験。現在2度目の職業訓練及び転職活動に再チャレンジ中。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/345158/LL_img_345158_3.jpg
島本昌浩さん

◆プログラム
1. 公開インタビュー(収録動画配信) 約15分×3人
2. 事例検討会(リアルタイム) 60分
3. 質疑応答 30分(※当日参加すると直接質問が可能です)
ご本人の過去から現在までの経験、そこから得た知恵や考え、またこれからの未来に向けての思いについて、各自が語ります。その後、「若年発症のリアル」をテーマに、どのように障害とついてディスカッションを行い、最後に参加者の皆さまからの質問にお答えします。

発症から37年の特別ゲスト:小川伸一も登場予定。
茨城県在住。高校生、クラブ活動の事故で受傷。記憶障害、失語症などが残る。
診断もされず、自助努力で人生を生きてきた。現在、自身の経験を積極的に発信。
自身で制作したフォトブックが好評。

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/345158/LL_img_345158_4.jpg
ゲストの小川信一さん

◆開催概要
イベント名 : U-25で脳を損傷! その後のリアル キャリア形成
人生を生き抜く知恵 公開シンポジウム
開催日時 : 2月18日(土)14:00~16:30
料金 : Peatix セミナー参加券 ¥2,000
参加方法 :オンライン開催(Zoom使用)
主催 : NPO法人Reジョブ大阪
申込方法 : https://rejobtalk3.peatix.com/view
公式サイト : https://re-job-osaka.org/


◆問合せ
NPO法人Reジョブ大阪
MAIL: npo.rejobosaka@gmail.com
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