図1.ESS AdminONEの特長
図2.ESS AdminONEの管理対象システム(一部抜粋)
新オプションにより、MySQL、AIX、HP-UX、ネットワーク機器のパスワード変更処理に対応し、幅広いシステムをより統合的に管理することが可能になります。オプションを適用することで、AdminONEサーバー本体をバージョンアップすることなく、パスワード変更処理の対象システムを拡充することができます。
■ESS AdminONEとは
ESS AdminONEは、2021年3月に販売を開始いたしました次世代型特権ID管理ソフトウェアです。
ゼロトラストを前提とし、さまざまなシステムの特権IDを一元的に管理することで、内外のセキュリティ脅威からシステムを守り、システム運用の安全と安定稼働を実現します。
2021年11月にESS AdminONE V1.1をリリースし機能強化、その後も各種外部モジュールオプションを提供し、2022年3月時点で50を超えるプロジェクトにご採用いただき、多くのお客様からご支持いただいております。
> ESS AdminONE製品概要ページ: https://www.et-x.jp/product/adminone/
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/336433/LL_img_336433_1.png
図1.ESS AdminONEの特長
■パスワード変更オプションを拡充し、さまざまなシステムをより統合的に管理
ESS AdminONEは、各種オプションを追加することで、より高いレベルで対象システムの特権IDを管理することが可能な汎用インターフェイスを装備しています。これまで、AWS IAMユーザーやMicrosoft Azure ADアカウント、Oracle Database、PostgreSQLデータベースのパスワードを管理するオプションを提供してまいりました。今回、さらに以下オプションの販売を開始いたします。
> MySQLパスワード変更オプション
MySQLの管理用アカウントの定期パスワード変更や、使用が許可された期間のみ有効なパスワードを払い出すことができるオプションです。MySQL 5.1, 5.5, 5.6, 5.7, 8.0と幅広いバージョンに対応します。
> SSH接続システムパスワード変更オプション
UNIX/Linux、ネットワーク機器などSSHで接続して管理作業を行うシステムに対して、定期パスワード変更や、使用が許可された期間のみ有効なパスワードを払い出すことができるオプションです。2021年11月の本オプション販売開始時点ではSolaris OSに対応しておりましたが、AIX、HP-UXにも対応可能となりました。コマンドシーケンス(※1)は予め設定された状態となっており、設定の追加や変更を行うことなく、そのまま利用可能なモジュールとしてご提供します。AIXは6.1, 7.1, 7.2のバージョンに、HP-UXは11i v3のバージョンに対応します。
また、システムの種別に合わせて、お客様自身でコマンドシーケンスを独自に設定いただくことで、CiscoやJuniperなどのネットワーク機器(※2)や、IoT機器、アプライアンス機器などさまざまなSSH接続システムを汎用的かつ高いレベルで管理することができます。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/336433/LL_img_336433_2.png
図2.ESS AdminONEの管理対象システム(一部抜粋)
■ESS AdminONEの各種オプションのご利用メリット
> 特権IDをセキュアかつ統合的に管理
ESS AdminONEは、製品の標準機能で多様なシステムに対してユーザーにパスワードを開示せずにアクセスを可能にする「パスワードレスアクセス」を実現できるため、特権IDを適切に管理いただけます。パスワード変更オプションを適用することで、パスワードレスアクセスとパスワード定期変更を組み合わせたセキュアな特権ID管理を実現することが可能です。
また、パスワードレスアクセスで運用するケースだけでなく、パスワード通知方式による特権ID貸与の運用もご選択可能になります。
> AdminONEサーバーのバージョンアップは不要
本オプションはAdminONEサーバー本体とは切り離されており、オプションを追加配置するだけで、各システムのパスワード変更が可能となります。AdminONEサーバー本体をバージョンアップすることなくパスワード変更処理の対象システムを拡充することが可能です。
■販売開始日
2022年11月29日(火)
■販売価格
各オプションにつき
永久ライセンス価格 20万円(年間保守サービス費用が別途発生)
年間ライセンス価格 10.5万円(年間保守サービス費用を含む)
当社は、ESS AdminONE及び外部モジュールオプションをご提供することで、多様なシステムの特権IDをセキュアかつ一元的に管理し、お客様のシステムの安全と安定稼働をご支援いたします。
今後もより多くのお客様の課題解決を目指し、ESS AdminONEの機能強化に邁進してまいります。
■当社について
2002年に創業。金融、公共、通信などの社会インフラの一端を担う大規模システム運用管理及び運用統制を実現するソフトウェアの開発・販売を手掛けています。システム証跡監査ツール12年連続市場シェア1位(※3)を獲得している「ESS REC」をはじめ、当社ソフトウェアは多くのお客様に採用されています。
名称 : エンカレッジ・テクノロジ株式会社
(東証スタンダード市場:3682)
代表者の役職・氏名: 代表取締役社長 石井 進也
本社 : 東京都中央区日本橋浜町3-3-2 トルナーレ日本橋浜町7F
URL : https://www.et-x.jp/
事業内容 : 金融、公共、通信などの社会インフラを担う
ITシステムの運用と統制強化を支援する
ソフトウェアを開発・販売。
12年連続市場シェア1位(※3)を獲得する
ESS RECを含め累計での採用企業数は約700社。
(2022年9月末現在)
資本金 : 5億738万円(2022年9月末)
設立年月日 : 2002年11月1日
※1 コマンドシーケンス:
パスワード変更を行うための一連の命令文を指します。SSH接続システムパスワード変更オプションは、対象システムごとにコマンドシーケンスが予め設定されており、UNIX、Linux、ネットワーク機器、IoT機器などさまざまなSSH接続システムのパスワード管理が可能になります。
※2 Ciscoなどネットワーク機器を管理する際はAdminONEサーバーにパッチを適用する必要がございます。また、SSH接続システムには、管理するための前提条件があり、前提条件を満たせないネットワーク機器などは独自定義を行っても管理できない場合もございます。
※3 出典:情報セキュリティソリューション市場の現状と将来展望 2010
同2011、2012、2013、2014、2015、2016、2017【内部漏洩防止ソリューション編】
株式会社ミック経済研究所(現:デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社)
サイバーセキュリティソリューション市場の現状と将来展望 2018年版 同2019年版【ガバナンス&監査編】
株式会社ミック経済研究所(現:デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社)
内部脅威対策ソリューション市場の現状と将来展望 2020年度 同2021年度版
【サイバーセキュリティソリューション市場17版目】
デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社
https://mic-r.co.jp/mr/02250/
※文中に記載されている会社名、製品名、サービス名は各社の登録商標または商標です。