メインビジュアル「劇場の構想」
入口ゲートをくぐれば、そこはもう”わちふぃーるど”の世界
段ボールアート作品の巨大な「お祭り広場」では、プロジェクションマッピングで空が変化します
奥の扉をノックすると...向こう側から声が聞こえてきます
山口県周南市美術博物館にて、2022年7月1日(金)〜2022年9月4日(日)の期間、「ダヤンと不思議な劇場 池田あきこ原画展」を開催中です。
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メインビジュアル「劇場の構想」
「ダヤンと不思議な劇場 池田あきこ原画展」概要
■会期
2022年7月1日(金)〜2022年9月4日(日)
■会場
山口県周南市美術博物館(山口県周南市花畠町10-16)
■時間
9:30〜17:00 ※入館は16:30まで
■休館日
月曜日 ※ただし、7月18日(月・祝)開館、翌19日(火)休館
■観覧料
一般:1,000円(800円)
大学生:800円(600円)※()内は前売および20名以上の団体
18歳以下無料
猫のダヤン35周年 ダヤンと不思議な劇場 池田あきこ原画展 公式ウェブサイト : http://www.nekono-dayan.com/
ダヤンたちの暮らす“わちふぃーるど”の世界観を体感!
作家・池田あきこが創り出す“わちふぃーるど”は、動物たちや妖精、魔女が暮らす不思議な世界。“わちふぃーるど”では、動物たちは立って歩き、言葉を話します。また、料理をしたり、四季折々のお祭りを楽しんだり、歌を歌ったり、ダンスをしたりと、ゆったりとした時間の流れの中で、昔ながらの慣習を大切にして暮らしています。
今回の展覧会は、「劇場」がテーマ。この構想がうまれたのは、池田さんがスペインに長く滞在していた時のことだそうです。バルセロナのカルターニャ音楽堂やダリ劇場美術館などでインスピレーションを得て、展示会場を劇場空間に見立てることを思いついたそうです。そして、段ボールでできた巨大な立体作品や革でつくられたジオラマができあがったのです。伝統的なパペット人形(ギニョール)が作られているフランス・リヨンで、ダヤンとマーシィのギニョールも制作されました。
メイン作品「劇場の構想」には、カルターニャ音楽堂を思わせるようなステンドグラスがダヤンの背景に描かれ、楽しい仕掛けで見る人をワクワクさせたいという池田さんの展覧会への想いを代弁するかのように、構想を練るモプサとダヤンの姿が描かれています。
劇場空間に見立てて「お話の劇場」「お菓子の劇場」「街の劇場」「森の劇場」といった構成で、初期からの絵本作品や歴代BABYダヤンなどの原画だけでなく、段ボールで制作された巨大な作品とプロジェクションマッピング、ジオラマなど臨場感あふれる展示となっています。
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入口ゲートをくぐれば、そこはもう”わちふぃーるど”の世界
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段ボールアート作品の巨大な「お祭り広場」では、プロジェクションマッピングで空が変化します
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奥の扉をノックすると...向こう側から声が聞こえてきます
オープニングイベントとトーク&サイン会の開催
開催初日である7月1日(金)には、報道向けのオープニングイベントや周南市文化会館で池田あきこによるトーク&サイン会が行われました。当日は、作品に対する思いや完成までの流れなどのお話を伺うことができ、たくさんのファンの方で賑わっていました。
トーク&サイン会は9月4日(日)にも開催予定です。
【9月4日イベント情報】 池田あきこ氏トーク&サイン会(事前申し込み必要)
日時: 9月4日(日)11:00〜 (定員:80名)
会場:周南市文化会館 3階展示室
申込み方法:往復ハガキに①住所、②氏名、③電話番号、④希望日時を明記して、美術博物館までお送りください。(8月25日必着)
※詳細は美術博物館HPをご覧ください。
周南市美術博物館 : http://s-bunka.jp/bihaku/
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テープカットの様子
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トークショーの様子
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絵本やバックなどのダヤングッズへサインしていました
【作家プロフィール】
池田 あきこ(いけだ あきこ)
1950年、東京都吉祥寺生まれ。1976年、革工房「わちふぃーるど」創設。1983年には、自由が丘本店のシンボルとしてダヤンを描く。1987年より“わちふぃーるど”を舞台にした猫のダヤンの物語を書きはじめ、多くの絵本や長編物語を出版。旅をイラストとエッセイでつづったスケッチ紀行のシリーズや教科書の挿絵なども手がけ、幅広く活躍。
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「革ジオラマ・フォーンの森のファニィたち」作品解説の様子